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カテゴリ:孫の教育
私:この本で紹介されている言葉でコミュニケーションデザインというのがある。 A氏:それは君のブログで「バカ親、バカ教師にもほどがある・子ども化する大人たち」1.2.3.4でふれているね。 私:親がいろいろな価値観の人と対話しないで育っているとそうなるという。 A氏:例の和田中学の民間出身だった前校長の藤原和博氏も、子どものときにいろいろな大人と接触することが重要だと言っていたね。 私:それからエンパシー(empathy)だね。 A氏:なんだか、難しいが、「高い立場」からの憐れみでなく、きちんとした相手への理解力だね。 私:それからキー・コンピテンシー(key competency)という言葉がある。 この本の最後の方で、日本の移民に対する対話というか、対応の遅れを大きく問題にしているね。 A氏:移民が増えてくると、まさに、異なった価値観や文化と直接、ぶつかるわけだから、きちんとした「対話」が不可欠になるね。 私:フィンランドの教育視察に日本人が行くと、皆、今のやり方をいろいろ聞くそうだが、ヨーロッパの国の人は、フィンランドが将来、多くの移民を抱えるようになったとき、どのような教育システムで対応するのか聞くことが多いという。 A氏:日本も少子化で移民が増えるだろうね。 私:これから、日本は真の対話が必要だね。 この本は最初、読み出したとき、ありきたりの日本人論かと思って読み始めたが、実践経験が豊かなだけに具体例が多く、教育論としては面白い本だね。
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Last updated
2008.09.13 08:32:24
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