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2009/10/08
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カテゴリ:その他フランス


ル・カノンNV(2006)ラ・グランド・コリーヌ(赤ワイン)[Y]自然派【kzxeu7t】 CP89

まあ自然派ワインです。典型的なビオ臭、梅カツオの香りです。たんぱく質の腐敗臭までは行っていません。シラーだと思うのですが、濃厚・濃密な味わいです。

自然派の臭い系が好きな人向けのワインですので、一般の方にはお勧めしませんが、その手のワインの中では良いワインだと思います。個人的には好きです。

こういう表現をすると大ひんしゅくを買うかも知れませんが、臭い系のビオワインは何処か全部似ています。

ビオ臭や、梅カツオ系の味わいに支配されてワインの個性を感じる部分が少ないです。葡萄の品種位は読み取れますが、後は濃いか薄いか位で、テロワールや作り手の違い、葡萄の品種による香りの違いを僅かしか感じません。

これは実はある種の病気にワイン自体が汚染されている為だと思います。酸化防止剤未使用による、バクテリアによる汚染のため、汚染臭(ビオ臭・酵母臭・梅カツオ・ヘソゴマ・山羊のションベン・山羊のウンチ)に支配されて本来持っている、葡萄由来の味や香りを隠してしまうからでしょう。

無添加臭い系のビオワインは私は嫌いでないし、時々飲みますが、値段の高いものを飲もうと思わないのはこの為です。2000円のワインも10000円のワインも大差ないのです。まあこの世界のワインだけ飲み続ければ、微妙な差も分かって来ますし、信者にもなって、教祖の作るワインは高くても買うと言う気持ちは分かりますので、高級ビオワインの存在も否定はしません。

臭い系ビオワインの一番面白いのは、キムチや辛子明太子、漬物、味噌漬、粕漬けと言った普通のワインでは合わない、醗酵系食品と良く合う事です。

もう一つ面白いのは、濃いめのワインであれば、長期熟成させると、ビオ臭が変化して、別の香りに変わり、癒し系の吃驚する位美味しい、優しい甘美なワインに変化します。

ただこの事は案外多くの臭い系ビオワイン信者は知りません。作り手も意図しなかった不思議な世界に誘います。4000~8000円クラスの臭い系ビオの濃いめの良いヴィンテージを10年以上出来れば15年位寝かせて飲むとその素晴らしさが分かります。だからワインは止められないし、奥が深いのです。 

販売店資料よりA

大岡さんといえば、やっぱり外せないのが、この『軽く一杯やろうよ!』の意味を持つ、『ル・カノン』。

【大岡さんのコメント】

『自分が自然派ワインを飲み始めた時、中々手頃に手に入るものが無かった。皆さんにもっと、手頃に気軽に楽しんで頂きたい。そんな気持ちで造りました。

当初、もっと軽やかなタイプだったんですが、年々、気温や樹齢の関係で、よりしっかりした濃い味わいのものが出来るようになりました。』
 

との事。

ギュッと旨みが詰まって、エキス分は高いのですが、喉越しがスムーズなので、気がつけば、あっという間に1本飲めちゃいそうな味わいで、2006年ものも今丁度、味わいにまとまりが出ていい感じになっています。

個人的に、何度飲んでも飲み飽きないこんな美味しさを造れるって、凄いなと思います。

販売店資料よりB


●Le Canonって?
日本語でも男性ことばがあるように、非常に男性的な言葉です。
親しい同僚や男性の仲間同士で、「さあ、一杯飲むぞ!」と言う時にフランス語では prendre un canon  と表現します。その canon を名付けました。
大岡さんのコンセプトは、気軽に飲める(飲み口、価格とも)ナチュラル派ワイン、本物のワインを造りたい、という思いが込められています。

●ラベル上のマークは?
HとTとsをあしらったマークがラベルにありますが、HirotakeとThierry(アルマン氏)とSamuel(事務スタッフ)の頭文字です。醸造、瓶詰めはティエリー・アルマンさんの醸造所で行なっています。

●大岡さんから大事なお知らせ
Le Canonは二酸化硫黄を殆ど使用していない低価格ワインのため、大岡さんの意向として、"フレッシュなうちに早く飲んで頂きたい"とのことです。出来れば1~2ヶ月のうちに消費していただくようお願いいたします。






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Last updated  2009/10/08 03:46:09 AM
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