2486989 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

山田維史の遊卵画廊

山田維史の遊卵画廊

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

☆Tadami Yamada's Paintings 新アダムとイヴの誕生


☆Tadami Yamada's Paintings 新アダムとイヴの誕生2


☆Tadami Yamada's Paintings 無量寿経シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings「私は美しい」シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings りんご充満空間シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings 花のマスクシリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings 回 顧 展 part 1


☆Tadami Yamada's Paintings 回 顧 展 part 2


☆Tadami Yamada's DRAWINGS 1


☆Tadami Yamada's DRAWINGS 2


☆Tadami Yamada's DRAWINGS 3


☆Tadami Yamada's 小さな絵日記より


☆Tadami Yamada's Still Life:静物画(1)


☆Tadami Yamada's Japanese style:「和」


☆Tadami Yamada's 素描(1)野菜シリーズ


☆Tadami Yamada's 素描(2)貝殻シリーズ


☆Tadami Yamada's 素描(3)はんなりシリーズ


☆Tadami Yamada's 素描(4)人形シリーズ


☆Tadami Yamada's Paintings 回顧展Part3


☆Tadami Yamada's Paintings 回顧展Part4


☆ディクスン・カーの為のブックカヴァー


part 2  早川書房版


☆Tadami Yamada's Poetry 詩画集「遊卵飛行」


☆Tadami Yamada's Works: ブック・カヴァー選集


☆Tadami Yamada's イギリス・ミステリ傑作選カバー


☆Tadami Yamada's サンリオSF文庫他


☆Tadami Yamada's 光瀬龍、宇能鴻一郎、泡坂妻夫、志水辰夫他カバー


☆Tadami Yamada's ハヤカワ・ノヴェルズ、他


☆Tadami Yamada's 絵のない装丁


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書


☆Tadami Yamada's Illusto., Part1『闇の国の子供』


☆Tadami Yamada's『妖怪博士ジョン・サイレンス』


☆Tadami Yamada's Part3『プラネタリウム』


☆Tadami Yamada's Part4『世の終わりのイヴ』


☆Tadami Yamada's Part5『洪水伝説』他


☆Tadami Yamada's Part6 児童書その他の挿画


☆Tadami Yamada's Part7 『心霊術入門』その他


☆Tadami Yamada's Part8『別冊宝島仕事の本』


☆Tadami Yamada's Part9 初期雑誌挿画


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書『ジャンビー』挿画


☆Tadami Yamada's ドラキュラ叢書『幽霊狩人カーナッキ』


Tadami Yamada's monochrome cuts -#1


Tadami Yamada's monochrome cuts -#2


■Yamada's Article(1)卵形の象徴と図像


■Yamada's Article(2)ユングの風景画


■Yamada's Article(3)画家ムンクの去勢不安


■Yamada's Article(4)夢幻能と白山信仰


■Yamada's Article (5) 城と牢獄の論理構造


■Yamada's Article(6)ムンク『叫び』の設計と無意識


■Yamada's Article (7) 病める貝の真珠


■Yamada's English Article (8) 能の時空間の現代性


■Yamada's Article (9)『さゝめごと』に現われた十識について


■Yamada's Article(10)狐信仰とそのイコノグラフィー


■Yamada's Article (11) 江戸の「松風」私論


■Yamada's Article (12) 伊勢物語「梓弓」について


☆自画像日記


☆インタヴュー Vol.1


☆インタヴュー Vol.2


☆インタヴューVol.3


☆インタヴューVol.4


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュ


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart2


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart3


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart4


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart5


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart6


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart7


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart8


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart9


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart10


☆Tadami Yamada's Collage:日替りコラージュPart11


★山田芝恵書道展


☆ Tadami Yamada's short story


Death Mask


That Man


The Infancy Lover's Suicide


★Poetry of Tadami Yamada(1)


Poetry of Tadami Yamada(2)


Poetry of Tadami Yamada(3)


Poetry of Tadami Yamada(4)


Poetry of Tadami Yamada(5)


Poetry of Tadami Yamada(6)


Poetry of Tadami Yamada(7)


Tadami Yamada's HAIKU


Tadami Yamada's HAIKU (2)


★山田維史の画集・年鑑


Free Poster (無料ポスター)


Free Poster 2 (無料ポスター)


Free Poster 3 (無料ポスター)


ウクライナ連帯の無料ポスター(1)


ウクライナ連帯の無料ポスター(2)


ウクライナ連帯の無料ポスター(3)


戦争反対・表現の自由/無料ポスター(1)


戦争反対・表現の自由/無料ポスター(2)


ウクライナ連帯の無料ポスター(4)


共存は美しい


✴️Tadami Yamada’s Brief Personal Record


✴️ CONTACT ✴️


Archives

Nov 14, 2009
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
 急性動脈解離で51日間の入院治療していた老母が退院して11日でちょうど1ヶ月が経った。在宅医療のための環境つくりをし、訪問医と訪問看護士との契約をした。看護士は2日以来、毎朝訪れて血圧測定、検温、血中酸素濃度のチェック、その他、私たち家族の手におえぬことをやってもらっている。
 しかし、51日間の寝たきりの入院生活でさまざまな機能が衰えており、毎日毎日体調のダウンとアップの繰り返しである。家族をもっとも悩まし、努力が追いつかないのは、食事の嚥下機能の極度の衰えにより食事に対する恐怖心から食物を口にいれたとたんに喉が痙攣のような状態になり、食事を拒否するようになってきたことだ。それにより心身が飢餓状態におちいった。家族は、摂取した食事メニューとそのカロリーを記録し、努力したのだったが・・・
 12日の午前0時過ぎ、譫妄状態になり低い声で絶間なく何事かを喋り、ときに笑い、ときに歌のようなものを口ずさみ始めた。驚いた私は一晩中見守っていたが、その状態は朝7時ころまでつづいた。一睡もしていない。
 翌13日の午後、経口栄養摂取から鼻に管を入れての経管栄養摂取に切換えた。この方法は、食事(経管用栄養液剤)のみならず薬も粉薬を白湯に溶かして注入できる。私が毎食のメニューを考えて調理する手間も時間かからず、また一度の食事にほぼ1時間をかけて食べさせていたときの心労から解放されることになった。しかし、また、こればかりは看護士さんのお世話になるわけにはゆかないので、実行を前に技術指導と注意すべき事項をおしえてもらった。まかりまちがえば危険がないわけではないのだ。基本的には点滴と同様なのだが、胃に直接入れるので嘔吐や逆流がおこりうる。半身を25度に傾斜させ1時間ないし45分かけて所定量を入れてゆく。終了後も逆流をふせぐために20分ないし30分は半身を起した状態に保っておく。また、それ以前の準備として、聴診器で胃の音を確認するため注射器を導管に挿入して15ccほどの空気を送りこんでみる。これは鼻から挿入した導管がちゃんと胃に到達しているかを確認するためで、到達していると、空気を送り込むと胃のなかでブクブクという音がする。音がすれば栄養剤なり薬液なりを注入開始する。これを毎食かかさずおこなうのである。

 このようにして老母の看護は新しい事態に入った。きょうまでまる二日経過して、状態はやや回復したかに見える。
 さきほど午後17時ころ、主治医のお二人が来られ診察をした。
 老衰という生命の避けられないデクレッシェンドに母自身がもてる生命力によってどのように対抗してゆけるか、そして医療がどれだけそれをサポートできるか、また家族がどのような考えでそれらの事態に対処しサポートするか・・・そういう問題なのである。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Nov 14, 2009 10:21:21 PM
コメント(0) | コメントを書く


Comments

AZURE702@ Re[1]:映画脚本家の名誉のために(07/15) 赤坂ささんへ コメントありがとうござい…
赤坂さ@ Re:映画脚本家の名誉のために(07/15) 脚本家が原作者をないがしろにし自死へと…
AZURE702@ Re:会津若松市の雪のない十日市(01/21) akiさんへ 私のブログ日記にあまりふさわ…
aki@ Re:会津若松市の雪のない十日市(01/21) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
AZURE702@ Re[1]:木星にメッセージを届けます(01/10) おのま@四国さんへ 「ニンゲンは複雑で…

Favorite Blog

蒲郡あじさいツアー New! 釈迦楽さん


© Rakuten Group, Inc.