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りゅうちゃんミストラル

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2005.05.25
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テーマ:ニュース(99525)
カテゴリ:社会問題
「わざとらしい」「感動の押しつけ」などの批判はあったが、
私は結構この番組が好きだったので以下の報道は残念だ。
私は問題となった淀川工業高校の回も観ていたが、番組はなかなか感動的にできていた。

この番組では伏見工業高校でのラグビーとか、ソフトボール日本代表、
そしてカンボジアの「日本橋」など感動的な話が印象に今でも残っている。

多くの人は感動したい。そう思っている。
それだけ現実が厳しいということだ。
そしてこの番組を観て感動する。
感動と言うよりもそれは「安心」に近いのかもしれない。


淀川工業高校の回でも「歌うこと」の素晴らしさ、すごさ、
そして情熱は多くの人が感じたはずだ。

こうして報道されるということはやりすぎが本当のことだったのだろう。
「必要以上の演出」を番組製作者は求めたしまったと考えるのが普通だ。

それはもう演出とは呼べず、「事実の捏造」と呼ばれる。

「プロジェクトX」のいいところは、普通には見えにくい物語を、
普通の人が苦労して達成するところにある。
そして事実であるということが大きな感動を呼ぶ。
大切なことは脚色ではない。事実だ。

いつのまにかこの番組は、
事実よりも「ドラマ」になってしまっていた。


私はNHKということで事実関係についてはまったく疑っていなかった。
「毎年80人の退学者」とか、パトカーの出動など信じていた。
私の中に「NHKは信用できる」という考えがあったことは確かだ。

淀川高校と言えば、吹奏楽部が有名で毎年優秀な成績を残している。
その活動は日本テレビの「笑ってコラえて」でも特集されたくらいだ。
私はこの番組を観るまで同じ高校で吹奏楽と声楽(グリークラブ)が有名とは知らなかった。
番組では「工業高校なので音楽室がない」と逆境をアピールしていたが、
吹奏楽部のほうが先に活躍していたのではないのだろうか?
だとしたらこの高校に「音楽の土壌はあった」のではないか?
部の顧問も「合唱部は学校側から作ってほしいと言われた」と言っている。

今回の報道を聞いた後でなら、何でも疑える。

元プロデューサーによる不正流用事件があった時、
「NHKはいい番組があるのだから」ということが言われた。
その「いい番組」には当然のように「プロジェクトX」が含まれていた。

この件で番組は打ち切りになるのかもしれない。
その前に海老沢会長辞任と今回の件を2週にわたって特集し、番組を終えたらどうか?

今後番組は「すべて疑ってかかる」ことが必要なのかもしれない。


追記

NHKではこの件に対してコメントを出した。

5月10日放送のプロジェクトXについて(プロジェクトXホームページから)

以下青字部分引用

5月10日放送のプロジェクトXについて


5月10日に放送いたしましたプロジェクトX「ファイト 町工場に捧げる日本一の歌」について、視聴者から多くのお問い合わせをいただいています。

 この番組は、昭和50年代の大阪府立淀川工業高校の合唱部の生徒と教師の奮闘や心の交流を、教育現場への応援歌の思いを込めて描いたものです。

 制作にあたっては、淀川工業高校の校長先生、合唱部顧問の先生はじめ学校関係者のみなさん、そして当時の学校関係者の方々や生徒のみなさんに大変お世話になりました。

 放送終了後の5月19日に、学校から、放送内容にいくつかの点で「事実と異なっている」という指摘と、回答を求める質問書をいただきました。学校関係者やOBの皆さまにご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思っています。

 質問書をいただいて以降、番組の内容や取材過程を調べて、5月25日、淀川工業高校に対して文書で回答いたしました。

 まず、「昭和50年ごろの工業高校は荒れていたが、その程度が軽微であった淀工までが、一般のイメージどおり、画一的に描かれたことが遺憾である。」という学校からのご指摘をいただきました。私どもは、様々な関係者への取材をもとに番組を作りましたが、番組の中の表現が行き過ぎて、誤解をまねいた点がありました。

 バイクでの暴走シーンについては、当時の複数の関係者から、バイクを乗りまわす生徒がいたという話を聞きました。しかし、「けんかに暴走」というコメントに合わせて、イメージ映像として暴走族の資料映像を使ったことは行き過ぎでした。

 「退学者は毎年80人にのぼった」というナレーションについては、100人、80人と、取材過程でいろいろな数字を聞いていました。71人という数字も伺いましたが、正確な記録ではないということでしたので、結局、取材者の思い込みで「毎年80人」というナレーションになってしまいました。裏づけのない数字を使ってしまいました。



 「就職先は町工場。求人はなかった」のナレーションについては、当時の生徒のかたが、不況で求人がないのではないかという不安をかかえていたという文脈の中でのコメントでした。個人の気持ちを表現しようとしたのですが、学校全体のことのように思える結果になってしまいました。

 コンクール会場に警官が来るシーンは、顧問の先生の証言をもとに作りました。打ち合わせやスタジオ収録時にも先生から異論は出ませんでした。「あの話は冗談のつもりで言ったが、お互いに思い違いでしたね」と先生に言われたのは放送後のことでした。合唱連盟への取材など、事実確認をしっかりしなかったことが反省点です。

 合唱部が創設される経緯について、合唱部の顧問の先生が当時の校長先生に招かれて学校に赴任した事情は、取材の過程で関係者のかたから伺い承知していました。番組では、当時の関係者に取材した事実をもとに、顧問の先生と生徒の活動を中心に描き、同好会から部に昇格するまで3年間の苦労があったことなどを紹介しています。



 「プロジェクトX 挑戦者たち」は事実に基づいてきちんと取材し、制作すべき番組です。今回の放送は取材の事実確認が不十分な点、制作者側の思い込みが強すぎた点があり、反省しています。

 5月28日土曜日午後2時からの「土曜スタジオパーク・あなたの声に答えます」で、視聴者のみなさんにご説明したいと考えています。

 淀川工業高校の関係者のみなさま、視聴者のみなさまにはご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします。


結局は「事実の捏造」ではないと言いたいのか?
私にはそうは思えないが。

その証拠に顧問の先生が招かれて高校に来たというあたりは、
番組では描かれていなかった。

顧問の先生が高校に来て初めて合唱部を作ろうという番組での描き方ではなかったのか?


参考になった日記

「感動」という病」

NHK「プロX」で、またも取材相手が抗議する事態が発生する




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最終更新日  2005.06.27 18:33:31
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