美味しいワインと出会う旅

1998 (750ml)カリュアド・ド・ラフィット 1998 (750ml)　CP93

スタイリッシュで軽めのラフィットと言った感じのワインです。

とっても美味しいと思います。ラフィットの様なカベルネの佃煮の様な凝縮感は無いのですが、スマートで良いワインです。

グラマー美人ではなく、スレンダーな美女と言う感じです。

良いワインでした。

滑らかな喉越しと豊潤な香り、十分飲み頃です。

ただ楽天で残っているのは4万円を超えています。15000円以下が良いとこでしょう。 

ウメムラ資料より

 16℃前後で抜栓、デキャンタージュする。紫がかった濃いガーネット色、赤い花、黒スグリ、黒いベリー、プラム、ブラックチェリー、赤身肉、レザー、黒胡椒、ナツメグ、メース、オレガノ、タイム、杜松の実、リコリス、シーダー、バニラビーンズ、トリュフ、シガー、森の下草、腐葉土、黒い土、濃く沈んだ色合いを持ち、花の香りと泉のように静かに、しかし力強く涌き出てくる凝縮された色々な果実達、甘い黒系のベリーが良く分かる。そしてしっかりしたボディとコクを与える肉系の味わいと実に様々なハーブ系のブーケがバランス良く絡み合っている。加えてトリュフ、シガーなど土系の味わいとブーケが複雑で深淵な物に仕上げている。甘い凝縮された果実味としっかりしたボディとコク、滑らかで柔らかくバランスの取れた口当たり、それと染み入るようなトリュフジュースなどの土系のニュアンスにセカンドでこれだけのものを造るラフィットには驚かされる。これだけ柔らかく滑らかでありながら崩れず長く続くアフター。酸のレヴェルも見かけ以上にしっかりしているのだろう。やはり色々なもの、つまり全体がバランス良く調和しているのだろう。1998というヴィンテージにしては意外と早く楽しめるように思われるが、メルローの当り年は得てしてそうなのだから心配しなくてもよいだろう。何はともあれ実に良く出来たワインであり、飲むにも持つにも手頃な値段でしょう。H17.07.03

1998カリュアド・ド・ラフィット：これまでに生産されたセカンドワインとしては最上といえるもので、フォール・ド・ラトゥールや、クロ・デュ・マルキ、バアン・オー・ブリオンなどと並んで格付けされている。傑出した労作で (ブレンドはカベルネ・ソーヴィニョン61％、メルロ33％、カベルネ・フラン 4.5％、プティ・ヴェルド1.5％である)、非常にラフィットらしいが(ただし、ラフィットよりしなやかで外向的な)、濃いルビー／紫色をしており、秀逸なブーケからは黒い果物や、燻煙、土、ミネラルが感じられる。タンニンはしなやかで、秀逸な舌触りをしており、長い、上等なフィニッシュ。予想される飲み頃は現在～2015年。パーカーポイント：ラフィット・ロートシルト 98 　　　　　　　　カリュアド・ド・ラフィット 90

1998 Carruades de Lafite 

Wine Advocate # 134
Apr 2001 Robert Parker 90 Drink: 2001 - 2015 $256-$332 (30)
This has become one of the finest second wines produced. The 1998 (a blend of 61% Cabernet Sauvignon, 33% Merlot, 4.5% Cabernet Franc, and 1.5% Petit Verdot) is an outstanding effort. While very Lafite-like (although more supple and forward), it exhibits a dense ruby/purple color in addition to an excellent bouquet of black fruits, smoke, earth, and minerals, supple tannin, an excellent texture, and a long, fine finish. Anticipated maturity: now-2015.