2305888 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

りぶらりだいあり

りぶらりだいあり

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

りぶらり

りぶらり

Category

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

カーネーション なすび0901さん

A J-pop band's favo… 恵子421さん

読書とジャンプ むらきかずはさん
片手に吊革・片手に… もりのゆきさん
From おおさか mayu0208さん

Calendar

Comments

おきま@ Re:「PRIDE 池袋ウェストゲートパークX」石田衣良を読んだ(07/30) 約32年前に池袋のウェイターに騙されて風…
深青6205@ Re:「恩讐の鎮魂曲」中山七里を読んだ(08/16) こんにちは。御子柴シリーズはお気に入り…
りぶらり@ Re:「我が家のヒミツ」奥田英朗を読んだ(06/18) なすびさん,お久しぶりです。僕が本を買…
なすび0901@ Re:「我が家のヒミツ」奥田英朗を読んだ(06/18) 好きな作家の一人 図書館で借りないでア…
2009.02.27
XML
西尾維新の「きみとぼくシリーズ」あるいは「世界シリーズ」の第3巻を読んだ。

○ストーリー
「読んだ者が死んでしまう小説」の謎を解くため,くろね子とサマトキはロンドンへと旅立つ。だが向かう途中の飛行機の中から始まり,たたみ掛けるように起こる事件に2人の旅は翻弄される。果たして事件の真相は?

------------

「あれ?読みやすい?」というのが第一印象だった。各章ごとに事件が起き,その解決が示され,と,短く区切られて物語が進む。背景として進むロンドンの旅も,楽しげに描写されている。

歪んだような登場人物とやたらロジックをこねくり回す主人公という,これまでの「きみとぼくシリーズ」とはだいぶ読んでいる時の感覚が異なる。よく言えば「楽しく読める」,悪く言えば「ただのライトノベルだ」ということになるだろう。

------------

これはもはや,シリーズとして異質というより,西尾維新作品として異質とさえ言えるのではないだろうか?章があらためられるごとに,ちょっとしたサプライズはあるのだが,それ以上に特筆すべき驚きは無かった。西尾作品では多くの場合,読者を突き放したような,毒のある展開となるのだが,そうしたブラックテイストが皆無なのだ。

このシリーズはどんな方向に行くのだろうか?心配になってきた。

------------

第2巻のキャラクターが一部登場している。なかなかゲスト出演させるのは難しいと思っていたが,意外なテクニックを用いることで実現している。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.02.28 23:16:51
コメント(0) | コメントを書く
[きらきらポストモダン推理] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.