テーマ:政治について(19914)
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昨日の日記にも書いたが、中国による反日デモで日本人にも被害が出た。
今現在も、中国にいる日本人は不安が残るだろう。 今回のことで、中国という国の本質がよく見えた。 ところが日本人の中でもそんな日本に謝罪するよう求める人がいるとは驚きだ。 こんな日記がある。 戦争に反対する市民の会(4月18日の日記) その中にこんな記述がある。 とても貴重な意見なのでここでその一部を紹介しよう。 >新聞では一面に大きく「中国謝罪せず」(毎日新聞)などと、さも謝罪することが当然であるかのように書いている。 >中国人民がこれほどまでに怒っているのはなぜだろうか。そういうことを日本人はまず考えなければならない。原因は「教科書問題」であり、また「小泉の靖国参拝」であり、また過去の侵略戦争を美化した上での「常任理事国入りの野望」である。そこに領土問題も絡んでいる。要するに原因は日本政府にある。 >日本国内で日中学院に金属弾が打ち込まれたり、大使公邸にペンキを塗られたり、爆発物を仕掛けたという電話がかかったりしている。中国側に謝罪を求めるなら日本側も謝罪しなければならないのではないか。規模の大小を言うのであればそれこそ五十歩百歩である。 まるで昔の社会党のような主張だ。 第一に、日本人と日本関連の施設に向けた中国人民による暴力行為は、 日本でなくとも犯罪だ。 つまり謝罪することが当然。 文句があるならこの人は日本政府や新聞社にメールでも送ればいい。 しかもこの人はまるで犯罪行為の被害者である日本の批判をしている。 私が思うにこれは「泥棒に入られたのは防犯がなっていなかったからだ」と被害者に責任を押し付けんばかりの言い方だ。 この人はレイプされた女性に向かって「服装が男を挑発していた」とでも言って被害者を責めるのか? ましてやデモの圧力によって日本政府が態度を決めてしまったら、 犯罪行為を肯定することになり、今後も犯罪を犯せば日本が中国の言う事を聞くことになる。 加えて「教科書問題」をデモの理由にしているが日本ではいろんな意見のいろんな教科書がある。 日本はどこかの国のように国が定めたごく一部の特定の教科書のみを使用している国ではない。 従って教科書を厳しく検閲するわけにもいかない。 この人は教科書を検閲せよと言っているのか? 第二に、「常任理事国入りの野望」とは何か? そんなものが日本にあったのか? 問題は日本が常任理事国入りをするか否かではなく、常任理事国入りで何をするかだ。 そのことを全く説明なくこの人は自説を理解してくれるとでも思っているのだろうか? 理解に苦しむ。 第三に「領土問題も絡んでいる」ということの説明がない。 領土問題が何だというのか?ここでも説明不足だ。 「要するに原因は日本政府にある」ということだが、 領土問題は日本と中国双方の問題だ。 暴力的犯罪行為の理由にはならない。 日本政府だけに原因を求めるのはいかにもバランス感覚に欠けている。 この人はそんなに日本が嫌いなのか? そして何より「今現在どうすれば日本人の安全が守れるのか」という点がこの人には決定的に欠けている。 以上のことからこの人の意見にはまったく説得力がない。 どこにでも反対が好きで、日本に謝罪させようとする人がいるが、全く困ったものだ。 私は断言する。 こうした意見が日本の政治を誤った方向へ向かわせる。 戦争反対を叫ぶのもいいが、もっとこの人には勉強してもらいたい。 少なくとも説得力のない文章では正しい方向には進まない。 知らぬは本人ばかりなり。 追記 日本に謝罪を求めている人から私の日記に対して(だろうと思われる)反応があった。 とても貴重な意見なので、ここでその文章を紹介する。 戦争に反対する市民の会(4月18日の日記) >他人の痛みを感じることのできない人たちが世の中にはたくさんいます。彼らは自分を正当化するために自分が受けた被害をことさら強調し、いろいろ屁理屈をこねます。 > 韓国の人々が、中国の人々が、何に怒っているのかを考えようともせず、日本が受けた被害でのみ被害者意識を拡大させ、騒ぎ立てる。またこの世論の中、少しでも中国、韓国に同調した意見を言うとまるで鬼の首でもとったように批判する。悲しいです。 この前の記事にトラックバックされた方もいましたが、見るに耐えないブログ日記だったので削除しました。また、同意を得ず、私たちの日記の本文を転載しているのでそのブログの削除を楽天に要請します。 結局はこの人、私の批判に対して反論できないだけではないか? 私にはそうとしか解釈できない。 だから「見るに耐えないブログ日記だったので」としか言っていない。 またしても「何が見るに耐えないのか」については全く説明がない。 「反論されるのが嫌」なら素直にそう言えばいいのに。 (そもそもどこの日記のことを書いているのかさえ不明) 引用について断っておく。 この人はまたもやこんなことを言っている。 >「同意を得ず、私たちの日記の本文を転載しているのでそのブログの削除を楽天に要請します」 この人何か勘違いをしているようだが、私は過去にもこの人の日記を同意なく転載している。 例えば2004年12月15日の日記などがその一例だ。 しかしこの時には全く問題なし。しかし今回の件では問題視するのか? これってどうしたことなのか? ただ単にこの人が批判されたくないだけとしか思えない。 そしてこの人自身、新聞の社説などを日記に転載している場合にはすべて同意を取っているのだろうか? 例えばこんな風に。 >以下、朝日新聞4月6日の社説より(この人の4月10日の日記より) > 「町村外相は10日、中国の王毅駐日大使を外務省に呼び、中国での反日デモについて、「破壊的な活動は誠にゆゆしき問題だ」と抗議し、中国政府の正式な陳謝と被害の補償などを求めた。王氏は、邦人の安全確保に努める考えを示した。(asahi.com)」(この人の4月10日の日記より) >2001年8月の小泉首相の靖国神社参拝を巡り、千葉県内の戦没者遺族や宗教家ら63人が「政教分離を定めた憲法に違反し、精神的苦痛を受けた」として、小泉首相と国を相手に慰謝料計630万円を求めた国家賠償請求訴訟の判決が25日、千葉地裁であった。 安藤裕子裁判長は、参拝について「内閣総理大臣の職務行為」と公的性格を認めたが、「政教分離規定は私人の法的利益を保障するものではなく、賠償の理由には当たらない」と請求を棄却した。(Yahooニュース))(この人の2004年11月25日の日記より) >「米軍当局は15日、戦争犯罪に当たるか調査を開始した(ロイター)」(この人の2004年11月16日の日記より) 謎だ。 少なくとも私は文章の出所を示している。 それでも引用には同意が必要だとでも言うのだろうかこの人は? ブログの削除を求めたければするがいい。 私は管理人の判断を待とう。 ところで本当に心無い人は誰だろう? 「戦争に反対する市民の会」は中国在住の日本人のことは考えていないのか? 身に危険があるというのに。 追記その2 こんな日記がある。 オダチカの独り言手帖 私はかつて日本がやったことを無理に正当化するつもりはない。 しかし、ここに書かれているオダチカさんの主張は私に近いものがある。 もちろんすべてではないが。 このオダチカさんも「戦争に反対する市民の会」に同意を得た上で日記に転載しているのだろうか? もしそうでなければこの人の日記も削除依頼の対象になってしまうのか? 追記その3 こんな日記もある。 名無しさんは創氏改名中の日記 この人の日記も削除依頼の対象になるのか? 「戦争に反対する市民の会」は何だか削除依頼ばかりで忙しそうだな(笑い)。 ***現在掲示板と日記コメントは閉鎖しています。悪しからず。 意見があればメッセージでどうぞ。メッセージは必ず読んでいます。 トラックバックも受け付けています。ただし殺人を正当化しない人に限ります。削除もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.04.19 17:58:40
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