風を感じて~浜田省吾
即席めんを開発した日清食品創業者の安藤百福が5日、96歳の生涯を閉じられた。1958年に誕生したチキンラーメン。卵1個落としてご飯と一緒に食う。それだけで満足な夕食になった。5個入りパックを買ってそれが5日間の夕食だった事もある、貧乏学生時代が懐かしい。冒頭にカップヌードルの写真を載っけたが、何の偶然か、安藤さんが亡くなられた5日に急にノーマルのカップヌードルが食いたくて買っていた。カップヌードルは1971年に登場。これは衝撃的だった。街や施設にカップヌードルの自動販売機が登場し、透明のプラスチックのフォークで食べるのが旨かった。一番好きな味は一貫してチリトマトヌードル。最近少し具の内容が変更してしまったのが残念だが、それでもこの味は最高だ。置いてる店と置いてない店があり、今食いたいと思う時に無い時の悔しさったらありゃしない(笑)。カップヌードルのCMで思い出すのは何といっても浜田省吾の「風を感じて」だろう。と言ったら世代がバレるが(汗)。今でもAMラジオでたまにかかる事があり、この曲を聴くとカップヌードルが食べたくなる(笑)。それにしても爽やかなのか、ガラが悪いのか、よく判らんジャケットに苦笑。サングラスにアロハシャツ着て靴脱いで、公園の芝生でヘッドホンで音楽を聴いている兄ちゃんて・・・(笑)。♪自由に生きてく方法なんて 百通りだってあるさ It's so easy, Easy to be freeこの百通りの百は安藤百福さんにかけているとしたらすごいが、カップヌードルのCMソングになる歌、日清食品は安藤百福さんだ、そこまで考えて三浦徳子さんと浜省が作ったとは思えない。それでも、寝食を忘れて即席めんの開発に命を燃やした安藤百福さんの自由な人生を歌にしたような「風を感じて」。ある意味20世紀最大の発明品とも言える即席めん。いままで何食べた事だろう。こと1人暮らしが始まってからのカップラーメンを食べる頻度は急激に増えたから、ヘタすると1000食を超えていたりして。安藤百福さんの偉大な功績を称え、今まで、そしてこれからもお世話になるに違いないカップヌードルに心から感謝したい。今日は冒頭の写真のカップヌードルの原点、ノーマル味を食べて安藤百福さんに感謝の意を伝えたい。私にとって一番の料理長だった安藤百福さんのご逝去を悼み、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。