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カテゴリ:BPR / FIA GT
国際規定や他国との整合性なんぞまったく無視して、ある意味客受け良けりゃすべて良し的に
独自進化を続けるスーパーGTとは真逆に、世界統括団体(FIA)とコンセンサスを取りながら いわば二人三脚で歩を進めるGT-Rも存在する。 エブロ1/43 日産GT-R GT1 #35 ミハエル・クルム/ダレン・ターナー 世界を転戦するGTカーの頂点レースであるFIA-GT選手権。 スーパーGTがあるおかげか、日本ではモタスポ誌でもまったく無視のこのシリーズ。 (まぁ日本車がまったく出てないんだから、何のアクションもないのは致しかたないか) 仮にも「GT」を名乗るならば出ないでか!と意気込んだのかどうかは知らんが、 昨年、なんの前触れもなしに殴りこむことを表明した日産。 しかし件の選手権は、過去の失政失策を踏まえてメーカー参戦を禁じているために、 本来はどこぞのプライベーターにクルマを売って出走してもらうのがスジ。 しかして、海千山千のプライベーターがいきなり海のものとも山のものともわからない 極東の島国のクルマなんか買うわきゃない。 そこで、たとえ優勝しようが表彰台に昇ろうがまったくのノーギャラでいることを条件に、 唯一メーカーとして参戦する権利を得たとゆー経緯。 シリーズ全9戦のうち、シルバーストン・オッシャースレーベン・スパそしてゾルダーの 4戦にスポット的に参戦したなかのデビュー戦シルバーストンでの雄姿(?)を、 既に漆黒テストカーを発売しているエブロがモデル化。 しかし五月晴れのシルバーストンにその姿をあらわした日産GT-R GT1は、 クラス最下位の予選11位からスタートし、直上順位のフォードGTを抜き去り8位まで上がった 28周目にリアサスペンションにトラブル発生にて、その日のリタイア2号となった。 まぁ事前に6000km走破しようが、いざレースとなればデビューマシンのリザルトなんて 実際のところこんなもんなんだろーな。 カーボン素地むき出しマシンが出た時点で、本戦仕様発売は既定路線。 むしろ、間に本戦カラーにホモロゲなしのヘンテコプレゼン仕様が出たことがサプライズだったが ありゃあFIAの認可が出る前に勝手に作っちゃったフライング品、後になってフェルディナント エレファントに転用されたポルシェティーガーと同じだな(例えが判りにくいか)笑 ただ、ヘンテコプレゼンの時にも感じたが、漆黒モデルに比べると若干ファットに見えて イマイチ速さを感じないんだよねー(^^ゞ サイドウィンドウの窓枠も部分的に塗ってねーからリアクォーターとツライチになってねーし。 ちょっとマスキングして塗らないとダメか? って、昨日もそんなこと言ってなかったか? ま~気にしすぎっちゃあそれまでだけど、いまひとつスーパーGTに比べて力抜けてんよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.07.30 01:32:06
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