アマダイ(ぐじ)・・・さがんの料理長? 天然ひらめ ふぐ うに他、本日の仕入れあれこれ
三重県いなべ市の日本料理店より本日の仕入れ風景あれこれ・・・。「アマダイ」入荷。1キロサイズが3本。とてもいいサイズですね。水揚げ漁港山口萩港から直送。身がピンピンしています。アマダイは、関西では「ぐじ」と呼ばれます。資源も減少していますね。このくらいのサイズになるのに10年くらいかかると聞いたことがあります。超高級魚の一つです。くりくりお目目にもっちり唇。大阪の料理店「さがん」の料理長(吉兆の同期です)によく似ていますね。↑ うろこは、柳包丁ですき引きしていきます。案外簡単ですよ。写真の包丁は、辻調入学当時に買ったもの。もう19年になります。やはり、道具は一生ものですね。↑ うろこを剥がれて、丸裸になりました。↑ 3枚卸にして、薄塩(一塩)をして一晩寝かせます。もっちりした食感になってとっても美味しいですよ。明日の「お造里」に・・・。「天然ひらめ」入荷。2、8キロの大物。私の携帯電話と比べてみてください。身も分厚くしっかりしています。コチラは高知県室戸漁港から直送です。↑ ちょっと首相に似ているような・・・。やはり肝(肝臓)も大きいですね。軽く塩をしてから酒蒸しにしました。吉兆では、和製フォアグラと言っていました。見た目もフレッシュフォアグラによく似ていますね。とっても濃厚な味で美味しいですよ。お造里のあしらいに・・・。「ふぐ」9本入荷。最近話題のふぐ。当店は愛媛県の魚屋さんから仕入れます。活け締めにした後、猛毒の部位を除いた「身欠き」(写真の状態)にしてもらって。お店には4人のふぐの資格者がいるそうです。ふぐのシーズンになると、一日100本以上さばくとか。当店のふぐ、安心して召し上がりくださいね。3枚に卸し、炙ってから切り出します。お刺身 ふぐの炙り造りに・・・。他には・キハダマグロ ・鳥羽浦村の牡蠣 ・ブリ ・あおり烏賊など入荷。「生うに」も。あおり烏賊のエンペラを細く刻んで、生うにと和え、小付けでお出ししました。夜のお客様の「お造里」です。女性2名様内容は、・天然ひらめ ひらめの肝の酒蒸し まぐろ あおり烏賊 菊花 本わさび 土佐醤油 でした。11名 同級会様内容は、・ふぐの炙り造り 梅肉醤油・天然ひらめ ひらめの肝の酒蒸し まぐろ あおり烏賊 でした。庭の山茶花の葉をあしらっています。コースのお料金によって、お造里の内容も替わりますよ。他にも忌明け・新年会のお客様などたくさんのご来店でした。ありがとうございました。明日日曜も、披露宴をはじめ忌明け 一周忌 三回忌 などたくさん 81名様の御予約。張り切ってお料理して参りましょう! 料理長