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カテゴリ:心の健康
私:甲野氏が、ある中学校のバスケット部の生徒何人かを教えたそうだが、その中にひとり、すごく理屈っぽくて、いつも先生に楯突いていて、周囲ももてあましているような子がいたらしい。 A氏:教える側が気づいていないような「何か」が最も強く伝わっていくんだね。 私:「変えてやろう」なんてことを考えても、変えられるものはたかが知れているという。 A氏:マニュアル化の弊害だね。 私:甲野氏は、小学生くらいまでの教育は、「体育と国語と歴史があればいい」と言っているという。 A氏:そして、人や自然の多様性が子どもを育てる。 私:甲野氏は、身体の不思議さに憑かれたように、毎日が、発見だという。 現代の社会は、次第に身体を使わなくなり、劣化しているという。 A氏:こないだテレ朝のサンデープロジェクト見ていたら、最近の子供は運動不足なのか、足の裏が変形しているものが2割くらいを占めているそうだ。 私:甲野氏の技はしかし、言葉に出来ないから、簡単に伝播できないね。 ブログなどを通して自分のコピーをばらまくやり方があり、それはそれで大きな可能性があるが、一方では「今ここにいる自分」の中にも同じくらいの可能性がたくさんあると気づくことが必要だと茂木氏は言っているね。 A氏:内田樹氏もブログをやるが、日記の代わりだという。 私:しかし、この本でブログの限界を読んで、その感想をまた、ブログで書くというのも、不思議な行為だね。 A氏:人というのは不思議で深いものだということだね。
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Last updated
2009.05.09 08:44:05
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