akishima 便り

ちょっと遠出をした翌日。

前日、お友だちのインド人のお宅に御出かけして、
頂いて来たドーサの種を焼いて、朝食にした。

カリフラワー、白菜、ムングダルのスープと共に。

ドーサは思いやりのある、
温かい彼女のことを思い出させてくれる。


ありがとう。





インド人の彼女を見ていると、
英語の通じない日本という環境に、
旦那様と暮らすことは、大変なことだなと思う。

これがアメリカなら、英語が通じ、もしかしたら働くことも出来、
孤立した感じはもう少し薄らぐのではないだろうか。
（これが人懐っこい大阪だったら、また違っていたと思う）

それでも彼女は、毎日図書館に通い、
週３日の日本語クラスに通い、頑張っている。


日本に来る前、彼女は銀行で働いており、
9時から夜２２時まで働いていたと言う。（←私が聞き出した）

忙しかったけれど、楽しかったと。
働くことが好き、インドに帰ったらまた働くと言っていて、
そのための勉強も視野に入れている。


今、羽をもがれたような生活を強いられていることを、
旦那さまも承知しながらも、
見守りながらも、どうしてあげれることも出来ない。

彼も彼で常に忙しい。

でも、私たちが彼から習うことをこれほど欲していなかったら、
もしかしたら、今年でインドに帰れたのかもしれない。

彼女の密かな犠牲でクラスが成り立っているということは、
皆、気がついていない。


たまたま気になった私が出来ることは少ないけれど・・・。

せめてものすくいは、彼女が来月から３ヶ月、お母さんのところに帰れること。
沢山の幸せを家族から貰ってほしいな。