男子サッカー、W杯アジア地区最終予選、対イラク戦を5日後にひかえ、その勝敗を占うかのような準備戦ともいうべきキリン・チャレンジカップ2012、対UAE(アラブ首長国連邦)戦が、今夕、キックオフされた。海外で活躍する選手達が勢揃いし、いわば鳴りもの入りで開始された試合。観客数は、新潟・東北電力ビッグスワンスタジアム過去最大の入りとかで、42,000人を超した。
香川、本田、吉田、長谷部、川島、清武、遠藤、酒井(宏)、駒野、酒井(高)、中村(憲)、岡崎、ハーフナー、高橋(秀)、水本、細貝、伊野波、そして右足首を傷めたとかでベンチ入りした長友・・・これぞ日本代表のメンツ。
しかし、私としてはあまりおもしろくない試合だった。シュート数もボール保持率も、日本はUAEを上回っていたが、前半戦は、可も無く不可も無くというところで0−0で終了。
ようやく試合が動いたのは後半24分。駒野の左からのクロスを、ゴール前で待ち構えていたハーフナー・マイクがヘッドで押し込んで先制した。とたんに両チームの動きが激しくなった。
だが、両チーム共に次々とメンバーチェンジはするものの、点数は1−0のまま動かない。日本、私の見るところどうも個人プレーは巧みだが、仲間を動かしたり利用することが少ない。海外でそれぞれが鎬(しのぎ)を削って生きているせいか、数ヶ月も離れているとチームとしての結束が薄いようだ。そのことはメンバーチェンジでベンチに下がったいわばスター・プレイヤーたち、香川や長谷部や本田が、距離をとって座っていたことにも見て取れるのではないか、と私は思った。
試合は1−0で日本が勝利した。しかし、5日後のW杯最終予選の対イラク戦までに、チームとしてどこまで練れてゆくか。私は非常に気になった今日の試合だった。
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Last updated
Sep 7, 2012 10:11:17 PM
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