帝都物語【OVA】(1991年)
帝都物語【OVA】(1991年)・DISC.1【第一部:魔都篇、第二部:震災篇】(本編45分×2話)・DISC.2【第三部:龍動篇、第四部:菩薩篇】(本編40分×2話)<原作>荒俣宏<監督>りんたろう<登場人物>加藤保憲(魔人)辰宮洋一郎(大蔵省・官吏)辰宮恵子[目方](相馬俤神社の巫女/妻)辰宮由佳理(霊能力者/妹)辰宮雪子(娘)鳴滝純一(理学士)平井保昌(土御門家総帥・老陰陽師)賀茂(平井の弟子)幸田露伴(文豪)寺田寅彦(物理学者)黒田茂丸(風水師)森鴎外(文豪/陸軍軍医)渋沢栄一(実業家)早川徳次目方新(相馬俤神社・宮司)西村真琴(博士)天野順吉(天文学博士)工藤参謀腹中虫(魔物)マンタ型式神(式神)学天則(ロボット)<ストーリー(序盤)>●第一部:魔都篇(DISC.1)明治40年、実業家・渋沢栄一は、予算担当の大蔵省官吏・辰宮洋一郎らと、帝都東京を軍事的・霊的に世界最強の都市に改造する帝都改造計画を進めていた。そして計画に加わった京都の土御門家の陰陽師・平井保昌は、帝都改造計画の完成には、平将門の霊を鎮めることが不可欠と伝えた。平将門は首塚に眠ってる限り帝都の守護神であるが、目覚めれば帝都を滅ぼす神であった。一方、鬼神を操る外道の陰陽師・加藤保憲は、平将門の霊を呼び覚まして帝都破壊を企んでいた。魔人・加藤保憲は、大蔵省・辰宮洋一郎の妹で強力な霊能力を持つ辰宮由佳理を媒体にし、平将門の霊を復活させようとしていた。そして池の畔、魔人・加藤保憲は、辰宮由佳理を襲って魂を奪おうとしたが、陰陽師・平井保昌によって阻止された。(続く)●第二部:震災篇(DISC.1)魔人・加藤保憲は首塚に辰宮由佳理を差し出して憑依させ、将門を目覚めさせようとした。しかし守り神として現れた将門は、荒ぶる神としての本性を現すことなく消えた。そして魔人・加藤保憲は、辰宮由佳理の胎内に胎児を入れて解放し、姿を消した。(続く)●第三部:龍動篇(DISC.2)震災の復興の先頭に立つ渋沢栄一は、かつての帝都改造計画を実現させようとしていた。そして帝都復興計画の中核として、帝都の地下に高速地下鉄道を建設する。しかし落盤事故が続き、物理学者・寺田寅彦から龍脈の乱れを指摘された渋沢栄一は、風水師・黒田茂丸に邪悪な者に操られている地の龍を鎮めることを依頼した。(続く)●第四部:菩薩篇 [完](DISC.2)魔人・加藤保憲は、辰宮由佳理を操って辰宮雪子に難解な五次方程式を解かせていた。そして辰宮恵子から依頼された鳴滝純一は、物理学者・寺田寅彦に相談し、五次方程式を調べた結果、難解なラグランジュ方程式ということが分かった。(続く)帝都物語 [ 篠原恵美 ]