カテゴリ:読書
「チーム・バチスタの栄光」に始まる海堂尊のシリーズ。
今回は「ジェネラル・ルージュ」こと速見が主人公の「ひかりの剣」。 (この記事はネタばれあり) 今までに「ブラックペアン1988」、「ジェネラル・ルージュの凱旋」。 そして「ナイチンゲールの沈黙」「死因不明社会」「ジーン・ワルツ」。 さらに「医学のたまご」「螺鈿迷宮」と読んできた。 「ひかりの剣」は「ブラックペアン1988」と同時期。 医学生でありながら医学部で剣道最大の大会「医鷲旗」獲得を目指す速見。 後に救急救命医として東城大で活躍する。 彼が所属する東城大学顧問に帝華大から高階権太講師が就任する。 高階は後に外科教授→病院長→学長となる人物。 高階によるこの台詞がいかにも「切りたがり」の外科医。 「委細かまわず、森羅万象をぶった斬れ」 速見のライバルは「ジーンワルツ」に登場する帝華大の清川吾郎。 吾郎の弟や朝比奈とおジイ。 いろいろな登場人物が医鷲旗の行方を左右する。 もちろん田口や嶋津、外科医一年生の世良も登場。 今までの医療が舞台の海堂作品からするとこれはスピンオフ作品。 だがそれはそれで面白い小説になっている。 海堂尊で言えば、次は「極北クレイマー」。 又は「イノセント・ゲリラの祝祭」になるかもしれない。 *********************** 関連記事 「ひかりの剣」海堂尊 海堂尊 『ひかりの剣』 ひかりの剣/海堂尊 『ひかりの剣』 海堂 尊 著 海堂尊「ひかりの剣」 海堂尊『ひかりの剣』 *********************** バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.10.16 16:47:13
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