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テーマ:お勧めの本(7263)
カテゴリ:日本語・日本語教育
今日も昨日の続きで、斎藤孝さんの「原稿用紙10枚を書く力」(大和書房)を取り上げます。
「書くという行為は、新しく意味を生み出すことである。意味を生み出すとは、価値を創造することだ。」 「作品を批評するとは、その作品とつながろうとしている読者に新たな出会いを提供することである。そこに批評を書く意味がある。」 特に後の引用のほうは、陥りがちな落とし穴ですね。 有名な本をけなすことで、自分がたいしたものであることを示そうとするのは、バカらしいし、読む人にはすぐばれちゃうけど、でも、無意識にやっちゃいがちです。 気をつけたいと思います。 この日記は本を評価するというよりも、本を題材にして僕が言いたいこと、主張したいことを伝えるのが主な目的です。 本はそのときの道具にすぎません。 その意味で所謂「書評」とは違うわけですが、やっぱり貶すことから入るパターンが多かったようにも思います。 「自己満足」ではなく、皆さんへの有意義な情報提供になるようにこれからも気をつけて書きつづけていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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『コメント力』でも同様に、
何かにコメントする際、 マイナス面のみをあげつらうのではなく、 評価できる点をしっかり指摘すべきとされていますね。 斉藤氏の活力的で前向きな生き方に、 いつも元気付けられます。 (2004.12.20 21:21:02)
ヒゲ太さん
>何かにコメントする際、 >マイナス面のみをあげつらうのではなく、 >評価できる点をしっかり指摘すべきとされていますね。 本当にその通りですね。 人の話を聞いたり、人と付き合っていく上でも気を付けたいですね。 ただ、僕の場合、売れてるもの、みんなが信じてるもの、そういうものにはどうしても文句付けたくなるんですよね。 もっと違う考え方もできるはずって、ついつい考えちゃうのです。 (2004.12.25 21:50:54) |