耐寒登山に挑戦!
今日はカブの耐寒登山。大阪と奈良の県境にある、大阪府の最高峰、金剛山(標高、ほぼ1000メートル)に登る。どうでもいいことだが、私は大学でワンゲルに入って山登りをするまで、金剛山は日本でも有数の高峰だと信じていた。・・・自分の受験勉強が、ただ単に字を覚えただけのもんやったと痛感した出来事であった。耐寒登山自体は毎年やってるんだけど、“あったくて耐寒にならない”ことも多かった。しか~し!今年の山は一味違う。金剛山も正月からこっち、ずううううう~っと見事な樹氷ができ続けてる(ひっじょ~に珍しい)し、積雪はなんと40センチにまで達してるという。40センチの雪なんて、聞いたことないよ。朝7時50分集合の時点で、山頂付近はマイナス10℃だったそうだ。ひえええ~、マイナス10℃!大阪人にとってそれは南極も同然。デンリーダーさん、頑張ってください。我が家の次男と三男も、汗取りタオルの上に、この日のために買ったヒートテックのシャツ、その上にハイネックのスキーシャツを着て、その上にウールのシャツ、そのまた上に(ぜいぜいっ)スキーの上着という厚着をして、雪だるまのようになって出かけていった。夕方5時半、二人は、「寒かったー!」「手がこおったー(“かじかむ”という日本語をまだ知らないらしい)」」などと口々に言いながら、元気に帰ってきた。リーダーの話でも、二人とも元気に歩いていたそうだ。頂上でカップラーメンを食べるので、ラーメンとお箸を持たせたのだが、三男が手がかじかんで動かせず、隊長さんにフォークをもらって食べたそうだ。おやつに持っていったゼリービーンズもおにぎりも凍ってガチガチ、ホントに何もかもが冷たかったそうだ。全部で20人以上のメンバーが登ったので、お湯を沸かすのも大変なので、先にベンチャーの子が3人行ってお湯を沸かしてくれていたそうだ。ありがたいが、んじゃ、装備の中にあった“カップラーメン用の水500CC”はいらんかったのでは?と思うおさかなの母だった。ところで、そのベンチャーの先発隊員の中に、今年の3月、県立医大を受験する子がいたそうで、夫は「なぜあいつが!?センター試験は終わったけど・・・私立は受験しいひんのんか?かぜひいたらどうするんや?」と悩んでいた。いや、ほんまやで!山のてっぺんでお湯沸かしてる場合ちゃうで!バートランドラッセルの英文でも読んどかな!(←今はそんなに出えへんのかな?この人の文章)樹氷?「あー、きれいやったよ」の一言でおしまいでした。ま、そんなもんでしょう。