昨日の男子サッカー、対オーストラリア戦の判定について、不可解な点が多々あったと、日本サッカー協会がアジアサッカー連盟に意見書を送ることにしたと、
読売新聞が報じている。
新聞は、問題点を具体的に指摘していないが、私がTV観戦によって疑問に感じた点を指摘してみよう。
1)後半、オーストラリアが内田のファールによってPKを得た。その内田のファールは、たしかハンドをとられたはずだが、TV画面では内田の手はボールに触れていない。
2)長谷部および本田がそれぞれ危険プレーとしてイエローカードとなったが、オーストラリア選手との競り合いで互いに明確な危険プレーと認知できないのではないか。
3)アデッショナル・タイム3分のなかで、本田がFKすることになったが、このプレーの途中に試合終了を宣言され、本田はFKをできなかった。しかし、この場合、FK後に終了宣言がされるのが通常なのではないか。
日本チームがこれら不可解な判定にその場で抗議をしなかったのは、審判への抗議は即レッドカードになるおそれがあったからだろう。そしてその判断は正しい。したがって本日、日本サッカー協会の意見書提出の判断も当然のことと言うべきだ。