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2010.04.30
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カテゴリ:読書
死刑と奇跡を描いた「グリーンマイル」。
そのシナリオ対訳本を今読んでいる。(この記事はネタばれあり)

     

原作はスティーヴン・キング
薄い6冊の文庫本を出したことでも知られる。
脚本はフランク・ダラボン

このコンビは「ショーシャンクの空に」でも知られている。
やはり刑務所が舞台の作品だ。

グリーンマイルというのは刑務所の廊下。
褪せた緑色をしていて、死刑囚は処刑場までこの廊下を歩く。

舞台は1935年。大恐慌の年だ。
看守のポール(トム・ハンクスが演じた)は一人の死刑囚と出会う。
ジョン・コーフィは黒人の大男。
不思議な力を持っており、ポールの尿路感染症を治す。
死んだはずのネズミを生き返らせる。

さらには刑務所長ハルの夫人を致命的な脳腫瘍から救う。
実はコーフィが死刑囚として送られた双子の少女殺害事件。
その事件も冤罪だった。
しかし裁判の結果はすでに出ている。
悩むポールたちだがコーフィは処刑場へ送られることに。
結果としてポールには罰が与えられる。

映画は99年公開。
すでに年数が経過しているため、ここまで結末を書いてもいいだろう。
私はそう判断した。

「死ねない罰」というのは手塚治虫の代表作「火の鳥」でも出てきた。
ポールは同僚とともにコーフィの処刑をきっかけに転属。
少年更生院で再出発する。
「もう処刑はできない」という想いがあったのだろう。

このシナリオ対訳本は英語の教材としても役立つ。
(ただし、教科書に載せられないような表現も多い)

捜索隊はsearch party
尿路感染症はurinary infection
「最後の審判の日」はOn the day of my judgement
処刑室はExecution Chamber
腫瘍はtumor
少年更生院はBoy's Correctional
大恐慌はDepression

作品に出でてくるフレッドアステアの映画は「Top Hat」。
「Cheek to Cheek」という曲は知らなかった。

始まりの文句はこれ。

We each owe a death,there are noexeption.
(我々はみな死ぬ。免れる者はいない)

こんな表現もあった。

Like you done before
(前みたいにやる)

Is that you official position?
(それが君の公式見解かね?)

You want to think about what you were doing just now?
(自分が何をやったか考えろ)

日本でも足利事件など冤罪が見つかった。
この映画について、死刑と冤罪を考えないわけにはいかない。

この本、いろいろ学ぶべきことがある。
また手にとって学びたい。

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冤罪を生む元凶

「グリーンマイル」  

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最終更新日  2010.05.01 20:22:45
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