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〈新訳〉ローマ帝国衰亡史(下)普及版 エドワード・ギボン 「新訳・ローマ帝国衰亡史」下巻 訳&解説は、中倉 玄喜。 ユリアヌス帝・・ 「プラトンによれば、家畜群の管理はつねに高級種の生物がこれを行うべきであり、 同様に、諸国民の指導も神々もしくは諸霊の天資にこそふさわしく、またそれが必要でもある。」 「ユリアヌスの食卓によく招かれていた親友の一人によれば、かれは粗食 - 通常、 菜食であった - で、しかもわずかの量しか食しなかった。 そのため、いつ如何なるときも心身に障りがなく、帝務のほか、著作者や祭司長、行政官や 将軍、といったさまざまな役割をこなすことができたといわれる。」 背教者ユリアヌス・・として有名ですが、ユリアヌス、とても働き者でした。 第14章・・「東ローマ帝国の滅亡」にて、 オスマン・トルコのスルタン、メフメットの大軍により、 1453年、ついにコンスタンティノープルが陥落し、 約2200年余続いたローマ帝国が滅亡します。 この攻防シーン、克明に描かれており、この抜粋版でも感動は伝わってきます。 塩野七生さんの「コンスタンティノープルの陥落」・・この本が種本の一つだったんだ、 と確認するとともに、読み直したくなりました。 コンスタンティノープルの陥落 でも、その前に、中野好夫さん訳の「ローマ帝国衰亡史」でしょうか。 ローマ帝国衰亡史(2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.25 01:32:34
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