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西鶴身辺雑記

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焼屋西鶴

焼屋西鶴

2011年07月06日
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カテゴリ:映画・TV
ここ2ヶ月の間に『24』のシーズン7と8を

立て続けに観た。

どうもこのテレビシリーズ、観はじめると

一気に観てしまいたくなる中毒的要素があるらしい。

結局ワンシーズン観るのにせいぜいかかっても

1週間ぐらいのものである。

勿論この間も並行して小説も読んでいる。

ちなみに8シーズンを観ている間選んだ小説は

綾辻行人の『暗黒館の殺人』。

上下巻合わせて1200ページ超えの超大作である。

これについてはいずれまた。

『24』の話に戻るが、

今さら僕がくどくど説明しても皆さんの方が

よくご存知であろう。

このテレビシリーズの一番の肝となるものは、

ズバリ、映画の構成であると言える。

「物語はリアルタイムに進行していく」

タイトルになっている『24』は、

そのまま24時間(1日)のことであり

この時間の進行と共に物語はラストへと時を刻み続けるのである。

もちろん実際の時間ではなく、物語の時間のことである。

『24』は、群像劇だ。

主人公はアメリカ連邦機関であるCTU(テロ対策ユニット)

ロサンゼルス(第1~6)支局の捜査官ジャック・バウアー

(キーファー・サザーランド)。

CTU vs テロ組織という構図をとりながら

家族の絆や同僚や様々な人間の確執、嫉妬、愛憎と

キャラクター造詣も深く、エピソードも豊富にある。

物語のテンポはとにかく早い。

且つ様々な人間の思惑が交差し、

物語のボルテージは否が応でも盛り上がるのである。

ストーリー展開は裏切り、どんでん返しの連続だ。

一端目を離すと物語の流れが分からなくなることもしばしば。

従って『24』を観る時は、全ての準備を整えて

ブラウン管に向わなければならない。

その集中力は凄まじい限りである。

映像にも特徴があり、スプリット画面(多分割同時進行描写)や

ドキュメンタリー映画のような故意の手ぶれ撮影など

映画的臨場感は倍増する。

ざっとそんな感じではあるが

とにかく面白いドラマ〈映画〉である。

テレビシリーズでありながら

満足度は長編劇場用映画のようである。

主人公・ジャック・バウアーは

物語のラストに向かって

ただひたすら走り続ける訳だが

彼にとっての命題は「テロの脅威からアメリカを守ること」である。

そのため、多少の犠牲はやむを得ない。

ここで問題が生じる。

人間というものは、対極的な事柄についての

反応はとても鈍く、自分勝手で利己的な上、

嘘もつく。

テロ情報のためにジャックは手荒いことも厭わない。

目的のため非情になれる、タフ・ガイなのだ。

シーズン7では、彼の行動力に伴うパラドックス的憂鬱が

テーマとなっており、なかなか考えさせられた。

シーズン8がファイナルと聞いていたが

まだまだ続くような予感があるゾ。








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最終更新日  2011年07月06日 16時16分23秒
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