カテゴリ:書評・読書メモ
山崎武也「持たない贅沢」 三笠書房 2009年刊 今回の赴任にあたって、 航空便で送れるのは、大きめの段ボール7箱、 船便はその倍の14箱まで。 それ以外は、廃棄か、引っ越し業者の倉庫に保管してもらいます。 本はプラトンさん関連の100冊ほど除いてすべて売却・破棄したので、 これも倉庫行きです。 ところが問題なのは、航空便の荷物を受け取るには、 現地に荷物が到着後、4営業日、パスポートを引っ越し業者に預ける必要があること。 まだ就労ビザ(Zビザ)が手に入っていないので、在留許可証も当然なく、 中国国内出張をこなすためにはパスポートが必須。 引っ越し業者さんに預けることができるのが、6月中旬以降になってしまいます。 そのため、本来、4日ほどで届くはずの航空便が、3週間もかかることになっています。 ・・当面、旅行生活の延長です。 旅行好きではあるものの、旅行先で仕事するのは、なんとも落ち着きません(>_<) 2章 「本当に必要なモノ」は少ない 9 モノはすべてお荷物 ≪モノに執着しモノを所有して喜びのは、幼児性からの脱却がなされていない証拠だ。 常時必要不可欠なモノ以外は、できるだけ所有しないようにする。 モノは自分の手かせ足かせになるものと心得て、モノから自分のココロを解放する ことができて初めて、真の大人になったということができるだろう。≫ 11 持っていると入ってこない ≪何についてもいえることであるが、手にいれようとして夢と希望を抱いているときが、 いちばん楽しい。・・≫ でも、いったん持ってしまうと、楽しいものの、それ以上ではなくなる。 ≪現在持っているものがなくなって初めて、次の夢が生まれてくる。 夢についての可能性には限度がない。無限の世界が広がってくるのである。 それは、ものだけではなく考えごとについても同じだ。 考えていることがあれば、そこには新しい考えは浮かんでこない。 頭の中が考えで一杯になったら、そこで思考活動に広がりはなくなるのである。≫ だから、頭の中も、心のカバンも、常に余裕がある状態にしておくことが大切になる。 <目次> 1章 物事はシンプルに捉え、考える 2章 「本当に必要なモノ」は少ない 3章 今あるものに「楽しみ」はたくさん隠れている 4章 逆らわず、こだわりすぎず 5章 美しいものを見る目を養う 6章 上っ面の「贅沢」に惑わされない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.05.20 19:11:09
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