ビックカメラ---10月11日決算発表、2012年8月期は厳しかったようだ
【決算】8月 【設立】1980.11 【上場】2006.8 【特色】首都圏のカメラ系量販店で駅前出店に特化。コジマ買収で業界2位に浮上。子会社にソフマップ 【連結事業】音響映像商品33、家庭電化商品16、情報通信機器商品32、他19 【膨 張】13年8月期はコジマ買収で売上高2800億円、営業益28億円上乗せ。新店1~2。テレビ苦戦で既存店停滞が上期続いても新宿巨艦店が通期寄与。仕入れ値低減進み粗利率改善。負ののれん特益ない。 【効 果】コジマと一部商品で仕入れ一本化、白モノ家電など粗利改善顕著。両社の在庫活用したアウトレット業態検討。13年夏に赤坂店開業、17年に広島駅南口に出店。 【店舗】池袋4,有楽町,新宿3,渋谷2,立川,八王子,大宮,横浜3,川崎,藤沢,柏,高崎,新潟,浜松,名古屋,京都,大阪,岡山,福岡2,札幌,多摩,相模原,船橋,鹿児島,水戸 計34 18.6万平方m (会社四季報2012年9月発売号より)------------------------------------------------------------【上記の感想】上記は、ビックカメラ(3048)について書かれたもの。保有銘柄であり、10月11日に決算発表を控えているので、見ておく。まず、売上高の推移をみてみる。(単位は百万円)2008年8月期 630,7402009年8月期 589,1772010年8月期 608,2742011年8月期 612,114で、2期連続増収中である。次に、2012年8月期の業績予想を見てみる。売上 530,000(-13.4%)営益 9,000(-54.8%)経益 11,000(-50.7%)純益 7,000(-22.7%)1株益 4075.55円で、減収減益予想である。3Q売上の前年同期比は、-14.4%。未達懸念があるが、大きくぶれることはなさそうだ。一応、4月6日には下方修正も終えているので。(売上:595,000→530,000)次に、1株配・配当金総額・配当性向・純資産配当率を見てみる。20年8月期 1000円・1675百万円・---・2.1%21年8月期 1000円・1675百万円・32.9%・3.0%22年8月期 1000円・1717百万円・28.5%・2.8%23年8月期 1000円・1717百万円・19.0%・2.6%24年8月期 1000円・-----・24.5%・--最後にに、株価と指標をみてみる。現在値は、39600円予想PERは、9.72倍実績PBRは、0.94倍予想利回りは、2.53%1枚保有時の予想総合利回りは、9.04%1枚保有時の予想総合利回りの計算式は、配当1000円+優待860円3枚/39600円追記としては、成長を期待するのは無理としても、現状の利益を出し続けて優待内容を維持してくれれば、利回り面は魅力充分である。現在は1枚保有しているが、保有継続方針。