カテゴリ:日常
昨日は、他店舗の店長と一緒にワインセミナーに行ってきた。
以前のセミナーと、ほとんど出された物は一緒だったが、その蔵が作るワインが私は好きで、以前参加できなかった店長の付き添いも兼ねて、参加した。来月中旬までに、どうにかっ・・・・、タイ料理に合うワインのリストアップをしたいのに、出来ていない・・・、、と言う焦りもあり、ショップスタッフの方の助言もほしかったからだ。 でも・・・・・・・・・・ 考えを覆す・・・衝撃的な1日になった。 その蔵元オーナーには以前にお会いして、今あるワイン作りまでに要した、色々な努力を伺った。私は、今思えばその時、タイ料理に合うワインの事ばかり考えていて、ワインそのもの、蔵元や、お酒造りそのものを知ろうとしてなかったんだな、薄々感ずく・・・。 以前に感じなかった「ワインを楽しむ」と言う感覚が、今日の今日、やっとわかった。元々ワインもお酒も大好きだが、仕事上「ゲストより、深い知識を自分に養いたい」と言うプライド的な意識が自然と先立っていたのかもしれない・・・(情けないなぁやっと気づく・・・。あぁ・・遅いよ自分・・・。 ) この、蔵元が作る、「利益は二の次」で造るワインへの愛情は半端ではない。結果、安いのに、上級の評価を受けている。 全ては、結果。料理も同じだ。 私は、色々な料理と会い、食べる人の立場を考え、愛情を持って料理を作るコックの丁寧な仕込み、鍋を振る時の量、野菜は常に新鮮に保たれ、その意気は自分が今まで食べられなかった食材の味覚まで変化してしまう程素晴らしいものになる。そんな素晴らしいコックを見たことがあるので、この蔵元が、愛情を込めて造っているのが本当にわかった。 美味しければいい。何のワインに何の料理が合う、合わないは、二の次で、自分の好みの味の美味しい料理、美味しいお酒には、インパクトがある。 単純に愛情を込めて造っている素晴らしい生産者(お酒も料理も)に、理屈はないんだ・・・。 と感じたインパクトのある日でありました・・・。 いくらワインの勉強をしたって、最後には 個々の「おいしい」が、すべてであるのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 11, 2006 01:00:48 AM
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