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カテゴリ:果物の話
実りの秋がやってきた。その先陣をきって登場するのが梨です。
「親水」「幸水」「豊水」「新高」「二十世紀」「菊水」これは皆、梨の品種です。江戸末期には百種類以上の品種があったといわれています。それほど梨は日本人に馴染みの深いフルーツなのです。「南水」は多大なる努力の末、南信農業試験場で誕生した長野県で生まれ育った梨です。その信州ブランド「南水」がいよいよスーパーや農産物直売所の店頭に並びます。この「南水」は、果汁が多くとても瑞々しく甘みが強いのが最大の特徴です。糖度は14~15%、日持ちも良く絶対お勧めの梨です。 私の小さい頃は、祖母の実家が梨農家ということもあり毎年祖母の元へ梨が届けられていました。信州伊那谷では古くから梨の栽培が盛んで、伊那谷を含めた南信地方は県下でも有数の梨一大産地です。当時の主流は「二十世紀」でしたが、今や時代は高濃度嗜好が強くなり「二十世紀」も当時に比べて甘く酸味も少なくなった気がします。しかし「南水」は甘みや食味の点で他を寄せ付けない貫禄のようなものがあります。皆さんも「南水」を見かけたら、是非一度食べてみてください。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月16日 15時09分23秒
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