あな恐ロシア
せんだって読んだ雑誌http://courrier.jp/では、なぜか島耕作視点からのロシア情報という特集。 ロシアの、とあるラジオ局の代表の話したことから抜粋。>「敵と裏切り者の区別は、プーチンにとって非常に重要です。彼は私に言いました。『敵というのは、自分の目の前にいて自分と戦争状態にあるが、停戦合意を結べば問題はすべて解消する。だが、裏切り者は、抹殺しなければならない』。これがプーチンの世界観なのです。それから彼はこう付け加えました。『アレクセイ、君は裏切り者ではなく敵なんだ』」 ズドラーストヴィーチェ、アレクセイ。プーチンに睨まれてなお生きているジャーナリストとはタフなヤツだぜ。 つかまあ、敵認定ならまだマシなんだな。 プーチンの考え方は、なんだかわかるし。 敵とは単に利害が対立してるだけのことで、仲良くなる方法はあるわけ。そして定義的に、絶対に仲間にならないのが裏切り者なわけだ。 恐ロシアというよりも、人間の信義の話ですな。 クーリエ・ジャポンには、ほかにも面白い話が多かった。女が「その気」になる瞬間を“科学的に”解き明かす記事とか。