カテゴリ:芋たこなんきん
明日が第53話ですが、何か?>ぉ
オルガンとギターのクレジットはありませんでした~。アセアセ 花岡家、食堂。 「昌江姉ちゃん、もうすぐお嫁さんやねん」(孝子) 「おめでとうございます」(信次) 「大学は文科やて?」(徳一) 「国語の教師になりたくて・・・」(信次) 「町子のわけのわからん話見てもろたら?」(常太郎) 「小説です」(町子) 「理科にかわらんと兵隊にとられるって」(和代) 「いずれ兵隊に行くんだ。同じですよ」(信次) 写真館。 和代さんのオルガン伴奏で『野ばら』 「おおきに」(和代) 「お母さん嬉しそうやな。信次兄ちゃん来てるからやで」(孝子) 「あんたもう遅いからそろそろ寝」(町子) 「え~なんで?」(孝子) 「孝子はもう寝る時間」(和代) 「え~、お姉ちゃんだけずるい」(孝子) 「はいはい、みんなにご挨拶して」(和代) 「お休みなさい」(孝子) 「おやすみ」(一同) 「まだ、眠たないのに」(孝子) 「まーぼーは眠くないのか?」(信次) 「もう子供やあらへん」 ギターを手にする信次。 「弾けんの?」(町子) 「東京の大学じゃみんなギターくらい弾くさ」 「さやて、江戸っ子みたい」 「おかしいか?なんかほっとするな、こうやってみんなでいると。 東京じゃみんなピリピリしてるからね」 「信次君、さっきの話な。僕は何も好きこのんで戦争行かんかてええのと 違うかと思うねんけどな。僕かていつ赤紙来るか思うたら寝られへんとき かてあるんやで」(茂) 「こんな時代だから誰もが一緒だって話ですよ」(信次) 「一緒やからなるべく遅い方がええ言うてんねん。勉強できるときに 勉強したらええねん。お姉さん言うみたいに理科に変わったらええねん」(茂) 「そやよ」(和代) 「お父ちゃんもそない思う?」(町子) 「うん、そやな」(徳一) 「よしましょうよ、こんな話。今度は僕が歌いますよ」(信次) 徳一夫婦の部屋。 「信次、なんであんなこと言いますねやろ。冗談でも言うてほしない」(和代) 「そやな」(徳一) 町子の部屋。 信次がギターを弾く。 「戦争なんか行かんかていいって、みんなたるんでる。お兄ちゃんはお国 にためを思って言うてるのに」(町子) 「国のためというよりは大事な人を守るため」(信次) 「大事な人?」 「家族とかね」 「家族て?」(孝子) 「孝ちゃんやまーぼーや和代おばさんやみんな」 「私らを守るため」 「誰かが行かなきゃ誰も守れない」 「信次兄ちゃん、お茶入れてこよか?」(孝子) 「へ~、ずいぶんごちゃごちゃといろんな本読んでるんだね」(信次) 「そうかな」(町子) 「『最後の一人マデ』へ~」 「返して」 「『銃弾に撃たれ倒れたアンダガマ人・・・。女兵士の瞳には・・・』 恋愛小説か」 「愛国小説や」 「『アンダガマ軍・・・』」 「あかん、返して」 写真館。 兵士が撮影凸。 「写真預かっていただきたいんです。身寄りがないんです。なんか あった時、あそこには自分の姿が残ってんねやと・・・」(兵士) 「お預かりいたしましょ。必ず帰ってきて下さいよ」(徳一) 「料金は先払いになってすがよろしいでしょうか?」(常太郎) 「もちろんです」 「料金、念押さんでもええのとちがうかな?」(徳一) 「写真屋が写真代受け取らなどないすんねん」(常太郎) 写真館。 「あんたは女の子でよかったな」(常太郎) 「私は男の人がよかった」(町子) 「アホなこと言いな」 川原。 町子と友達凸。 町子が『せ』に反応しましたが、何か?>ぉ 花岡家。 信次君がお風呂凸。 「信次、お風呂入ってるから持っていってあげて」(和代) 風呂場。 町子が浴衣を持って凸。 「お兄ちゃん、浴衣ここ置いとくね」(町子) 深呼吸する町子。 「男の人を好きになる。小学校のマサル君のときと少し違う気持ちを その時私は感じていました」(大人町子ナレ) 松岡良治 クラシックギターM100L スリック 三脚 ザ プロフェッショナルSP /SLIK The Professional SP 【プレでんき0912】 【Lサイズ】変織り 紳士用 浴衣 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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