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2012/07/25
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カテゴリ:ムルソー


【7/26 10:00~エントリーでポイント5倍】ムルソー プルミエ・クリュ シャルム [2004] (コント・ラフォン) Meursault 1er cru Charmes [2004] (Domaine Des Comtes Lafon)  【送料無料】【お取り寄せ】【白 ワイン】

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コンディションが多少悪いのか、軽く古酒感と言うかヒネが出ています。

シェリー香までは行きませんが、アメリカ経由で来た結果でしょうか・・・

ただ元のワインが素晴らしいので美味しいですね。

流石特級並のシャルムと言う感じです。

ラフォンは正規インポーター直でケース買いしていない・・・出来ないので以前からバラバラ買い集めたワインなので一本酸化が進んだのがあったのはお許し下さい。

販売店資料より

DOMAINE COMTE LAFON *****

 ブルゴーニュの白ワインで一、二を争うほど優雅で勝つ熟成力をそなえる逸品は、湿気が強く冷涼きわまりない、ここコント・ラフォンのセラーから姿を現わす。13haの地所をもち、シャトーのようなしゃれた建物とセラーをムルソー村に有するこのドメーヌは、ムルソーワインの旗手と目されている。現在のラフォン家の陣容は父親のルネ・ラフォンと2人の息子、ドミニクとブリュノ。周到細心な心配りの賜である輝かしいワインは、ほぼあらゆる点で例外的かつユニークである。ラフォン家では瓶詰までの2年間ワインを澱と共に静かに寝かせるだけで、その間決して澱引きも濾過も行わない。定めし今日の安全一本槍といった醸造学者は肝を冷やすにちがいない。しかしラフォンはブルゴーニュきっての冷涼と目されるセラーに恵まれるから、蒸発はほんのわずかだし、バクテリアによる変敗のおそれもない。卵白を用いる軽い清澄だけで濾過はせず、収量を最小限に抑える(40hl/ha以下)という流儀もあずかって、ワインはとびきり濃密かつ芳醇で力強く、力強く、15~20年は保つという次第。
 とはいうもののラフォンにしても完璧というわけではなく、摘み採りをぎりぎりまで延ばす結果、重大な失敗をしでかしもした。近似では983年、ここのシャルドネは貴腐菌と灰カビ病を大量にくわえ込んだから、出来上がったワインはやたらアルコールが強く、バランスを崩した。しかし天候がうまく作用すれば、ラフォンはブルゴーニュ随一のワインをしばしばつくりだすことは、1978、79、82、85、86、88年を味わったものが確証するところ。
 銘々のワインに関して言うと、まず誰しもの垂涎の的はモンラッシェ、これは花開くまでときに10年を要する、それとずば抜けたムルソー・レ・ペリエール。モンラッシェはドメーヌ・ラモネのものほど派手な肉付きときらびやかさはないが、熟成のあげくは壮観である。猫の額ほどの区画からできるモンラッシェは年産1200本。ラフォンのきわめつきと私が思うのはこの世のものとは信じがたいムルソー・レ・ペリエール。芳醇な味わいと熟成力のあることにかけては、おおかたのモンラッシェと互角である。樹齢65年の畑産の法外なムルソー・レ・シャルムと、単独所有畑のムルソー=クロ・ド・ラ・バールも見逃せない。ラフォンは白ワインには20~40%ヴォージュ産のオーク樽を用い、ヴォルネとモンテリの赤にはアリエ産オーク樽を起用。赤ワインは除梗しない伝統的な仕込法をとるが、いうまでもなく濾過はせず、ほぼ2年樽で寝かせる。
 ラフォン家は多彩なブルゴーニュの歴史の中でも大きな役割を演じてきた。ラフォン伯はブルゴーニュでもとりわけ華やかな人となりで、1920年代半ば、ブルゴーニュのトロワ・グロリューズ(栄光の三日間)を締めくくる祭宴として、かのポーレ・ド・ムルソーを創始した。この午餐はオスピス・ド・ボーヌの競売の翌日、月曜日に行われ、ムルソーの栽培家や生産者の全員と、彼らの上得意やお偉方の顧客が宴につらなる。ここには各自最上のワインを持参するという伝統があって、その度合は年をおって激しくなる一方。たらふく飲み食いに打ち興じできる者みな、見逃すことのできない午餐のパーティである。
 以上要するにこのドメーヌ、比類ないワインと、これにうつつを抜かすあまりつい忘れがちだが、これまた驚くばかりの赤の美酒をつくりだす。

ロバート・パーカー著 『ブルゴーニュ』 飛鳥出版






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Last updated  2012/07/25 11:37:25 PM
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