おいしいおかしいタイな日々

前にも書いたが、私が働いているお店のコックさんは皆ホテルで１０年以上働いていたタイでは一流のコックさんばかり。
シェフは中華出身なので、その手の料理は本当に旨い。シュウマイや餃子の皮なんかも自分で作って
それはそれは、きれーーーいな形に包む。
残念ながら、ここはタイ料理なので私たちが賄いで食べるくらいで
お店では出していないけど・・。

このシェフが、かなりのおバカである。

ついこの間も、バナナを２０本欲しかったのに、発注書に２００本と書いてしまい、今、店はバナナパラダイスである。
今日、バナナのゼリーを作っていた。
デザートが苦手なシェフは、このように、たまにとんでもない物を作ってしまう。

今日の夕方、みんなでテストしながら食べたけど、全員笑っているだけで何も言わない。

店長が一言「何で、シェフが作るゼリーはいつも硬いの？」
と、質問したら、自分のあそこを服の上から形がくっきり分かるように手で服を押さえつけて「しょうがない、ここも硬いから」
と、ニコニコしながら普通に言う。しかも楽しそう。
変体。と呼んでもいいんじゃないだろうか・・・・。

その変体っぷりは、色々な場面で見られる。
私は今年、日に焼けなかったので腕なんかいつもより白く、しかも太って肉がついたので、よく触られる。日本で言うセクハラです。
まぁ、手首からひじら辺なので別に私も気にならない。

でも、おととい私が仕事で昼の賄いを皆と違う時間に取ろうとして
「玉子焼きでいいから作ってーー」と言っても作ってくれなかったので
「もう、腕は触らないでよ！」と、今日ふざけて言ったら、
私が、見えない所から手を伸ばしてタッチ、そしてその後、
「触った、触った～～ほら触ったもんね～ざまあみろ～～」
と、キッチンの奥に素早く逃げていく。

このおやじ、１５歳の娘がいる４０を過ぎた立派な大人よ。しかも、タイに愛人までいる。

今日は、いつもに増して私と接近戦で、嫌だ！と何度言っても聞かないので
持っていた水を後ろから頭にかけてやった。
そんな事に動じる素振りも見せずに立ち去るおバカ。

もっともっと、色々あるけど、書ききれないので今度にします。

ちなみに、きれい好きなシェフなので、そこら辺は安心して食べに来て下さい！＾＾）