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2009.11.22
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元和元年(1615年)、秋。
米沢では治水工事や開墾のお陰で、
収穫高が増えていた。


景明は紅花作りを奨励しては? と。
若い家臣らをまとめる景明。

兼続、泉沢、甘糟らは年寄り衆扱い。。
景勝も、すっかり白髪まじり。


しかし、景明倒れる。
養生しかないと。。
お船と兼続は景明の枕元で。。

景明は「お話が。。」と口を開く。。
上杉を元の百万石にして父上を喜ばせたかったと。。
いつかは私も父上のような紅葉の家臣になろうと。。

「父上。。母上。。」

景明は息を引き取った。。

親に先立つ息子。。
にわかには受け入れられぬ兼続とお船。。
すべての子に先立たれた2人。。




兼続は景勝に報告。。

「惜しい息子を亡くしたの。。」

「残念。。至極にございます。。」


兼続が戻ると、お船は。。?

かよが兼続を呼ぶ。
「どうか奥方様を御労りくださいませ」と。。

お船は気が抜けたようにかまどの前に。。
景明の好物を。。

「お梅も、お松も逝ってしまった。。
 その上、景明まで。。」

「景明は、この世の勤めを果たしたのだ」という兼続の言葉にも、
「まだ何も果たしておりませぬ!」と。。
先立った我が子を。。

そして、お船も床につく。。


直江家には泉沢久秀、甘糟景継が。。
久秀も大坂の陣で息子を失っていた。



 元和二年(1516年)。
 駿府城。

 死の病に着いた家康。
 秀忠を呼び。。
 「政宗はまだか?」
 「兼続も呼べ」と。。
 蔵にある書物を全てやるといって呼び寄せろと。。

政宗は「死ぬと分かっているものは何をするかわからぬ。
 言葉には気をつけろ」と兼続に忠告する。。

いざ対面。。
兼続には直江状の話を持ち出し、
政宗には徳川に取り入りと。。

「お主ら2人には、この場で誓ってもらいたい。
 この後は、秀忠の指南役として、徳川に尽くすとな」

秀吉が家康にさせたことと同じことを、
死を前にした家康は。。


「得意の愛と義を伝授せい!」と。。
戦なき世には政の良き指針となろうからのぉ。。
しかし、兼続はお教えすることは出来ませぬと。。
志とは、お貸しできるものではございません。と。




 米沢では景勝がお船を見舞っていた。
 「たまには外に出ても良いのではないのか?」
 「馬に乗るのもよいのではないか?」
 景勝は、お船に元気を出してもらおうと、
 おどけてまで見えた。
 「そなたは変わらない。変わらず美しい」と。
 「そのような、お戯れは、もっと若い女子に御申しください」
 「いや、そなたが一番美しい」


家康と兼続は。。
「こうして差し向かうは、初めてかの?」
秀忠に疎まれていると家康。。
幼き頃より多くのものに裏切られてきた。
故に、わしも多くの者を裏切ってきたと。。

自らの人生を振り返り、兼続に問う家康。。
しかし秀忠の冷たい目は、わしに問う。。
父上の生涯は、一体何であったのかと。。

家康にも笑顔で兼続は。。


家康は兼続に、
「わしが果たせなんだ父の役目、そなたが果たしてやってくれ。。」
と手を突いて頼んだ。。




 桜の頃。。

 「秀忠、後は頼む。。」
 徳川家康は、この世を去った。
 享年75。


米沢城。
お船は江戸にいる景勝の嫡男・玉丸のお世話をと景勝に願い出る。
米沢にいては悲しみが積もるばかり。。
今一度、お家のためにと。


そして政宗と兼続は江戸城の秀忠に対面。
政宗と兼続は信長、秀吉、家康の話を。。
そして中にはの縁側で茶を。。

「伊達様は、遅れてきた天下人でございますな」と兼続。
だが、その時は我が上杉がお相手しておりましたと。。
そんなことを笑って話すようになった2人。。

「山城守様!」
そこに徳川の若い家臣が兼続に教えを請いにやってくる。
あっという間に部屋はいっぱいになった。

そこで兼続がしたのは。。

信長の話。

秀吉の話。

関ヶ原の戦いになったときに、
政宗が秀忠を連れて覗きに。。

関ヶ原随一の名将は。。
「なんといっても石田三成よ」と兼続。
一同からは怒号が上がるが。。
それを制して。。
「あの者ほど、この世を思い案じていたものを知らぬ」と。。

無二の友。。



元和四年。
兼続は私財を当時、米沢初の学問所を作った。
そして、「これをもって、政からは身を引く」と久秀に。。
桜井らも尋ねてくる。。


そこに初音が。
今生のお別れにと。。
南蛮船に乗せてもらうことになりましたと。


隠居を願い出たという兼続の元に、甘糟が怒りながらやってきた。
しかし、兼続は江戸に行ったと。。

そして玉丸に、
「しばしの間にございます。どうかお船をお貸しくださいませ」と願い出た。
兼続は、お船を誘って越後へと。

母の墓参りをし。。
ようようと山を登り。。
2人で越後を一望。。

そして。。
「直江の家は、我らで終いじゃ。許してくれるか」と笑顔で。


米沢に帰った兼続は、直江家断絶を景勝に。。
笑っている兼続、お船に、何も言えぬ景勝。。

「あれが成人するまでは、われも、まだ楽は出来ぬ」と景勝。

そして景勝と兼続は。。
景勝は密かに春日山の庵に似ているところを探し、
ここに謙信公を祀ろうと。。


景勝と兼続。。
「お陰様で、ひと時も退屈するときのない一生にございました」


元和五年。
兼続60歳。
紅葉。。


「ひとつ、お側に参らせましょう」と、
舞い落ちる紅葉をお船が捕らえ、振り返ると。。

兼続は。。



2009年大河ドラマ 『天地人』 最終回(第47回) 「愛を掲げよ」 




 ◆キャスト◆

直江兼続 … 妻夫木聡


上杉景勝 … 北村一輝


竹松 … 加藤清史郎

長尾喜平次 … 溝口琢矢


お船の方 … 常盤貴子

かよ  … あき竹城


初音 … 長澤まさみ



泉沢久秀 … 東幹久


甘糟景継 … パパイヤ鈴木



石田三成  … 小栗旬






伊達政宗 … 松田龍平


北条氏政 … 伊吹吾郎



徳川秀忠 … 中川晃教


徳川家康 … 松方弘樹






織田信長 … 吉川晃司

羽柴秀吉 … 笹野高史







 ◆スタッフ◆

原作  … 火坂雅志『天地人』

脚本  … 小松江里子

チーフ・プロデュサー … 内藤愼介


        →公式サイト(NHK)





常に笑みを湛えながら語る直江兼続。。


全ての人間の心を穏やかにする
「愛」に満ちた人物・直江兼続。
たとえ相手が3人の天下人であっても。。
友・石田三成であっても。。


それを描きたかったんだな。。


あとは、お船と2人、歩んできた兼続。。

最近、夫婦愛を描くことの意味が、
なんとなくわかる様になってきた。。
三十代半ばにして、やっと。。



そして、唯一無二の景勝、兼続主従。。



それぞれを、すべて振り返ったなと。。





この期に及んで多くを語ることもなし。。
大河ドラマの最終回というのは、
<完> という印に過ぎないですからね。。

一年間、描いてきたものを主人公と一緒に振り返るのが最終回。。

これまで大河ドラマの最終回に、
多くを望み、裏切られてきましたが。。

そういうもんですからね。。
やっと悟ったかな。。

そんな大河ドラマの最終回としては、
しっかりとした最終回でした。



次は『坂の上の雲』。
来年は『龍馬伝』。。







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Last updated  2009.11.22 21:14:07
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