カテゴリ:RF-1108/RF-1140
セカイモン経由eBayから落札したRF-1108は、先日整備完了して楽オクへ出品したRF-1140:国内モデルとよく似ています。
兄弟機種と言っても良いと思いますが、今日一日で整備できるかな〜と始めたところ、そうは問屋が卸しませんでした(^_^;) フロントキャビネットの水洗いとかをやっている内はまだ余裕でしたが、バンド切り替えスイッチが接触不良と分かり本日中の完了は断念しました。 今日はある程度画像を記録しながら作業したので、まとめておきます。 まずボリュームやトーンコントロールなどを含むAF基板の様子、部品交換後です。 ここで一番左に見えるケミコンは電源整流用で、低ESR品を使いました。オリジナルは10V1000μFです。 そして下の画像は特徴あるAF出力段で、B級プッシュプルがパラレルになっています。小さな黄色い丸を付けた4本のトランジスタが出力用です。 下はドライバー段とトーンコントロール回路の一部です。 AF基板では、これだけの部品を外して交換しました。 そしてスピーカーです。これは思いの外痛みは少なかったですね。掃除機のブラシを注意深く当てながら掃除したら、こんなに綺麗になりました。エッジの汚れはこれ以上落ちませんので、ここで諦めます。 以下はスピーカーグリルやフロントキャビネットを外して、水洗いしました。スッキリです(^^) そしてラジオ基板です。まず米国仕様の状態で調整したわけですが、この時PSB(VHF)バンドでバンド切り替えスイッチの接触不良を見つけて、同スイッチを外した後の状態です。 調整箇所を簡単に書きました。黄色い矢印はバンド切り替えスイッチを外した跡です。 また本機はFM/PSBの高周波増幅に2SC1047を共通部品で使っていましたが、PSB(130〜178MHz/FM)ではゲイン不足の感じがしたので2SC1730へ交換しました。 そして分解清掃中のバンド切り替えスイッチです。基板の一部が割れてしまい接着剤で補修中なので、上下逆さまになっていますが(^^ゞ 接点は軽く磨いた後にケイグ赤で拭き上げました。このコマはストロボを使ったので、端子の輝きがよく判ると思います。一方の摺動子はケイグ赤に漬けたまま一晩置くことにしました。ヅケですね(^^) ラジオ基板から外した部品は2SC1047:1個と以下の部品です。 もうこの続きは今週末ですね。最終的にはFMの受信範囲を国内向けに調整するとかダイヤルランプをLEDと交換するなど、まだやることがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.16 13:06:42
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