テーマ:景気減速(209)
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内閣府が13日午後発表した2008年12月の景気ウオッチャー調査によると、街角の景況感を示す現状判断指数は前月比5.1ポイント低下の15.9と、3カ月連続で過去最低を更新した。景気後退により消費者の購買態度が一段と慎重になったほか、受注減などが響いて企業部門も悪化。一段と厳しさを増す雇用環境も重しになった。基調判断は先月の「景気の現状は引き続き厳しさを増している」から「景気の現状は一段と厳しさを増している」に引き下げられた。
現状判断指数の低下は9カ月連続。内訳をみると、家計動向関連が18.2と前月から4.3ポイント低下した。「前もっていろいろ手を打ったのに、クリスマスの盛り上がりもない」(沖縄の居酒屋)と、かき入れ時のクリスマス商戦も盛り上がりに欠けた。 企業動向関連も12.4と6.8ポイント低下。「世界経済の悪化を受け、主要顧客からの発注量が大きく減少している」(中国の輸送用機械器具製造業)という。雇用関連も7.2ポイント低下の8.5となり、家計、企業、雇用の3項目すべてが過去最低を更新した。 (日経新聞) 【上記の感想】 やっぱりそうかという感じ。 前回の街角景気は、こちら。 過去数ヶ月の基調判断は、次のとおり。 5月は、「景気回復の実感は極めて弱い」 6月は、「景気回復の実感はさらに一段と弱くなっている」 7月は、「現状は厳しい」 8月は、「現状は厳しい」 9月は、「現状は厳しい」 10月は、「厳しさを増している」 11月は、「厳しさを増している」 12月は、「一段と厳しさを増している」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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