カテゴリ:浦和レッズ・ゴール裏から
駒場での試合はいつ以来?と思って調べてみました。
去年の11月4日の天皇杯静岡FC戦が最後か。でもあの試合は俺は所用があって不参戦。 参戦した試合というと、10月15日の福岡戦以来、なんと8ヶ月ぶり! 埼スタがなかった頃は駒場こそがホームで、埼スタができて徐々に「ホーム」が移っていく時、俺には大きな違和感があったのだけれど、今となってはもう思い出話。かつては参戦場所を聞かれると「西」と答えていたけれど、今は「210」と答える。東西という概念自体が今は失われている。 それでも駒場の西スタンドに足を踏み入れると、目に映るその風景は急速に体に馴染んでくる。そして、俺はやはり「西」の人間なんだと、血が感じる。 埼スタの210の俺は、あの頃の駒場で見たこと、したこと、感じたことがあって、その延長上にある。だから、駒場の西は俺の原点。 今日は、久しぶりにここに戻って、原点を確かめながらやってみよう、と思う。 東から湧き上がるコールにいち早く呼応してみたり、東の動きを確認してコールのテンポを見極めたり、そしてなるべく大きな手拍子と声で周りにそれを伝えようと試みたり。 ただのピンサポにしては少々気負いすぎなのかも知れないけれど、西での俺の役割はそんなところにある、と感じてやっていたのだから、その習性はブランクがあってもすぐに戻ってくる。 久しぶりの駒場での試合が終わって感じることは2つ。 1つは、やはり駒場は俺たちのホームだ、ということ。 そこに、違和感なく立っていられる。 アウェイで、こんなにしっくりといられる場所はないわけで。 そしてもう1つは、全く矛盾しているのだけど、もう駒場はホームじゃないな、ということ。 ホームじゃなくて………、例えば実家……。 昔は明るいと思っていた照明が何となく薄暗く感じられるのは、久しぶりに実家を訪れたときに感じる薄暗さに似ている。 そして、酷い例えだと思うけれど、実家の親が年老いて弱っていくのが心配なように、駒場のサポートが弱っていくことも心配に思う。 悲しいことだけど。 例えば、16,709人の入りでは密度が薄いのは仕方ないのだけれど、FREAKSの周りですらスカスカ、詰めようと呼びかけてもほとんど動く人がいない。 そればかりか、太鼓から5メートル以内に、何故か「静観」のサポートをする人がいたり、浦和の選手のミスを指摘して「あいつは頭悪い」などと評論する人がいたり。 かつての駒場は、東西の2つのクルヴァが時にはぶつかり合いながらもリンクしていたと思うが、「東」「西」という概念を失うとともに、やる気のあるグループや個人は東の本隊へ流れていっているのだろうと思う。そして新たに西に来る人は、埼スタで言えば南のような意識で「観戦」に来ている人が多いのだろうと。 西は急激に弱体化している。 親が年老いて弱っていくように、この弱体化は、状況と年月による仕方のない変化なのだ、とは理解できる。 でも、悲しいことに変わりはない。 東へ行く、という選択肢もあるだろう。 けれど俺は、駒場で試合がある限りは、西へ行こうと思う。 俺は原点にこだわってやっていこうと思う。 それで、もし元「西」だった人がこれを読んで何か感じてくれたなら、10/7の大分戦、一緒に西でやりませんか。 〈EXTRA 1〉 昨日の試合、知り合いが太鼓を持っていました。訊くと彼は太鼓の叩き手としてデビューだそうで。試合前からかなり緊張気味で心配だったけれど、だんだん慣れてよくなって、後半は違和感なく合わせられるようになりました。 ○○山さん、お疲れ様でした。デビューが勝利でよかったです。 〈EXTRA 2〉 試合後、6月末で転勤してしまうかも知れない、という仲間と、二人で飲もうかと思っていたら、聞きつけた人たちが続々と増える。4人の時点で予約した店に結局11人。 平日の夜、参戦するだけでもお馬鹿なのに、その試合後10時近くなって始める飲み会にこんなに集まるなんて、お馬鹿杉です。 で、顔ぶれを見渡すと、この方とかこの方とかこの方とかこの方とかこの方とかこの方とか、ブロガーさん大集合の様相。 なんだかんだで盛大な「祝勝会」となり楽しんだ代償として、今日の仕事は辛かった! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.22 02:03:00
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