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2005.10.05
テーマ：ニュース(99464)
カテゴリ：社会問題
牛肉輸入再開が話題になっている。 外食産業の会社では、株価さえ上がっているという。 吉野家株ストップ高 米牛肉輸入の再開見通しで（FujiSankei Business i.） もちろん狂牛病（ＢＳＥ）の影響で日本では現在アメリカ牛肉の輸入がストップしている。 このことについてはすでに日記で書いた。 国内で初めて確認された変異型ヤコブ病の患者（２００５年２月６日） 私自身はこのところ牛肉など口にしていない。 その必要がないし、豚や鶏肉が好きなので不満もない。 牛丼チェーン店などで「限定○○食！」などという企画に並ぶ人の気も知れない。 正直牛肉がなくても何ら困らない。 今や政治、経済問題と化した牛肉輸入問題。 すでに国際語になった外圧もあると聞く。 思い出すのが米の自由化だ。 日本は米を「聖域」としているとの考え方もあるようだが、それは一部だけを見た意見ではないか？ 農業を農業を政治、金銭で考えることは危険だ。 米は約４０パーセントと言われる食料自給率の問題だけでなく、日本の環境問題でもある。 「米は輸入すればいい」という考えには水田が果たす保水力についての考えが欠如していることがある。 思い出して欲しい。 今年も台風が来て東京の杉並区でも浸水の被害が出た。 アスファルトで覆われた都市は災害に弱く、水も行き場がない。 これではいくら地下に貯水槽を作っても税金の無駄にならないだろうか？ 牛肉も政治や金銭問題ではなく国民の健康を第一に考えてもらいたい。 日本には日本のやり方がある。 全頭検査を守ってそれ以外は市場に出さないのが安心した食を守るためには必要だ。 アスベストや薬害エイズのように、「行政の不作為」が後で問題にならないようにしっかりと議論し、監視してもらいたい。 安易な牛肉の輸入再開には私は反対だ。 アメリカ産輸入牛肉を「自己責任」でという考え方でいい？ 参考になった記事と日記。 ＴＴＭノンフィクションマガジン 米の自由化について書かれたもの。 特に「７：水田の効用」を読んでもらいたい。 牛肉輸入再開（ブログ・ヘッドライン） 消費者無視の輸入再開（勘繰り屋） 『食』を、経済で量るな。（PRAYERS'pharmacy BLOG） 米国産牛肉輸入再開に、消費者は厳しい反応（日経レストラン） 愚民政策が生んだ「ウソばかりの“国産”食品」（大前研一氏） 本を買うなら楽天で！その他アフィリエイト     バナーをクリック！小学生行方不明事件に情報をお願いします。  拉致問題の解決を願うブルーリボン運動です。 意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2005.12.15 10:17:41
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