|
カテゴリ:映画感想
最近、映画ネタが多いような気がするが・・・・
またもや映画ネタです。 (^◇^;) 例によって、何の予備知識もないままかりてきたのが 今回の「パコと魔法の絵本」 なんとなくパッケージの画像をみて これなら子供も見られるかな? ってな感じです。 さて、どうかな? ・・・・・ うむむむむ・・・・ (~_~;) 話の内容はこんな感じ。 とある病院が舞台。 入院患者は一癖も二癖もある変わり者ばかり そんな中でも、「クソジジイ」と呼ばれる偏屈な老人がいた。 この老人は四六時中機嫌が悪く、回りの者に対しても意地悪な事ばかりする。 そんなある日、一人の少女がやってくるが、老人はこの少女をひっぱたく。 さすがに罪悪感に苛まれる老人だが、翌日この少女は昨日の事を覚えていなかった。 ・・・・ てな、感じで文字にすると すごく暗い映画に思えますが 実は、全然違うのだ。 まず、画面の色合いがスゴイ。 12色の絵の具で塗ったかのような原色バリバリの色合い。 ティムバートン監督の「チャーリーとチョコレート工場」を見ているようだ。 登場人物の衣装も半端ではない。 まるでアニメのコスプレ会場を見ているようだ。 (^◇^;) おまけに、セリフの合間合間に「よくわからないギャグ」や「非常に寒いギャグ」連発する。 そんな訳で、暗い映画どころか 派手すぎて訳がわからん映画に思えるのだ。 正直、最初の30分がちょっとキツイかな? このノリについて行けない人は、けっこういるかもしれない。 だが・・・・・ 主人公の少女の秘密が明らかになり 偏屈クソジジイが変わり始めた頃から物語りがおもしろくなる。 この映画は基本的に少女と老人の物語なんだけど 他の登場人物も相当に濃い。 そして、皆それぞれに深い闇を持っている。 そんな多様な人生模様が 少女と老人によって少しづつ変わり始めるのだ。 なかなかアクの強いこの映画、元々は舞台劇だったらしい そう考えると納得がいく。 あと、映画を見ている最中はわからなかったが キャストがすごい。 クソジジイ役をなんと役所広司が演じている。 いやぁ、わからんかったなぁ・・・・ そもそもメイクがものすごいので、誰が誰やらわからないのだ。 後で調べてみたらかなり豪華なキャストだった。 ・・・・・ 映画を見終わって思ったんだけど これって大人向けじゃね? 画面のイメージから、子供向けの映画って気がするが 実は大人に向けたメッセージがちりばめられている。 とはいえ、子供でも見ておもしろいシーンも満載なので 家族でも見る事ができます。 ぜひ、家族で感動して下さい。 それにしても、こんな邦画があるとは・・・ いやはや変わったね。 (^◇^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.10.10 09:26:27
コメント(0) | コメントを書く
[映画感想] カテゴリの最新記事
|