カテゴリ:浦和レッズ・ゴール裏から
埼スタのマリノス戦以来20日ぶりの参戦。
リーグ戦の中断中にA3があったとは言え、A3の現場にいなかった自分にとっては凄く久しぶりのウラワだった。 久しぶりなのだからワクワクするべきところなんだろうけれど、行きの埼京線の中では何か落ち着かない、不安に近い感覚を感じていた。 それは、山東まで駆けつけて闘ってきた人たちとは大きくズレてしまっているだろう、俺の感覚。 アウェイで厳しい試合を戦ってきたサポは、どれだけの悔しさを味わったことか。その悔しさが、20日前までとは違った感覚で勝利を求めているだろう。それに比べ俺は、この20日間、全くと言っていいほどウラワとの繋がりが切れていた。勝利への欲望も試合に懸ける熱さも、中断で冷めかけているではないか。 しかし、新宿で乗り換えると、京王線にはたくさんの赤い人がいる。 今日もこれだけのサポがスタジアムに向かい、ウラワをサポートする、ということを目の当たりにして、やるしかない、という気持ちが高まってくる。 そう、余計なことを考えるより、やるしかないんだ、と。 やるしかない。だから、いつもは本隊から2~3ブロック離れるのが定位置だけれど、今日はもっと中でやることにした。 A3を闘って来た奴らは俺よりずっと勝利を望んでいるはず。じゃあ俺も、意識はともかく、やれることをやる。 そして…… コールリーダーの表情が見る。太鼓の振動が直に感じられる。ピッチが近い。 背中から大きな声を受け、自分の声が聞こえない。 いつもと違う場所で感じた感覚は、冷めかけそうな意識に熱を与えてくれた。 行動は動機を強化する、というのはホントだ。 まずはやってみて、そこから始まる。 開始早々、達也のゴールには感動した。 達也の復帰もあって、チームは20日前のチームとは違ってきている。選手たちも、A3を経て変わったように感じた。 そして、今日勝ち取った勝利は、次のステップへ進む一歩になったはずだ。 久しぶりの勝ち点3。嬉しい。 そして俺は、今日感じた感覚を、次の駒場と静岡連戦に繋げていきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.17 22:48:25
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