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ショップハンター

ショップハンター

2012.12.17
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 楽天市場で購入した商品については、楽天 みんなのレビュー 機能を使うことによって、購入者が長所や短所を書き込むことができます。

 購入者の口コミ形式のレビューが投稿されることによって、購入見込み客は商品の特徴を知ることができるだけでなく、ショップの対応も理解できるようになりますので、レビューは商品を選ぶ時の重要な参考情報になります。


 しかし、本来は商品を選ぶときの参考情報となるはずのレビューが、以下のようにたった一言二言で片付けられていたとしたらどうでしょうか。

  • 商品が到着しました。ありがとうございます。
  • 美味しかったのでリピ決定です。
  • メーカー品はさすが違いますね。おすすめです。


 あなたはこのようなレビューを見て、商品を購入したい気分になってくるでしょうか?

 別の表現をするならば、テレビショッピングの司会者が「これは良いですよ」、「絶対買いですよ」といった陳腐なフレーズを連呼するばかりで、ろくに商品説明をしていないのと同じことです。


 商品の特徴、使用感、アピールポイント、改善が必要な点などが具体的に示されていなければ、とてもレビューとは言えないでしょう。


 この一言レビューの氾濫を助長させているのが、楽天ショップ側が用意している特典「レビューを書いて送料無料」や「レビューを書いてポイント○倍」や、楽天自身が提供するレビューポイントです。

 これでは楽天スーパーポイント欲しさに一言レビューを書く購入者は後を絶たないでしょう。


 そして、それらの一言レビューが、その他多数の購入見込み客の手を煩わせていることを忘れてはならないと思います。
 購入見込み客は、ゴミ同然の抽象的なレビューよりも、現実的で率直な意見を求めているのです。それがあって初めてレビューが真価を発揮することになります。


 多くの場合、購入見込み客は減点法や消去法で商品を比較検討しますから、マイナス面が特に重要な情報となるのです。
 誰しも良い商品をできるだけ他店より安く手に入れたいと考えるものですが、買った後に商品のアラが次から次へと噴出して後悔するくらいなら、むしろその商品を買う前にそういったことを知っておきたいと思うのが人情というものでしょう。

 しかし、ショップの中には(楽天自身も含め)、自分たちにとって都合の悪いレビューが投稿されると、それを見せないように細工したりすることがあることも、見込み客の不信感を募らせる結果となっています。


 また、業者や関係者がレビューで商品をやたらと褒めまくるステマ行為も行われているという噂も耳にしますので、今後楽天みんなのレビューがその存在意義を問われることはますます避けられなくなっていくことでしょう。


 2012年7月~2012年9月の楽天市場 サービス紹介(PDF形式) によると、楽天ショップ数約38,000店舗に対し、楽天会員数が約7,500万人となっています。
 これは、業者やショップ数より、実際の楽天ユーザ数が遙かに多いこと、そして見方次第では、楽天ユーザのレビュー(口コミ)がショップの方向性を左右できるということを意味しています。

 ですから、楽天ユーザの意識を少し変えるだけで、質の良いレビューが増え、結果的に楽天市場全体のサービスを向上させることができると私は考えています。



 では、どうすれば質の良いレビューを増やせるのかを考えてみましょう。


  • ポイントに目が眩んでも、今のところ一言レビューしか思いつかないのなら、書かない(特典が貰えなくても我慢する)。
  • 購入に至った経緯や、参考にした情報を書く。
  • 商品をどのようなシーンで使い、メリット・デメリットがあったのかを具体的に書く。
  • 商品仕様に書かれていないことでも、自分の調査で分ったことはできるだけ細かく書く。
  • リピートする決め手となった情報を具体的に書く。


 「具体的に書く」という時点で一言レビューはまず不可能になります。
 知人や友人が目の前にいるのと同じような感覚で、商品を勧めたり、購入を踏みとどまってもらったりするために、自分が何を伝えなければならないかを考えるだけです。


 上記以外にもレビューを書くきっかけはあると思いますが、特に何も思いつかなければ、無理してレビューを書かなければよい。
 たったそれだけのことです。


 そうすれば、楽天みんなのレビューの質を向上させるために、今自分ができることは何かが見えてくるのではないでしょうか。



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最終更新日  2013.04.03 11:29:40
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