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カテゴリ:社会
少し前の新聞記事ですが、内容もさることながら、その要旨に全く無駄がない記事を読みましたので紹介したいと思います。
記事は、偏った内容で有名な朝日新聞としては珍しく、少なくとも良心が感じられるものでした。 タイトルは【内閣支持率重視は時代遅れ】というものです。 いつもの紹介ならば、要点をまとめることができます。 しかし、この記事には全く無駄がなく、要点をまとめることができません。 つまり、記事全部が枝葉末節のない重要なものだからです。 記事の提供者は東大の特任准教授で、この教授の話を記者が聞手としてまとめたものです。 強いて要点を上げると次のようになります。 ◎内閣支持率が発足後下がっていくのは、歴代の自民党内閣でも起きた自然現象 ◎地方選挙の勝敗をそのまま国全体の世論として語るべきではない ◎政権交代がない自民党政権下では内閣支持率に影響力があった ◎政党同士が争う現状での内閣支持率はあまり重要ではない ◎自民党内の抗争に内閣支持率が使われた ◎内閣支持率よりも政党支持率の方が重要 ◎鳩山政権は人気回復のためのパフォーマンスなどせず、世論に踊らず世論を信じやるべきだと思ったことをやり、後は選挙にゆだねるべきだ この記事を読んで感銘を受けました。 相も変わらず、何ら提言もせず内閣のバッシングのみを続ける新聞・TVなどのメディアですが、せっかく実現した政権交代をなし崩しにしようと考えているかのごとくです。 その新聞が、このような記事を載せたのは評価に値します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010/03/11 10:56:00 PM
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