司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

[カテゴリ未分類] カテゴリの記事

全588件 (588件中 401-450件目)

< 1 ... 4 5 6 7 8 9 10 11 12 >

• 過払い請求　エポスカードも厳しくなってきた！

   　「エポスカード」という会社がある。旧丸井だ。　当事務所だからもしれないが、唯一、訴訟提起しなくても、　利息込満額を　返還してくれる業者だ。　しかし、返金も３か月後等、だんだんと厳しくなってきた。 　そして本日、担当者から今後の対応につき電話ある。　エポス　「当社も厳しくなってきました」　　　　　　「今後、何割カットとは言いませんが、元金だけにしてくれませんんか？」　　私　　「申し訳ありませんが、当事務所は満額返金と（お客様）に宣言しておりますの　　　　　　で・・・」　エポス　「そこを何とかお願いできませんか？」　　　　　　「お願いするだけでは申し訳ありませんので、その場合（元金のみの返金）は　　　　　　早めに返金させていただきます」　　私　　「わかりました、検討させていただきます」 　　返金の額により、支払日に差を付けてきた。　いつも紳士的　な対応のエポスにしては姑息のやり方だ。　そして、早速、他の司法書士との交渉でも、珍しく金額を値切ってきたという。 　　「請求額で結構です、支払い日は０月００日です」　いつものこんな言葉は聞こえなくなるかもしれない。　しかし、当事務所は元金プラス利息の満額返金を貫く方針だ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き 　　　　　　　　　　　　　　　　

  2010.06.03

  コメント(0)

• 本人訴訟　新生ファイナンシャル（レイク）の対応は？

      過払い請求に対する各業者の対応が悪化しているが、 新生ファイナンシャル（レイク）の対応は、まだ良いほうだ。  　Ｋさんの同社に対する過払金は　＊百４５万３４５０円（過払利息３５万円程含）　本人訴訟で提訴中。 　例に洩れず、いつものように期日前に同社から電話が入る。 　新生　　「Ｋさんは、なんと言っています、聞いて貰えませんか？」　　　私　　　「和解額を提案してください、Ｋさんに伝えますから・・・」　　　新生　　「元金に利息を付けて＊百２０万円でいかがですか？」　　私　　　「わかりました、早速聞いてみます」 　直ぐにＫさんの意向、希望額を聞き、再度新生に電話する。 　　私　　「すみません、その金額では無理とのことです」　新生　　「希望額を言っていました？」　　私　　「＊百４５万円ならＯＫだそうです」　新生　「ほぼ、満額ですよ！」　　　　　「他の事務所は、本人訴訟の場合、ほとんど元金で和解になっていますよ！」 　　いつも温厚な担当者も、きつい口調になる。 　　私　　「本当にすみません、本人の意向のものですから・・・」　新生　「わかりました、その金額で和解します」　　　　　「最終確認をしますので、本人から電話頂けるよう伝えてください」　　私　「ありがとうございます」 　　過払い金額が大きくなると、１０万、２０万位は　と思いがち。　しかし良く考えて欲しい。その１０万どころか、何万、何千が無くて支払いに窮したこと　を、　そして業者は猶予を、免除をしてくれたのか？　遠慮することはない。過払い金は苦しい中支払ってきた、貴方の大切なお金です。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.06.02

  コメント(0)

• 判決が確定しても支払いをしないＳＦコーポレーション

    　　悪評高きＳＦコーポレーション（旧三和ファイナンス）から、現在、係争中（過払い金返還）のものも含めて、１０数人分の「和解提案」と称する書類がファックスで送られてきた。すべて「１割提案」　見るのも馬鹿馬鹿しくなる。 　判決が確定したＫさんの分も含まれている。　これには頭にきた！　早速電話する。 　私　　「Ｋさんは判決が確定していますよ」　　　　　「１割とはどういうことですか？」　ＳＦ　　「何とかお願いできませんか？」　私　　「あなた、自分の言っていることをわかっているんですか？」　　　　　「あなたの考えですか、それとも会社の方針ですか？」　　　　　「問題にしますよ！」　ＳＦ　　「いゃ・・・　あくまでも希望ですから」　私　　「希望もなにもないです、判決通り全額払ってください！」　　　　　「いつ払ってくれるんですか？」」　ＳＦ　　「それは、ちょっと・・・・・・」　私　　　「確認してあとで電話ください」　ＳＦ　　「わかりました」 　非常識な和解提案を繰り返し、引っ張るだけ、引っ張る。　１審で判決になっても、さらに嫌がらせの控訴。　その控訴審にも欠席、そして判決が確定してもこの対応。 　過去３回の債権者側からの「破産申立」にも、「金はある！」と回避してきたこの会社、　はたして、存在する価値があるのだろうか？ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き  

  2010.06.01

  コメント(0)

• アコムは絶対判決を取らせない！

    　「アコムからＴさんの件で電話です」　補助者（事務員）から電話を変わる 　アコム　「Ｔさんの訴訟（過払い）の件ですが？」　　　　　　「和解をお願いしたいんですが？」　　私　　「Ｔさんですか？」　　　　　「ちょっと待って下さい・・・・・・」　　　　　「この件は６月＊＊日に判決ですよ！」 　　先日紹介した過払い訴訟第１回目（アコムは擬制陳述で欠席）で終結した案件だ。　予想通り泣き付いてきた。担当者の哀願が続く。 　アコム　「何とかお願いしますよ？」　　私　　　「判決の後にしてください」　アコム　　「それが駄目なんですよ！」　　私　　　「これから判決だというのに和解はないでしょう？」　アコム　「そこを何とかお願いします」 　担当者は必死に粘る。会社の至上命令なのだろう？ 　　私　　「和解するとしても『判決』と同じ条件になりますよ！」　アコム　「構いません」　　私　　　「入金日までの利息も付けてもらいますよ？」　アコム　「結構です」 　　入金日を約束、こちらの、おそらく勝訴判決と同じ条件で和解となる。　アコムは判決を嫌がる。これまで判決で解決になった例がない。　武富士が１年程前までは同じだった。それが今は判決が日常茶飯事。　そして、その後も支払いの猶予を求めてくる。　まだまだ、アコムは大丈夫のようだ。 「追記」（判決速報）　　解約（契約書の返還）再契約（再契約書の作成、融資審査）があるにも関わらず　１連充当計算を認めた東京地裁の判決（５月２７日判決）をホームページにアップさせて　いただきました。　なお、この案件は当事務所が書類作成人、送達受取人として本人を援助させていただきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き　

  2010.05.31

  コメント(0)

• 過払い訴訟　アイフルと武富士　どちらが手強い？（２）

     昨日はアイフルの対応を書いたが、本日は武富士。アイフルに比べ、資金繰りは非常に苦しいようだ。本日も女性の担当者から悲痛な声で電話あり。  「すみません、資金繰りが付きません、6月の支払いを７月に延ばしてしていただけませ んか？」  すでに、判決や裁判上の和解で支払いを約束した過払い金、数件。 その猶予を申し入れてきたのだ。  「申し訳ありません、御社の事情はよくわかります」 「しかしお客様にもそれぞれの事情と予定があります」 「すみませんが、他の事務所に当ってみてください」 丁寧にお断りした。  「入金が１カ月延びると、（依頼している）弁護士さん言われたんですが？」夕方、ある相談者から電話ある。どうやら全国の事務所に電話をかけまくっているようだ。  武富士の本社は東京、当事務所は、ほとんど共同訴訟で東京簡易裁判所、 本人訴訟の場合は東京地方裁判所に提訴する。裁判官の当たり外れもない。 そしてアイフル程の抵抗もなく終結、判決となる。めったに控訴もしてこない。しかし入金までは安心できない。アイフルとは、まったく逆だ。  武富士に過払い請求を考えている人は急いで欲しい。しかし焦る必要はない。足元を見られ、大幅に値切られ、支払いは半年、１年先、それとも長期分割。これが今の武富士の現状だ。やはり、解決も入金も早い「判決」が王道のようだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き 

  2010.05.28

  コメント(0)

• 過払い訴訟　アイフルと武富士　どちらが手強い？（１）

    　　Ａ県の＊＊簡易裁判所、満員の傍聴席で出番になるまで待機する。　目の前では過払い金返還訴訟の審理中、司法書士とおぼしき原告代理人と裁判官のバ　トルが繰り広げられている。 　原告代理人　「もう、これで3回目です。いい加減に結審してください！」　裁　判　官　　「被告が次回に主張すると言うんですから、待つしかないでしょう！」　　　　　　　　　　「この会社（被告）は必ず控訴してきますよ！」　原告代理人　「控訴されても構いません！」　裁　判　官　　「そういう訳にはいきません！」　　　　　　　　　「控訴されるまえに充分な審理を尽くさなければ・・・・・・」 　　被告のアイフルは黙ったまま、ついに代理人も観念。次の期日が決められた。　自分の下した判決をことごとく控訴されたらたまったものではない。　裁判官の気持ちは良くわかる。これもアイフルの作戦の内か？ 　当方の事件も相手はアイフル、次回（3回目）までに、すべての主張、立証させて結審させ　ることを裁判官と約束する。 　　分厚い、意味不明の「答弁書」から始まり「第１準備書面」「第２準備書面」「第３準備書　面」を細切れに出してくる。そして結審しても控訴と続く。　この「疲労させる作戦？」に対抗するには、こちらもそれなりの覚悟が必要だ。　しかし控訴をしてこない場合や判決が確定すれば、即、満額を返金（依頼人本人に為替　を送りつける）してくる。 　　これに対する東の雄、「武富士」の対応はどうだろうか？　それは次回とさせていただき　ます。　尚、先日ブログで紹介させて頂いた武富士との分断4個をすべて一連計算として認めた　東京地裁の判決文はホームページに掲載させていただきました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.05.27

  コメント(0)

• たかが自己破産　されど自己破産

    　総量規制も間近の迫り、支払いに窮した人の相談、依頼が多くなった。Ａ子さんは離婚後、子供を連れて実家に戻った。今は母親に子供の面倒を見てもらい、派遣の仕事で多少の収入を得ているが、その前は思うように働けず、多額の借金を背負ってしまった。 取引期間も短く、あまり減額も期待できない。全部清算（自己破産）して楽になって欲しい。お子さんのためにも。 しかしＡ子さんは目に涙をためて必死に訴える。「破産だけはしたくないんです！」「借りたお金は返したいんです」気持はわかるが、無理とわかっていて、本人の意向通りに手続きを進めることはできない。 　続いてＫ子さんは最初から自己破産希望、夫の失業と家計の失敗で多重債務に陥ってしまった。「心配かけたくないので、夫には内緒」だと言う。当事務所は自己破産の場合、原則として同居の家族に内緒での受任はお断りしている。 「貴女一人の借金ではないんですよ」「二人で家計を見つめ直さなければ・・・」「一生、秘密を背負って生きていくことになるんですよ」 Ｋ子さんは、ようやくわかってくれた。「話してみます」と帰って行かれた。 自己破産は「任意整理」に比べてもほとんどデメリットはない。申立てをすれば、ほとんど「免責」が下りる。　あまり深刻に考えることはない、しかし安易に考えることもできない、その後のことが大切だから。たかが自己破産さ！　されど自己破産と言いたい。　※今回は本人が特定できないように事例を少し変えて紹介しました。                                           マイサイト過払い請求・債務整理の手引き　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2010.05.26

  コメント(0)

• アイフルもこのブログを見ている！

   　「＊＊万円で結構です」とアイフルの担当者からの電話　　和解額(弁済金)を大幅に下げてきた。　「本当によろしんですか？」聞き返す私に　［ブログに冷血と書かれましたし・・・・・・］　と思わぬ言葉。　先日紹介したブログの「アイフルは冷血？」の記事のことだ。　前の担当者の「心ない対応」に怒りが収まらず書きまくった。　それを見て社内は騒然？　どうやら、その担当者の思い違いがあったようだ。　これで全業者と和解成立した。　　「これしかできませんで、すみませんね」と最後に担当者　「いゃ、金額より気持ちです」「お母さんも喜ぶでしょう、そして天国のＴ子さんも・・・・・・」　丁寧にお礼を言って電話を切る。　会社の状況はどうであれ「人としての心」は荒んでいなかったようだ。　この件ではアイフルとはわだかまりは消えた。　しかし、過払い訴訟等、他の件では問題山積み。正々堂々戦っていくしかない。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.05.25

  コメント(0)

• 地方裁判所も裁判官の温度差があります

   　ある地方都市の地方裁判所．Ａさんの本人訴訟に付添う。　相手はアイフル。　今回も間近に準備書面を出してきた。「これが最後ですよ」前回も裁判官に念押しをされたにもかかわらず・・・・・・。審理が始まる。被告アイフルが準備書面を陳述した後、「原告は(主張は)もうありませんね？」と裁判官。「ありません」Ａさんも同意してやっと結審になった。何の争いのない案件。アイフルに引きずられて６回の期日を重ねてしまった。この裁判官、判決が本意でなかったとしても、訴訟指揮に問題があったように思えた。 　ところで先日、勝訴判決をいただいたＫさん、Ｙさんの本人訴訟は東京地裁。相手は武富士ということもあったが共に２回目で結審になった。驚くことに、Ｋさんは４回の分断がある案件(後日ホームページで紹介する予定)。どうやら地方裁判所にも各裁判官の温度差があるようだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2010.05.24

  コメント(0)

• えぇ・・！　過払い金返還が９月？　二コスの場合

   　裁判所から帰ると、机の上に一枚の連絡メモ「二コスの＊＊さんから、Ｋさん、Ｍさんの過払い訴訟の件で和解提案がありました。　Ｋさん＊＊万円　Ｍさん＊＊万円　支払い日は９月末とのことです」 　金額な利息込みのほぼ満額、しかし支払が９月とは、到底受け入れられない。この二コスも厳しくなった。訴訟を提起しないと満額は返さなくなった。それに処理が遅い。今に始まったことではないが・・・・・・。 　担当者に電話する　　私　　　「支払が９月とはどういうことですか？今は５月ですよ」　二コス　「間に合わないんです、９月が精一杯なんです」　　私　　　「申し訳ありませんがお受けすることはできません」　　　　　　「せっかくですが、電話を切らせていただきます」　二コス　「ちょっと待ってください！８月では駄目ですか！」　　私　　　「無理しないで結構です」　二コス　「『判決を取った法が早い』と言うんでしょう？参りましたね・・・」　　私　　「せめて７月になりませんか？」　　　　　　　「それに金額も百円単位の端数カットにしてください」　　二コス　「裁判所の『和解に代わる決定』でお願いできますか？」　　私　　　「訴外ではだめなんですか？」　二コス　「それだと、決済が下りるまで２ヶ月以上かかるんです」　　私　　「裁判所の決定なら早いということですか？」　　　　　「わかりました、金額も、こちらの希望額でお願いしますよ」 　６月が第１回期日、２回、３回と期日を重ねることを考えれば７月返金でもやむを得な　い。二コスが裁判所に上申書をだすとのことで交渉成立する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2010.05.20

  コメント(0)

• CFJの非常識な和解提案！

   　　　　　　　　　 ＣＦＪより、過払い訴訟の件で電話あり。 　ＣＦＪ　　「訴外で和解お願いしたいんですが？」　　私　　「条件があえば結構ですよ」　ＣＦＪ　　「Ａさんは1年半の分断がありますが？」　　私　　「それがどうしました？」　ＣＦＪ　　「・・・・・・・・？」　　私　　「解約しているんですか？　再契約は？」　ＣＦＪ　　「まだ調べていません」　　私　　「調べてから電話下さい」　ＣＦＪ　　「Tさんは3回の分断があるんですが？」　　私　　「それも調べてから電話下さい」　CFＪ　　「分かりました、あとで電話します」 　このCFJ、分断があれば、何でもかんでも個別計算を主張してくる。そして何の根拠もない和解額を提案してくる。 　　先日のＷ子さんの本人訴訟もそうだ、「非常識な和解額は呑めません」　と、Ｗ子さんの意向を伝えても、「本人と話をさせてくれ」と譲らない。 　仕方なくＷ子さんと相談して、準備書面に次のような文言を付け加えた。「被告から再三、和解の提案があるが、金額も何の根拠もない被告に有利な一方的なものです。和解とは当事者が互いに譲歩することです、原告としましては、今となっては和解する理由も意思もありませんので次回で終結を希望します」 　そして次の期日、CFJも観念、裁判官に促されて大幅に譲歩、Ｗ子さんの希望額で和解になった。 とにかく、このＣＦＪはしつこい。特に本人訴訟の人は、やり込められないように気をつけて欲しい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.05.19

  コメント(0)

• 第１回目期日で次々に終結をする裁判官

  　　アコムに対する過払い金返還訴訟、第１回目の期日に出廷する。　出番が来るまで傍聴席で待機する。　目の前では同じアコム相手の他の事件の審理が行われている。　　「どうしましょうか？終結しましょうね」　原告席はうら若き女性、おどおどしている。過払いの本人訴訟のようだ。　相手業者のアコムは擬制陳述で欠席。　なんと、第１回の期日で結審を言渡している。　しばらくして、またもアコムに対しての別の審理が始まる。ことらも過払い訴訟。　原告は司法書士らしい代理人。アコムは同じく擬制陳述で欠席。　　裁判官　　　｢どうしましょうか？｣　　　　　　　　　　｢被告の、この答弁書では終結もできますが？｣　原告代理人　｢判決を取っても控訴されると面倒ですから、次回期日を・・｣　次回期日を決めてて終了する。この代理人、慎重にも安全策をとった。　　ようやく出番がきた。事件番号が呼ばれて原告席に座る。　同じくアコムは擬制陳述でこれまた欠席。　裁判官　｢ご希望は？｣　　私　　　｢結審をお願いします｣　裁判官　｢わかりました、６月００日００時００分判決言い渡します｣　あっという間に終結となる。　「まさか１回目で終結になるとは、アコムが知ったら吃驚する　だろう？」　　以前にも同じことがあった。今度も泣き付いてくるに違いない。 　和解を受け入れるにしろ、判決というイニシアチブを取っているため　強気一辺倒でいける。 　この会社、判決を取られることを極端に嫌う。　そして滅多の事でない限り控訴もしてこない。　地裁案件は弁護士選任主義だから・・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.05.18

  コメント(0)

• 最大手の法律事務所の広告費　３５億円！　良い弁護士をさがすには？

     直近の年間広告費は３５億円、 正職員・派遣を合わせてパラリーガルは３５０人にも上がり 年間収入はおよそ１００億円に達するという最大手の債務整理専門事務所。　　食えない弁護士が続出するなか、このような活況を呈しているクレサラ専門事務所に 業界内部でも疑問の声が上がっている。　　これに対して、「多重債務問題は弁護士１人秘書１人という前近代的な手法では解決　できなかった弁護士たちの非生産性と怠慢によって深刻な社会万問題につながった。　直接面談を求めるなどの規制強化は本末転倒だ」　とその最大手事務所代表は日弁連のこうした規制は独占禁止法違反に当たると公正　取引委員会に申し立てた。　　　　　　　　　　　　　　　　(以上　週刊　東洋経済５月２２日　弁護士超活用法より)　　法律家の大増殖の時代、昔ながらの「町の法律家」ならぬ「待ちの法律家」では　食っていくのも大変のようだ。　「弁護士もサービス業だ?」ある弁護士が前記の雑誌でも語っている。　　　　インターネットにテレビやラジオ、今や広告大合戦、しかし広告費３５億円とは驚きだ?　当事務所にも毎日「ホームページを上位に掲載されるようにしませんか？」と広告の勧　誘があるが、すべてお断りしている。　「紹介、口コミに勝る広告はない」そう考えている。　おかげさまで沢山のお客様が「広告塔」になっていただいている。　　さて、情報の氾濫するなか、どのようにして良い弁護士(司法書士)を選んだらよいだ　ろうか？　同雑誌では７つのポイントを挙げている。　　１、時間に正確である。　　　　２、対応が丁寧。　　３、話をよく聞く。　　　４、アドバイスが具体的。　　５、説明がわかりやすい。　　　６厳しい見通しも伝える　７時間や費用の説明をする。　　７　時間や費用の説明をする。　詳しくは同雑誌を一読されたし。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.05.17

  コメント(0)

• えぇ！　支払が来年5月？　武富士との過払い金返還交渉

   ｢一括払いなら来年の５月にしてください｣　｢会社が大変なんです・・・。｣相手が、おそるおそる切り出す。　｢申し訳ありません、お話しても無駄です｣席を立つ素振りを見せると、｢ちょっと待ってください｣必死の表情の担当者。 相手業者は武富士、今日は過払い訴訟の第２回目の期日、裁判官に促されて和解の話し合いが始まった。和解室には、司法委員の年配の女性が同席。請求額は利息込みの５３万７千２５３円　、分断２年の案件、弱気は禁物だ。　　私　　　「端数はカットして結構ですから、請求額を来月か、７月にお願いします」　武富士　「３９万円ですか？」　　　私　　　「それは元金でしょう！　５３万７千円です」　武富士　「２年の分断がありますが・・・・」　　私　　　「２年ぐらいは分断ではありません」　　　　　　　　　「それに解約はしておりませんよ」　武富士　「すこし位、何とかなりませんか？」　　私　　　「いゃなら結構です、こちらは和解する必要はありませんから」 「会社に電話してきます」と担当者、おもむろに席を立つ。司法委員と２人の時間が過ぎる、　「これで和解できたら凄いですね、今まで見たことありません」と、その司法委員。しばらくして、担当者戻る、金額は概ね合意、しかし支払い期日は１０月が限度とのこと。しばらく話し合いが続く、司法委員も「１０月でも良い条件ですよ！」と、まとめようとする。こちらは、やむなく８月まで譲歩するがそれ以上は譲れない。ついに。交渉決裂、武富士は続行希望、次回、分断と悪意に関して主張、立証すると言う　法廷に戻って司法委員から報告を受けた裁判官、不満そうに私に向かって「10月でも、良い条件じゃないですか！」「７月なんて無理でしょう！」「次回は７月しか期日が入りませんよ」「すぐに１０月になってしまいますよ！」裁判官も、しきりに和解を勧める。 仕方ないか？　しかし少しでも良い条件で・・・・。「こちらとしましては８月まで精一杯の譲歩をしたんです」この言葉に裁判官の態度が一変する。 「そういうことなら被告のほうも譲歩しなければ駄目だ！」「８月は無理ですか？」今度は被告武富士を攻めだした。 なかなか、まとまらない。業を煮やした裁判官、「８月と１０月の中間を取って９月＊＊日にしょう！」と提案。 「なんだ、一人では決められないの？すぐ会社に電話して！」と裁判官に促されて席を外した担当者が戻り、和解成立。最後に私に向かって「これは良い和解ですよ、訴訟経済上でも」と裁判官。 はたしてそうだったのか？いたずらに期日を重ね、勝訴判決を得たとしても、控訴されることも有る。妥当な和解だと自分を納得させるしかない。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                           　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き　同業者の皆様にお願いです。 　｢どこの事務所に頼んで良いかわからない？」こんな人が沢山います。　あなたの事務所の情報を提供してください。　　　  

  2010.05.13

  コメント(0)

• 過払いにならなくても、任意整理で借金が大幅に減額！

  　任意整理とは法定金利で再計算、実際の残った借金を、将来利息なし(利息を付ける業者もいる)　で分割で支払っていく方法です。過払いにならなくても、大幅に借金が減額されることがあります。 　体験談をよせていただいたＪさんもそんな一人です。最初は、なかなか踏み切れなかった様でしたが、５００万程の借金が、２００万円程に減り、見事、生還されました。以下「体験」をご紹介させていただきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 　私は約500万（7社分）の債務があり、長年の間毎月月末になると借りては返しの自転車操業の状態でした。 CMでよく見る債務を一本化するローンにも申し込みましたが、7社からの債務だったせいか審査で断られました。  　この不況下で徐々に収入も減少していく中、先行きの不安を抱きつつ生活する毎日でしたが、いよいよ切羽詰まり債務整理をお願いする決意をしました。 　 しかし電車内、CMとあらゆるところで目にする債務整理の広告を見てどこでお願いすればよいかわからず、数週間迷い続けていました。 　切羽詰まっている状況を考えると四の五の言っている場合ではなかったのですが、事を急いで本来の目的である債務整理が高いマージンを取られてあまり債務が減らないようでは意味がないので、いわゆる広告で目にする大きなところは避けてネットで地道に探すことに決めました。   　いろいろなコメントを見る中、営利性の強い事務所に対する不評コメントが多く、そんな中に債務者の為に粘る強く頑張って下さる＊＊先生の事務所のコメントが目にとまり、昨年10月末に思い切って＊＊先生の事務所にお電話することに決めました。 　平日は中々時間が作れず、たまたま土曜日に対応頂ける日が有り助かりました。もちろん債務整理などお願いしたことがなかったため右も左もわからず不安でしたが、＊＊先生が丁寧に教えて下さり手続き計算に時間がかかるとの事で「今年いっぱいは債務の事は忘れてゆっくり過ごすと良いでしょう」と言って頂き、翌月末は何年かぶりに支払いの事を考えなくても良い事に逆に違和感を感じるくらいでした。 　私の現収入から毎月の支払可能金額を考慮のうえ債権業者と交渉頂き、おかげ様で今年3月末に交渉成立し支払いの見通しも立ち新たなスタートを切ることができました。 ＊＊先生には本当に感謝しております。 　あの時、踏み切れず精神的に追い詰められていく事を今考えるとゾッとします。 同じように困っている方がいらっしゃれば思い切って＊＊先生にご相談されると、いろいろ頭で考えていた不安もプラスの方向に変わっていくと思いますので、勇気を出して「よしっ」と踏み切ってみてはいかがでしょうか？  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き　同業者の皆様にお願いです。 　｢どこの事務所に頼んで良いかわからない？」こんな人が沢山います。　あなたの事務所の情報を提供してください。　　　 

  2010.05.11

  コメント(0)

• 過払い金返還交渉、レイクにも暗雲！？

  　過払い請求に関しては最優良児と言われている｢新生フィナンシャル『レイク』｣争いのない案件は殆ど裁判の期日前に、利息込み満額(百円単位)で簡単に和解ができていた。しかし、ここにきて雲行きが怪しくなってきた？　今日の電話での交渉も、感覚がいつもと違う。　請求額は利息込み１＊＊万６，２５３円の案件。　新　生　　「このあいだの件(和解提案)いかがですか？」　　私　　　「元金だけの和解は出来ませんよ」　新　生　　「何とかなりませんか？」　　私　　　「いつもの通りでなければ駄目です」　新　生　　「過払い利息が＊＊万円も付いているんですよ！」　　私　　　「何を言っているんですか！　銀行がバックに付いているんでしょう？」　新　生　　「それが大変なんですよ！」　　私　　　「とにかく事務所の方針を崩すことは出来ません」　　　　　　　「１＊＊万６，０００円でお願いします」　　　　いつもなら、ここで決まるのだが、今回は粘ってくる。しばらく交渉が続く。　新　生　　「せめて１＊＊万ちょうどでお願いしますよ？」最後には哀願に変わった。　　私　　　　「この担当者にはよくやってもらっている」ふっと頭によぎる。　　　　　　　「入金はいつになりますか？　早めることはできますか？」　新　生　　「来月の＊＊日にしますから・・・・・」　　私　　　「しかたないですね、１＊＊万５，０００円で結構です」　　　　　　　「今回は特別ですよ！」　新　生　　「・・・・・・・」　　　　　　　「わかりました、それで結構です」　担当者に「１，０００円」の花を持たせてしまった。なし崩しが怖い。大いに反省する。本日は他の担当者とも４件の交渉、３件はなんとか、いつもの基準で和解、１件は２年半の分断案件で保留となる。　　　このレイクの親会社の新生銀行は、　「最終赤字１４０１億円　あおぞら銀行との合併撤回」と大変だ。　銀行が付いているからといって安心はできない。  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き　同業者の皆様にお願いです。 　｢どこの事務所に頼んで良いかわからない？」こんな人が沢山います。　あなたの事務所の情報を提供してください。　　　

  2010.05.10

  コメント(0)

• 非常識な裁判官　今度は引き延ばし作戦？

   「非常識な裁判官」のその後です　以前（3月23日）の記事で紹介した「非常識な裁判官」について、その後の展開を書かせていただきます。なお、今回のブログは、所長に代わりまして、司法書士・伊藤が担当いたします。　前回期日で、こちらと業者側との提示額に差（約20万円！）があったために和解がまとまらないと見るや、「依頼人本人を連れてきなさい！」と言い出した裁判官。こちらも代理人として立っている以上、いくら裁判官に無理強いされても、さしたる争点もない事件で、大幅に減額しての和解に応じることはできません。　前回期日の「本人連れてきなさい」騒動の経緯を依頼者本人に伝えたところ、「ひどい裁判官ですね。私はそんな額で和解できません。なんなら一筆書きましょうか？」と呆れた様子。　そこで、依頼者の言い分（１、減額しての和解には応じられない　２、こちらの提示額で和解できなければ判決を求める）を書面にして「陳述書」として裁判所に提出し、念のため、相手側の業者にも同じ内容の書面を送りました。　そして迎えた期日当日。すでに「陳述書」を読んでいたものの、前回同様、相手業者は依頼者の希望額では和解できないとの返事。もう判決しかないか。裁判官の言葉を待ちます。裁判官「被告としては、陳述書を出されても、提示できる額が変わる訳じゃないんだよね。原告代理人も依頼者本人を連れてくる意思がないようですので、期日を続行します」と和解不成立のため続行を宣言。　さらに裁判官の嫌味は続きます。「原告の和解提示額はほとんど判決と同じじゃない！　もっと歩み寄れないの？」　「原告の依頼者本人も今日で終わることを期待してたと思うけどね。これでまた解決が延びちゃった！」　減額での和解はしないというのが依頼者の意向であると伝えたにもかかわらず、またチクリとやる。続くやりとりでまた一悶着ありました。　　裁判官　「原告は被告の答弁に対して何も反論してないよね？」　　　　　　　　「反論の書面を出してください」　　　私　　　「反論は被告の主張を予想して、あらかじめ訴状に書いてあります」　　　　　　　　「今回は特に争点もない事件ですので、反論は訴状のとおりで十分です」　　　　　　　　私のこの言葉を聞くや、裁判官の顔色が変わりました。　　裁判官　「相手の答弁書や準備書面を見る前に、あらかじめ主張しておくなんておかし　　　　　　　　いでしょう。訴状を出しただけで終わりにするつもりですか！」　　　　私　　「相手方の主張をいつも決まっています。後の書面を見ても、訴状に書いた　　　　　　　　内容で十分です。こちらとしてはこれ以上の反論はありません」　　これは実際そのとおりで、通常の裁判官であれば、今回のようにさしたる争点もない事案について、（当事務所作成の場合ですが）訴状以外に追加の主張を要求することは一切無く、（早ければ1回目の期日で）そのまま結審となります。　しかし、この裁判官は、「他は知らないけど、私は認めません。とにかくまた書面を出してください」の一点張り。今回は3回目の期日でもあり、こちらの書面（反論）提出を促すのであれば、前回期日でもできたはずなのだが...と思いつつも、とりつくシマがないので、やむなく続行を受け入れました。裁判官、最後に念を押すように　「とにかく次回、ちゃんと書面を出してくださいね」と繰り返して言った後に、続けて一言、　「もしくは依頼者本人を説得するかだね」.........、。　やはり言いたかったのはそれですか。よっぽど依頼者本人の希望を曲げてもらいたいようです。　いくら裁判官が強いたとしても、代理人として、さしたる争いもない事件で20万円も減額しての和解を依頼者に無理に納得させることなどできません。この裁判官とも、もう少しお付き合いをすることになりそうです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き　同業者の皆様にお願いです。 　｢どこの事務所に頼んで良いかわからない？」こんな人が沢山います。　あなたの事務所の情報を提供してください。

  2010.05.07

  コメント(0)

• 相談は早いにこしたことはない！　体験談より

     連休も終わり、今日から通常業務。思った程、電話もなく静かな一日だった。　さて、本日は、任意整理、過払い請求で再出発されたＨさんの体験談をご紹介します。途中、何回かの追加受任、そして今、問題になっている、手のかかる業者もあったが無事に全部終了した。　「何故、もっと早く相談しなかったのだろう」Ｈさんに限らず、債務整理、過払い請求を終わられた人の率直な感想だ。　６月からは総量規制が始まる、借金の問題はなかなか相談しづらい、しかし早いに越したことはない。 さぁー！貴方も勇気ある第一歩を・・・・・・。以下全文拝啓 ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。 今回は過払い訴訟、任意整理に関して大変お世話になりました。 思えば約1年前、任意整理を決心し事務所選びをしていた時、偶然にも００先生のブログを拝見いたしました。 読んでいくうち次第にこの事務所にお願いしてみたい、という気持ちになり相談に伺いました。 相談をしているうちに妙に安心感がわいてきて、何故もっと早く相談しなかったのだろうと後悔しました。 相談は決して恥ずかしいことではなく早いにこしたことはないことをいまだに苦しんでいる方々に知っていただきたいです。 私も貴事務所のおかげで再出発ができました。 今は返済で苦しんでいたころがうそのように晴れ晴れとした気持で生活を送っております。 本当に先生方、スタッフの方々には感謝しております。 ニュースでも見聞しておりますが状況は厳しくなっておるようですが 体にお気をつけて頑張ってくださいませ。皆様のご健闘及びご活躍お祈り申し上げております。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具　同業者の皆様にお願いです。 　｢どこの事務所に頼んで良いかわからない！」こんな人が沢山います。　あなたの事務所の情報を提供してください。

  2010.05.06

  コメント(0)

• 武富士からの過払い金の入金がない！まさか？

  　　ゴールデンウィークも始まり、明日から当事務所も休みに入る。出廷もなく、司法書士全員、朝から事務所に詰める。月末は業者からの過払い金の入金が集中する。午後３時過ぎ、｢おかしいね？入っていない・・・)銀行から帰った経理事務員が、通帳と書類をにらめっこしながら呟く。　武富士からの過払い金が入金されていない！先日、武富士は危険信号と書いたが、まさか？　早すぎる！早速、電話する、しばらく待たされて返ってきた言葉は｢すみません、連休を挟んで、処理が間に合わず、一部の入金が休み明けにずれ込みます」　平然として、悪びれた様子もない。怒りが頂点に達する。｢あなた！　簡単に言わないでください！お宅(の会社）にとってはほんの一部か知れないが、お客さんとっては大切なお金なんですよ」　たとえ事務上の都合でも、あってはならないこと。慣れが怖い、一日ぐらい（遅れても）が、５日に、一週間になっていく、そして・・・　・・・。武富士の混乱は予想以上のようだ。これからも動向に目が離せない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　　　　　　　　　　同業者の皆様にお願いです。　　　　　　　　　　　｢どこの事務所に頼んで良いかわからない！」こんな人が沢山います。　　　　　　　　　　　あなたの事務所の情報を提供してください。

  2010.04.30

  コメント(0)

• 過払い訴訟　アイフルの引き延ばし作戦？は異常です

  　　ある地方都市の裁判所。過払い訴訟審理中、被告席はアイフル。　｢どの部分で分断の主張をしているんですか？｣　分厚い準備書面を捲くりながら、声を荒げる裁判官。　驚くことに、アイフルの担当者も、当惑した顔で、同じようにページを捲っている。自らの準備書面のどの部分でどのように主張しているのかわからないのだ。しばらくして｢＊＊ページです｣と力ない声。　裁判官の言葉が後に続く。　｢あっ・・・　ここですね｣｢一般的なことですね、本件の場合はどうなんですか？｣　｢＊ヵ月の空白で分断は無理ではないですか？」　アイフルの担当者、なす術もなく沈黙。　前回で終結のはずだったが、｢次回まで分断の主張、立証をしたい｣との強い要望で続行になった。しかし出てきたのは、いつもの分厚い定型の準備書面とサンプルの契約書、しかし担当者は前回と違う顔。案件が多すぎて充分な引継ぎもできなかったのだろうか？裁判官、些かご立腹の様子で｢終結｣を宣言する。　　事務所に帰ると｢＊＊裁判所の控訴審、終結できなかったようです｣と事務員から報告。これも相手はアイフル、何の争いのない過払い案件だが、嫌がらせ？のため控訴を起こされた。｢こんな馬鹿げた控訴には付き合えません｣と、即、結審を求める上申書を出しといたが、｢次回に再度証拠書類を出したい｣とのアイフルの、わがままで続行になってしまったようだ。　しかし｢次回も本人の出廷には及びません｣｢ただ、また沢山の書類が送られると思います｣と、連絡をくれた書記官も気の毒がっていたという。　先日も、3センチ程の分厚い訳の分からない書類が送られてきたばかりなのに、ここまでくると、異常だ！ 　どうしたアイフル！　どうするアイフル？　しばらく我慢比べが続きそうだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.04.28

  コメント(0)

• 武富士赤信号！　本社ビルも売却か？

   　　支配人　　　｢１０月からの１０ヶ月分割でお願いしたいんですが｣　　原告　　　　｢無理です、判決をお願いします」　　裁判官　　｢それでは終結します、判決言い渡しは＊月＊＊日　午後＊時＊＊分です」　　原告　　　　｢わかりました｣　　支配人　　｢それで結構です｣　　最近の武富士との過払い本人訴訟のひとコマである。弁護士代理に代えて、にわか支配人が法廷に立つようになった。そして、あっさり終結になるケースも多い。力尽きたのか？　　大手のなかで銀行系とつながっていない唯一の雄であるこの武富士が、資金繰りから営業債権の売却と本社不動産を売却しようとしている。　　一年前はあれ程、取られるのを嫌がった判決も、いまや日常茶飯事。どうやら赤信号が点滅しているようだ。　　　同社に過払い請求を考えている人は急いで欲しい。現在請求中の人は慌てないで欲しい。長期間分割等の安易な和解は危ない。　　｢判決｣での解決が一番早いようだ。今のところ判決を取れば一ヶ月以内に全額返還してくる（返還できなくなったら終わり）。　　しかしアイフルの例もあるように、これだけの会社、すぐに跡形もなく消えてしまうことはないと思う。                                  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.04.27

  コメント(0)

• 全国の同業者の先生にお願いです！

    　「せっかくお電話『メール』頂きましたが、受任させていただくのは難しいとおもいます」全国から沢山の相談をいただくが、　遠方からのご依頼は「面談の必要性」「裁判籍の関係」でお断りすることが多い。｢どこに頼んで良いのかわからない｣　こんな人が、まだまだ多いようです。ただ、お断りするだけでなく、少しでもお手伝いをさせていただくことが出来ないか？ 　全国には、当事務所と同じような方針で、依頼者のために頑張っていらっしゃる同業の皆さんが沢山いらっしゃるといおもいます。 　そこで、お願いです、あなたの事務所の情報を　当事務所のホームページに掲載（リンク）頂けないでしょうか？紹介でも、提携でもありませんので対価関係は一切ありません。　　これから依頼されようとしている人に情報を提供していただくだけです。　　そんな訳で、関東地方を除く各地方でご協力いただける先生（弁護士、司法書士）がいらっしゃいましたらご連絡をお待ちしております。 　掲載させていただく条件は、事務所のホームページをお持ちのこと、過払い請求は満額回収を方針とされていること、その他、弁護士会　司法書士会の「債務整理の指針」に沿って業務をされている事務所とさせていただきます。なお、お申し出いただいても、諸般の事情で掲載を見送らせていただく場合もありますのでご了承ください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.04.27

  コメント(0)

• アイフルは冷血？

    　「亡くなられた娘さんの残した借金を、『相続放棄』でなく『完済』で整理してあげたい」　先日ブログで紹介させていただいたお母さんの意向を汲んで、各社と弁済和解交渉に入った。すべての債権者（業者）が、事情を汲んでいただき、こちらの減額要求に、快く応じてくれようとしている、ただ１社アイフルを除き。 　そのアイフルの担当者との電話での会話 　　　私　　　｢えぇ、延滞利息まで請求するの？｣　　　　　　　　｢他の会社は元金から減額をしてくれているんですよ」　アイフル　｢でもうちの会社はできません｣　　　私　　　「相続放棄すれば、払わなくてよい借金ですよ」　　　　　　　「お母さんの気持ちがわかって貰えないんですか？」　アイフル　｢まだ放棄はしていませんし・・｣　　　私　　　｢それなら、相続放棄をして、おたくの会社だけ払わないようにしましょうか？｣　アイフル　｢・・・・・・｣ 　元金の減額どころか、延滞利息まで要求してくるとは・・・　・・・。法律的には正しい、しかしそれでいいのか？　今回の事情も、お母さんの気持も全然通じない。アイフルはそんな冷血な会社か？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.04.26

  コメント(0)

• 過払い訴訟　アコムは長引くのが嫌い！？

  　アコムは、各事務所ごとに担当者を振り分けている。当事務所の特定の担当者は事情があり、しばらの間、不在だった。ところが、最近、比較的うまくいっていた元担当者Ａさんから頻繁に電話が入るようになった。　どうやら、Ａさんを再度、差し向けてきたようだ？　Aさんは、とにかく優しい。いつも　「先生こんにちは！　Ａです、よろしくお願いします」から始まる。そして「お願いします、お願いしますよ」と悲しそうな声で嘆願してくる。つい気を許すと取り込まれてしまう。 今日も訴訟（過払い）継続中のYさんの件で電話あり。解約再申込みの分断案件、空白期間は1年足らず。分断が認められれば、過払いどころか債務が残ってしまう。　　Ａさん　「先生こんにちはアコムのＡです」　　　　　　「Ｙさんの件、和解お願いします」　　私　　「和解ですか？」　Ａさん　｢はい、なんとか『０和解』でお願いできませんか？｣　　私　　「『０』？　だめだめ、だめです」　Ａさん　｢そんなこと言わないで、お願いしますよ、分断もあるし・・｣　　私　　「分断？　１年以内の空白は分断ではありませんよ」　　　　　　｢うち（の事務所）は３年以内は、すべて一連で認めてもらっています｣　Ａさん　｢そんなこと言わないでくださいよ、いくらならいいですか？｣　　私　　「端数を切って＊＊万＊千円で良いですよ」　Ａさん　｢それじゃ、いつもの（案件）と変わらないではないですか？｣　　　　　　しばらく交渉は続く。　　私　　｢うぅーん・・・・・｣　　　　　「＊＊万円でどうですか？」　　到底、飲まないだろう金額を提示したのだが、以外な展開に,「分かりました、先生、今日は（事務所に）居ます？　あとで電話します」とＡさんは電話を切った。　そして、２，３時間後「稟議がおりました」と再度の電話。すかさず、私もリップサービスのつもりで　｢さすがですね、しかし、いつもはこんな和解しませんよ、Ａさんだから特別ですよ｣　とつい、言わなくても良い言葉が出てしまった。　担当者とあまり親しくなりすぎてもいけない、一線をおかないと、これからのこともある。多いに反省する。アコムは訴訟になっても解決が早い、どうやら長引かせるのが嫌いのようだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.04.22

  コメント(0)

• アイフルに対する任意整理、過払い請求の関係

   　「アイフルは本当に７割しか返してくれないんですか？」　相談の電話が入る。　ある事務所に過払い請求の相談に出向いたところ　「この会社は無理です、私的整理も　していますから、裁判をしても無駄です」｢うちの事務所なら、７割なら直ぐ返してくれます｣といわれたとのこと。　この事務所がそうとは言えないが、アイフルと協定を結んでいる事務所があるようだ。各業者との交渉は「過払い請求」だけではない。引直し計算をして債務が残った場合「債務弁済」の交渉をしなくてはならない。この債務弁済は「残金を利息なしで分割」が業界の慣習だったが、アイフルは利息を請求してくるようになった。免除を要求すると、｢それなら、過払いの案件も手心を加えてくれ！｣と非常識にも交換条件を持ち出してくる。　以前、「お互いの業務をスムーズに行うために協定を結びませんか？」　「任意整理の場合は利息は免除しますから、過払いは＊割でお願いします」と申し入れがあった。勿論、お断りした。「全国で３，０００の事務所で承諾をいただいております」ともいっていた。これが本当なら問題だ。依頼者同士の利益相反行為を堂々と行うことになる。　話が変わるが、今朝Ｙ子さんがアイフルの履歴を持って見えた。約定残金が７５万円程、取引期間は約６年、過払いになるか微妙なところ。債務が残れば、「任意整理」となり利息も請求されることになる、そして事故情報にも載ってしまう。　引直しの結果、辛うじて１０万円程の過払いになった。これで心置きなく「過払い請求」ができる。　　アイフルは「過払い請求」に妥協しない事務所は、無意味な控訴等で徹底的に嫌がらせをしてくる。協定を結ばせるために？　「負けてはいられない、我慢比べだ！」　各事務所の色分けをしているとも聞く。当事務所は最悪の色だろう。　　アイフルに対して「任意整理」｢過払い請求｣をする人は、事務所の方針をよく聞いてから依頼することをお勧めします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.04.21

  コメント(0)

• 過払い訴訟　業者の支配人が大活躍？

   　　「やられました！」担当者が届いたばっかりのＦＡＸ(下記)を持って報告に。最近のアイフルは、ご丁寧にも「控訴提起した」との通知を送ってくる。余程、強制執行をされるのを恐れているのか？　 　この案件は、分断等、何の争いのない案件。引き延ばし作戦、揺さぶり作戦なのだろう。控訴審では司法書士は代理権はない。弁護士も控訴審では新たな受任が必要。その隙間に「強制執行停止決定書」「控訴状」が依頼者本人に直接送られてしまう。そうはさせまいと、事務所を「送達受取人」とする上申書を即、裁判所へ送る。　　ところで、控訴審は業者側も、担当者は代理人になれない。こんな馬鹿げた控訴に弁護士も手を貸さないだろうと、前にブログで紹介したが、そのとおりになってきた。　担当者に訴訟追行ができる支配人という肩書きを次々と与えているようだ。その支配人が全国の裁判所で活躍？　裁判官の顰蹙を買っているという。 　アイフルに限ったことではない。武富士も地裁案件では弁護士選任から支配人代理に切り替えているようだ。　本日、控訴審ではないが、本人訴訟に付き添った別の担当司法書士が「支配人になったばかりの担当者が、簡易裁判所と同じ感覚で出廷してきた」 そして「　請求金額の１００万円近い減額、支払いは８月からの２４回分割という非常識な和解案を提案されたが、『それは呑めません』と終結して貰った」と言っていた。 簡易裁判所は金融業者の担当者で溢れかえっているが、地方裁判所もそうなってしまうのか？.................................................................................................　司法書士　＊＊＊＊　殿（　山田太朗　様　）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〒５２５－８５３０　滋賀県草津市西大路町１－１　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アイフル株式会社　管理本部　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＴＥＬ　０７７－５０３－１４２２　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＦＡＸ　０７７－５０３－１４２３　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ご通知拝啓　益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。さて　　　＊＊簡易裁判所　平成２１年（ハ）第＊＊＊号　不当利得返還請求事件につきまして、　平成２２年４月＊＊日　付にて判決言渡しがございましたが、弊社としましては、これを不服として、＊＊地方裁判所へ　平成２２年４月＊＊日付けにて、控訴を提起し、同時に強制執行停止決定を申し立てております。　先生におかれましては、このような事情をご勘案いただき、上記事件の仮執行宣言付判決に基づく強制執行は、お控えいただきますようお願い申し上げます。　何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具　※　本書の送付にあたっては、上記事件の代理人である先生宛に送付させていただいておりますが、万一、既に受任終了等のご事情がございました際は、ご容赦願います。敬具・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                             　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　              (４月２０日の日記です)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.04.21

  コメント(0)

• こんな人には個人再生がお勧め

  　　Ｔさんの借金は総額４５０万円程　借入先はアットローン、モビット等　銀行系消費者金融、それに純粋の銀行から。その他、住宅ローンを支払い中である。　　　私　　　　｢残念ながらすべて法定金利内ですから減額は期待できません｣　　　　　　　　　｢月々に支払い可能額はどのくらいですか？｣　　Ａさん　　　「５万円ぐらいです」　　　私　　　　「利息を免除してもらったしても、５万円の支払いだと９０回払いになってし　　　　　　　　　まいます」　　　　　　　　「任意整理は難しいと思います。住宅ローンもありますから自己破産も・・・」　　Ａさん　　　「自己破産はしたくないです、家だけは守りたいです」　　　　　私　　　　「自宅の他に何か財産はありますか？」　　Ａさん　　　「貯金も全部とり崩しましたから何もありません」　　　私　　　　「今、会社をやめたとしたら退職金はどのくらい出ますか？」　　Ａさん　　　「２５０万円ぐらいですかね」　　　私　　　　「そうですか、実は、個人再生という方法があるんですが」　　　　　　　　「これだと、月々約３万円を３年間支払えば終了します」　　　　　Ａさん　　　「会社をやめなければならないのですか？」　　　私　　　　「そんなことありません、その（退職金見込額の）８分の１が財産とみなされ　　　　　　　　るだけです」　　Ａさん　　「３万円だったら払っていけます」　　個人再生とは、破産するのではなく、裁判所に申し立てて、住宅ローン以外の債務を　減額してもらって、分割（原則３年、利息なし）で支払っていく制度です。　　支払う総額は　１、借金総額の５分の１　　２、１００万円　　３、自分の財産総額　のうち一番多い金額です（小規模個人再生の場合）。　Ａさんの場合は１、では９０万円　２、では１００万円　３、では約３１万円（退職金見込額の８分の１）になるので、一番多い金額１００万円を３年間分割で支払っていくことになります。 　法改正により、これからはグレーゾーンもなくなっていき、任意整理をしても大幅な減額が期待できないため、この個人再生が主流になっていくと思われます。                                     　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き　

  2010.04.19

  コメント(0)

• なぜこんなに違う？　エポスカードへの過払い、本人請求の場合

   　「請求どおりで結構です、支払日は・・」　過払い返還交渉、いつもの返答である。一分もかからないで和解は成立する。相手は、昨日のブログでも紹介した、訴訟しないでも満額（利息込み）返還してくれる唯一の業者、エポスカード（旧丸井）である。 　しかし、本人請求の場合はそうはいかないようだ。本日来所されたＡさんも、自分で履歴を取り寄せて請求はしたのだが・・・　・・・。　まず、履歴が我々代理人に送られてくる物とは全く別物。「完済した取引の明細表」と称する何枚かの一覧表。とても履歴と呼べる物ではない。一般の人はどのように計算したらよいか迷ってしまう。以前、別件で、事務所で再度取り直した履歴で計算したほうが過払い金が多くなったというケースもある。 　そして過払い金も元金の7割程度の提示だという。　この差はなんだろう？　どうやら相手を見ているようだ。 　この会社は満額払える、払う業者である。本人で請求の場合は、相手のペースに乗らず、訴訟もちらつかせて強気の交渉が必要だろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き　

  2010.04.17

  コメント(0)

• 訴訟(過払い)は本当にお金と時間がかかるのか？

   　｢訴訟は時間もお金もかかると言われました！｣　｢＊ヶ月前に頼んだのですが、まだ訴訟を提起してもらえません｣　｢８割で和解といわれましたがそんなもんですか？｣　　当事務所は全国からたくさんの相談が寄せられる。最近、他の事務所に依頼している人からの相談が多い。　｢事務所には事務所の方針があります｣そう、お答えするしかない。　ところで、訴訟するとお金がかかるとはどういうことなのか？印紙代、郵券等の訴訟費用は当然必要、報酬等も割り増しになることもある。しかしそれ以上の経済利益を勝ち取れば、結果的にかかった費用は安かったということになる。 　では、本当に時間がかかるのか？　　今は各業者、非常に厳しい。何とか先延ばししようと、のらり、くらり、逃げ回っている。５割、６割の満足なら別だが、満額返還希望なら、訴訟という土俵に早く引きずり込んだほうが解決が早い。 　当事務所は大手金融業者は即訴訟、信販系もこの傾向になってきた。間違いなく訴訟提起しないで満額(利息込み)取れるのはエポスカードぐらいだ。相手業者からも「この事務所は話し合いをしないで、すぐ、訴状を送りつけてくる」と嫌味を言われることもある。 　事務所の方針は様々です。自分の希望を伝え、事務所の方針を確認してから依頼することが大切です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き　　　 

  2010.04.15

  コメント(0)

• 全部完済しました！　母は強し

   　「以前お世話になった吉沢良子(仮名)です」　「今日で全部完済しました！」電話口から嬉しそうな声が聞こえてきた。「吉沢さんですね、覚えていますよ、よかったですね」「お子さんは元気ですか？」私にも熱いものがこみ上げてきた。 　数多いお客様のなかでも彼女のことは鮮明に覚えている。４年程前のことです。例に漏れず、多重債務に陥り来所された。お子様２名の母子家庭、一人は体が不自由な子で車イスでの生活。しかし彼女の顔は、そんなことには無関係のように明るかった。 　任意整理か自己破産か？　どちらにしても、ひとつのネックがあった。車イスはローンの支払い中だった。「任意整理なら車イスは引き上げられないとおもいますが？」私の何気ない一言が彼女を傷つけてしまった。彼女の顔は見る見るうちに悲しみに代わり、涙をいっぱいに貯め「そんなことになっては困ります！」「車イスは００ちゃん(お子様の名前)の手足なんです」なんてことを言ってしまったんだ。子を思う母心を理解できず。大いに反省した。　そして、車イスのローンは除外してし他の債務だけを任意整理をすることになった。 　当時の返済予定表を見ると、最長の支払い完了日が２３年０月となっている。１年も早く完済させたのだ。彼女の努力に改めて感心する。車イスも、もう少し性能の良い物に買い換えるという。このローンは任意整理をしないでキチット払ってきたので組み替えもできるであろう。 母は強し、彼女とお子様の幸せを願うばかりだ。今日はさわやかな一日であった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き　

  2010.04.14

  コメント(0)

• 新任裁判官は張り切っています

   　新年度に入り、裁判官の交代も多い。良く行く裁判所にも見慣れない顔の裁判官が、新任のようだ。 目の前では、「貸金請求事件」の審理が行わている。業者はさかんに結審を要求している。裁判官、たまり切れず、大声でまくしたてる。「結審、結審って言うが、被告は月１万円なら払えると言っているでしょう！」「回収することが目的でないの？判決取っても払えないものは払えませんよ」「被告の給与明細書をみても、これ以上無理でしょう！」　業者は押し黙ったまま。さらに裁判官は続ける。「いいですか、月１万で『和解に代わる決定』をだします」「終結お願いします、会社の方針ですから・・・」と業者、やっとの思いで、口を開く。裁判官の怒りも頂点に達する。「外へ出て会社に電話しなさい、裁判官がこう言っていると・・・　・・・」しぶしぶと退廷した業者、しばらくして戻ってきて「その条件でお願いします」と一件落着。 　続いて武富士相手の過払い返還訴訟。原告の代理人は弁護士か司法書士。武富士の｢次回まで分断の立証すると｣とうい答弁に対して｢分断、分断って、今頃、何を立証ですんですか？｣｢訴訟提起されたのは去年の１２月でしょう、｣武富士の担当者のたじたじだった。 　しばらく待たされて、ようやく自分の出番、第１回期日のため相手業者は擬制陳述で欠席。｢随分待たせてすみませんでしたね｣と今までと変わって優しい言葉。次回期日を決めて２，３分で終了する。  この裁判官とも今後、他の事件でも絡んでいくことになる。性格、方針を頭に入れて。訴訟を有利に進めて行くことが必要だ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.04.13

  コメント(0)

• 相続放棄より完済してあげたい

   　　事務所の応接室　前に座っているのは、いつものＴ子さんではない。彼女のお母さんだ。Ｔ子さんはもういない、天に召されてしまった。　「完済して終わりにしてあげるのが、あの子にとって一番良いいんです」ハンカチを、まぶたに当てて、そっとつぶやく。　　「『早く退院して、払っていかなければ・・』と、いつも言っていました」ぽつぽつと彼女との思い出を語るお母さん。「心情を法律を絡めることはできません、お母さんがそういうお気持ちならば・・」それ以上、相続放棄を薦めることはできなかった。 　　Ｔ子さんが来所されたのは、１年程前、もともと体が丈夫でなかったところに、　今度は借金とういう病魔が精神を蝕んでしまった。自己破産を薦めたが「借りたお金は払っていきたい」彼女の強い意向を汲んであげるしかなかった。　 毎月の弁済予定表の金額をを消しこみ、少しずつ減って行く借金に希望をつないでいたようだ、しかし病気も進行していた。として遂に・・・・・。 　お母さんの願いを適えてあげるしかない。天国の彼女のためにも。自己破産も、相続放棄も借金をチャラにすることができるが、人それぞれの思いは様々だ。法律はその中まで入っていけない。今回は当事務所で扱った実例を少しアレンジして紹介させていただきました。  　  

  2010.04.12

  コメント(0)

• プリーバ、Ｊトラストに合併されて、過払い請求は吉か凶か？

   　プリーバ（本社　東京六本木）という会社がある。正確には、つい最近まであった。ネオライングループのＪトラストフィナンシャルサービス（旧ステーションファイナンス）（本社大阪）の子会社であった。 　過払い金も、元金の１割、２割返還の非常識の提案をしてくるのも、同グループの他の会社と同様であった。　ところが、今年１月中旬、親会社に３月１日付けで吸収合併されるという情報が飛び込んできた。「行けるかもしれない！」「今なら東京簡裁に提訴できる！」即、Ａさん、Ｂさん、Ｃさん３名の共同訴訟を提起した。しかし、第１回の期日前に調停として墨田庁舎に廻されたしまった。相手は４割の返還の上申書を出してきたが、納得できないと不調にして訴訟続行、合併後、Ｊトラストフィナンシャルサービスを訴訟に引き込んだ（訴訟受け継ぎをした）。　　そして、本日、プリーバ時代の担当者から電話がある。担当者　　「前にもお話したと思うんですが、Ｔ（担当者）です」　　　　　　「訴訟の件、何とかなりませんか？」　私　　　　「久しぶりですね！良かったですね、大きな会社に合併されて・・」担当者　　「そんなことありませんよ、営業所に机だけ置かせてもらって惨めな思いをして　　　　　　　いますよ」　私　　　　「引き続き、Ｔさんが担当するんですか？」担当者　　「お前がやれと言われています」　　　　　　「ところで、どのくらい（の金額）ならいいんですか？」　私　　　　「請求額で良いですよ、端数カットしますから」担当者　　「それは無理ですよ！」　私　　　　「今の会社なら払いますよ！」 　Ｊトラストフィナンシャルサービスはネオライングループでありながら、判決を取れば全額支払ってくる。依頼者に直接「為替」を送りつけくるが・・・。今回の案件も時間はかかっても全額返還させたいものだ。 　業界の再編が進んでいます。目が離せません。今年１０月には三洋信販（本社福岡）がプロミス（本社東京）に合併される予定です。そうなると、同社の案件もプロミスを相手に、すべて東京の裁判所に提訴できることになります。「あすでは遅すぎるかもしれません！」というＣＭもあるが、少し待って見るのも手かも知れません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４月９日の日記です）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.04.10

  コメント(0)

• 大手司法書士事務所　非弁行為の疑いで告発される

    過払い金、無資格交渉か　法務事務所「０×△」職員残念なニュースが飛び込んできた。　テレビＣＭ等で有名な大阪の大手司法書士法人が、認定司法書士の資格がない職員に消費者金融会社との過払い金返還交渉などの法律事務をさせていた疑い（非弁行為）があるとして告発された。告発人は大阪弁護士会。　これに対して　被告発人の司法書士法人側は「職員は認定試験に合格した司法書士の指示を受けながら適正に業務にあたっており、法律違反はしていない。職員が無断で和解交渉などの法的事務をすることはない」と否定している。 　司法書士は補助者（職員）を指導監督の下に補助的業務を行わせることは認められている。しかし包括的に業務の全部を任せることはできない。事実関係は今後の捜査によって明らかになっていくだろう。 　ところで、債務整理業務を職員にさせている事務所はこの事務所だけではないと思う。そこで「どこまでが補助的な業務か？」「何人もの職員を適切な指導、監督ができるのか？」が問題になる。当事務所も以前は悩んだことがある。 　しかし、今は認定司法書士４名と職員（補助者）３名の計７名体制。最初の面談から、打合せ、業者との交渉等、最後まで担当法書士がさせていただいている。「事務員より司法書士が多い事務所は珍しいですね？」と言われることもあるが、余計なことで悩まない、この体制を満足している。 　

  2010.04.08

  コメント(0)

• ポケットカードという会社

   　久しぶりにポケットカードの担当者から電話ある。　Ｔさん　Ｂさん　Ｋ子さんの過払い返還訴訟の件で。  ポケット　　「Ｔさん他2名の訴訟の件ですが、和解できませんか？」　　　私　　　　「条件さえ会えばいいですよ」　ポケット　　「まず支払日なんですが、11月でどうですか？」　　私　　　　「11月？　駄目、駄目です、判決取った方が早いんですから・・・」　ポケット　　「いつなら良いんですか？」　　私　　　　「5月！、5月にして下さい！」　ポケット　「えぇ・・5月ですか？　そんなこと言われたの初めてですよ」　　　　　　　「第1回期日が今月の00日(下旬)ですよ・・」　　　　私　　　「訴訟に突入しますと条件は厳しくなります。」　　　ポケット　「どんなに早くても３～４ヶ月後です」　　私　　　「分かりました、端数(百円単位)カットでいいですから６月でお願いします」　ポケット　「稟議を出します」   　この会社は、れっきとした一部上場会社。任意（訴訟を提起しない）で過払いの交渉をすると、一括の場合は元金の半額、それも１０ヶ月先、分割の場合は３６回払いという無茶苦茶な提案をしてくる。そのくせ、訴訟を提起すると満額近く返還してくる。 　逆に、債務が残った任意整理の場合「一括で払って頂けるなら半額で結構です」と言ってくることもある。また「半額で結構ですが、一括払いの枠がなくなりました、今月１，０００円、来月、残額の分割にしてください」なんてことも。なんとも不思議な会社だ！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　　過払い請求・債務整理の手引き 

  2010.04.07

  コメント(0)

• お客様からのお礼のメール

   　　完済後の過払い請求を終られ、先月末、精算させて頂いたＧさんからお礼のメールが届いた。誠に光栄、身に余る思いだ。受任させて頂いたのは昨年の10月上旬、和解交渉の難航、判決での決着等で長引いてしまって反省する点も多だある。　しかしこのようなメールを頂くと嬉しい。今までの疲れも吹っ飛び、「よし、やるぞ！！」と元気が湧いてくる。Ｇさんのメールを励みにさらに精進していきたい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　以下原文・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　過払い請求でお世話になりました、Ａ市のＧと申します。００先生はじめ、△△先生、御事務所のスタッフの皆様の御かげで無事終了することが出来ました。結果は、とても満足の行くものでした。幸い私は、今回の件で一家離散や自殺を考えたなどの深刻な状況ではありませんでしたが、当時色々過払いについて調べている時に御事務所を運良く発見でき、ご相談、そして無事解決に至りました。昨今では、哀しいかな一部の弁護士が、過払いビジネスとばかりに苦しんでやっとの思いで依頼している方を騙す輩もいるようです。私が言いたのは、私個人が終了したから良かった。だけではありません。私の゛満足゛だった。は返ってきた金額そのものより萩原先生はじめ御事務所の姿勢です。現在の依頼者や今後依頼される方々は、御事務所なら‥と信用・信頼していると思います。厳しい状況とは存知ますが、今後の依頼者のためにもお体に気を付けて頑張ってください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　　　過払い請求・債務整理の手引き 

  2010.04.06

  コメント(0)

• 　SFコーポレーションの無意味な控訴は即、終結。

    　新しい週が始まった。本日も裁判は無し。本格的に始動するのは明日からだ。業者からの電話も少ない、この時だからと息抜きをしているのか？そのなことを考えていると。ＳＦコーポレーシから担当司法書士に電話あり。　　「えぇ！　判決がどうしたの？」　　「どうにかしてくれって？」　　「今更、どうにもならないでしょう！」 　いつも血の気の多い司法書士も、呆れたのか淡々と話している。何の争いのないのに、嫌がられのため控訴してきた案件。当然、控訴審でも第1回期日で終結、一審と同じ判決が言渡された。それでも「何とかしてくれ！」と、恥も外聞もなく食い下がってきた。敵ながら「あっぱれ！」としか言いようがない。 　　最近、この会社に限らず、引き延ばしのため無意味の控訴をしてくる業者が多くなった。当事務所はこんな馬鹿げた控訴には付き合わない。　依頼者本人にも出廷する必要がないことを説明、答弁書にも「出廷することはできませんので、結審お願いします」と書かせて頂いている。 　迷惑なのは裁判所、裁判官だ。どんな控訴だろうが、開廷して、合議制のため3名の裁判官で審理をしなくてはならない。この3名の裁判官の前で主張とも取れない主張を繰返している控訴人（支配人が多い）を想像すると馬鹿らしくなってくる。裁判官もお気の毒。何のための裁判だ！！　何とかならないものか！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.04.05

  コメント(0)

• 過払い請求と信用情報

  　　　今日から新年度。街には真新しいスーツを着込んだ若者が目に付く。Ｓ地方裁判所へＴさんの本人訴訟に付き添う。本日の訴訟はこれ1件だけ。裁判が本格的に始動するのは、来週からのようだ。　さて、以前ブログで紹介したように、今月１９日より、約定債務が残っている状態で過払いに請求をしても、日本信用情報機構には登録されなくなる。　今までは「契約見直し」と登録されていた。しかしこの情報も、同日付ですべて抹消されるようだ。　この信用情報に関しての問い合わせ、相談も多くなっている。 ある相談者から電話。相談者　　「過払い請求をしたいんですが、１９日まで待ったほうがいいですか？」　私　　　　「信用情報の件ですね？」 　　　　　　「たとえ登録されても１９日には抹消されるようですから問題ないと思いますよ」相談者　　「それから、ショッピングは今までどおり払っていけばいいんですか？」　　私　　　　「ショッピング？　ちょっと待ってください・・・　・・・」 　聞きところによると、アコムから５年前から、キヤッシングの取引を開始して現在の残金は１０万足らず、間違いなく過払いになっていると思うが。しかしショッピングの残金が５０万円あるという。同じような問合わせは過去にもあった。 　注意して頂きたいのは、　過払いの対象にならないショッピングの残金を、今までどおり払い続けて、キャシングだけの過払い請求はできなということです。　たとえば、キャシングの過払いが６０万円だったという場合は、ショッピング残金と相殺して１０万円の過払い請求ができることになります。　しかし、過払い金が４０万円の場合は、相殺してもショッピング残金１０万円が残ってしまい、債務整理になってしまいます。残金１０万円を即、支払うから情報に載せないでくれといっても無理な話です。 　それから、アコムはキャッシュワンを吸収合併しました。また駿河銀行の融資の保証会社になっている場合が多いです。この会社、銀行から借入れの有る場合は、こちらも債務整理の対象なってしまうことがあります。　同じような例で、ＵＦＪ二コスと三菱東京ＵＦＪ銀行、ＤＣカード。　　オリエントコーポレーションとみずほ銀行。　りそな保証とりそな銀行等も注意が必要です。  　最後に司法書士、弁護士は信用情報の専門家ではありません。一般的な情報や、経験則に基づいてのアドバイスしか出来ません。自己責任において、納得のうえ手続きをすることが大切です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.04.01

  コメント(0)

• 遠方からの依頼のデメリット

  　　　相変わらず、債務整理、過払い請求の問合わせ,相談が多い。これから依頼しようとしている人、すでに本人訴訟で戦っている人、それに、現在、他の事務所の依頼している人等、全国辻浦々から・・・・・・。　　できるだけ丁寧にお答えさせて頂いている。しかし依頼となると別だ、遠方等の理由でお断りすることが多い。面談が原則のためご負担が大きく、また不利益が多いからだ。それでも、「事務所まで行きますから、どうしても・・・」という場合は、不利益を充分説明して、依頼させて頂くこともある。　夜行列車で本日来所されたＳ県のＴさんもそうだ、例に洩れず、相談、依頼するところがない、他人の目が気になる、自宅のポストには東京の事務所のチラシが投げ込まれているが、情報が不十分で不安だ。そんな理由で昨日お電話を頂き、遠方でも十分対応できると判断させて頂いた。 　さて遠方からの依頼の不利益とは？　まず、来所に際して多大の交通費がかかる。それに裁判籍の問題だ。　今は業者の対応が厳しく訴訟になることが多い。　裁判は依頼者の住所地か、取引した業者の支店、または業者の本社所在地を管轄するいずれかの裁判所で行われる。　たとえば、青森県在住の人(青森市の支店で取引)が、「三洋信販」(本社福岡)に過払い訴訟を提訴する場合、青森の裁判所か福岡の裁判所に提訴することになる。 　東京の弁護士、司法書士に依頼した場合、交通費だけでも大きな負担になる。  　また、司法書士に依頼する場合は注意が必要だ。請求額が１４０万円を超える場合は代理権がないため、本人の出廷が必要になる。東京の裁判所に提訴した場合、その東京の裁判所に出廷することになる。 　　やはり、お近くの信頼できる事務所に依頼するのが一番ということになる。しかし、「相談、依頼するところが無い、わからない」というのが現状だ。　弁護士会も、司法書士会も、規制も大切だが、依頼者の目線で、このことを考えて欲しい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.03.31

  コメント(0)

• 期末のため裁判所への出廷はありません

    　期末のため、本日も裁判の期日なし。司法書士全員は朝から事務所に詰める。　「裁判所等へ出かけていると時間が経つのが早い！」　「帰ってからの事務処理、業者、お客様への連絡等で忙しい」　毎日のように裁判所に出廷している司法書士の本音だ。 　 当事務所は、専門ソフトにより、お客様の案件の進捗状況を随時入力管理している。お問合わせ頂ければ、スタッフの誰でも直ぐに現在の状況をお伝えできる。　しかし、担当司法書士への問い合わせ、相談は、不在の場合が多く「折り返し」での対応で、ご迷惑をおかけすることがある。　　そんな訳で、今週は司法書士も一日中在所していることが多い。　日頃、疑問に思っていること等ありましたら、遠慮なく、お問合わせ相談を頂きたい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き　

  2010.03.31

  コメント(0)

• 依頼は事務所の方針を確認してから

   　期末の新しい週が始まった。連日、数件の期日（過払い訴訟）で埋まっていたいたスケジュール表も、今週は２件のみ。裁判官の移動時期のためだろう。 　　さて、来所されたＫさんは、アイフル１件の完済後の過払い請求。　再度、当事務所の「報酬と方針」を説明する。 　私　　　「うち（の事務所）は即、訴訟を提起します」　　　　　　「元金は勿論、利息全額を返還させます」Kさん　　「はい、ホームページを見て来ましたから・・」　私　　　「期日を２回、３回と重ねるため多少時間はかかりますよ」Kさん　　「構いません」　私　　　「報酬は返還金の２４％と訴訟費用（印紙、交通費等）です」　　　　　「それに、Kさんに過払い金が直接（為替で）おくられますが・・」Ｋさん　　｢問題ありません｣ 　Ｋさんは、当事務所に来所される前に、他の事務所にも問合わせをしたという。「訴訟をすると費用倒れになってしまいます」「元金の７割で早急に返還させます」「全額は無理です、５割か６割が良いとこです」各事務所は返答は様々だった。 　最初は「返ってくるならいくらでも良い」と思っていたが、「この会社だけは許せない、過去、支払の件で嫌な思いをさせられた」次第に怒りがこみ上げてきたという。そして当事務所を選んで頂いた。  各事務所には方針がある。依頼者にも希望がある。依頼する前には事務所の方針を確認して依頼することが大切です。当事務所は「裁判なんかしなくても、返ってくるなら、いくらでも良い」という依頼はお断りしている。　　　そのアイフルから、先日言渡された判決に基づく７名（共同訴訟）の過払い金を本人に（為替で）で支払った旨の通知が届いた。Ａさん３万００００円　Ｂさん４万０００円　Ｆさん１２万０００円・・・・・。　小額の場合は訴訟倒れにならないよう、共同訴訟で、そして、地元の司法書士の協力を頂いて、アイフルの本社所在地である京都へ提訴している。　訴訟提起したのは昨年１２月中旬、第１回の期日で結審した。こんなことは稀だ。２回、３回と期日を重ねるのが通常です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き 

  2010.03.29

  コメント(0)

• 過払い返還交渉　２５，０００円の攻防戦

   　ある簡易裁判所の和解室。　　相手はＣＦＪ。そして今日は司法委員が２名。　お互いの主張金額（過払い返還金）が折り合わないため、硬直状態が続いている。 　　「２５，０００円の差なんですがね！」「何とかなりませんかね？」　業を煮やした司法委員の一人が呟く。 　 　こちらは１４５万円を主張、ＣＦＪは１４２万５０００円まで歩み寄ってきたが、　「権限はこれまでしかない」と一切譲らない。　さらに堂々巡りの話合いが続く 　司法委員　私に向かって　　　　　　　　「何とかなりませんかね？」　　　私　　　「無理です、駄目なら終結して判決で結構です」　司法委員　「被告はどうですか？」　　ＣＦＪ　　　「次回　１７条、１８条書面を提出します」　司法委員　「全部立証するんですか？認められませんよ！」　　ＣＦＪ　　　「いや、最近、００の裁判所で認められたようです」　　　何とか話をまとめようと司法委員に焦りが感じられる。　こちらとしても何とか決着を付けたい。先日、何の争いの無い別件でも　控訴してきたことが頭をよぎる。　　しばらくして、腕を組んで考え込んでいた司法委員が突然、口を開く。 　　「１７条決定はどうですかね？　１４５万円で。異議を出しますかね？」　　「それは、分かりません」担当者の顔に、かすかに狼狽の色が広がる。　　「それがいいです、是非お願いします、裁判所の決定だと、担当者の顔も立つでしょう」  私の留めの言葉に、「分かりました、もう少し何とかしてください！！」と担当者。　やっと糸口が見つかった。当トン拍子に話が進む。　結局、１４４万円、通常より早い返金の条件で和解となる。 　　しぶといＣＦＪ、観念したのか？　それとも「してやった！！」と思っているのか。　元金を大幅に上回る金額で和解になったが、満額とはいかなかった。　今回の件、反省すべき点がある。

  2010.03.26

  コメント(0)

• 自己破産から再出発するのは貴方自身です！

    　「やっと連絡がきました！」と担当司法書士の安堵した顔。　「よし、これで大丈夫だな！」思わず声をかける。 　Ｔさんは自己破産申請中、背負った多重債務は精神までも蝕んでしまって、まだ回復には、ほど遠いようだ。　依然も何度か連絡が取れなくなったことがあったが、　やっと申立てまで漕ぎつけた。そして審尋期日も決った。しかし再度連絡不能に・・・。何回もの電話にメール、それに手紙、やっと連絡が取れた。「あと少しだ！！」頑張って欲しい。 　　債務整理の方法には任意整理、個人再生、自己破産がある。　自己破産は裁判所に申立てをして借金をすべて免除してもらう方法だ。　　この自己破産の依頼者の中には、途中で連絡が取れなくなり、　手続きを進めるのが困難になってしまうことがある。 　司法書士、弁護士が介入通知を出せば請求はストップする。これで安心してしまうのだろうか？　「必要書類の収集」　「打ち合わせ」　「審尋期日の出頭」等を経て免責が決定する。そして確定して初めて借金が免除される。　「過去に戻りたくない！」「借金のことは思い出したくもない！」気持はわかるが、自己破産をして再出発するのは本人自身だ。免責が下りるまで、気を抜かないで頑張って頂きたい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.03.26

  コメント(0)

• どこにも居ます！　非常識な裁判官

     　昨日　非常識な暴走する裁判官のことを書いたが、同じような裁判官は他にも居るようだ。同様のやりとりを目にしたと、メールにてコメントを頂いた。以下ご紹介いたします。　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　いつもブログを拝見しております。3月23日の『過払い請求　当事務所の和解水準』を読み、私も同様のやりとりを目にしましたため、コメントを送らせていただきました。　私は、先日まで個人で過払い金返還請求訴訟を起こしておりました一般の者です。自分の順番待ちの間の、他の方の事件で、以下のような裁判官の発言がありました。（一言一句正確ではありませんが）　０００/０/００　００簡裁　　××裁判官　「今どき希望額で和解なんて無理だよ」　「仮に判決を取っても、その後控訴して、　さらに何回も弁論をしたら、１年はかかるよ。　　依頼者の希望というけれど、　その辺を依頼者は理解してるの？」　「依頼者はできるだけ早くお金を必要としてるんでしょ？」　「なんなら、依頼者をここに連れてくる？」　原告：若い代理人、　被告：業者は不明、出廷、社員か弁護士かは不明。　　争点の有無は不明。　殆ど和解の強要でした。被告側が出廷すると、被告寄りの態度を強める感じですが、 この裁判官については、昨年００月、訴訟提起ついでにも傍聴したことがあり、その際も、以下のような発言がありました。 　被告は出廷　被告と原告との金額差（数万円らしい）が　埋まらない状況を受けて「あと○万円でしょう？依頼者はそれにこだわるの？」 （上記以外にも原告に対して結構きついことを言っていた　と記憶しているが、内容を失念）　拙文、大変失礼いたしました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　どこにも居るんですね、非常識な裁判官は。　「仮に判決を取っても、その後控訴して、さらに何回も弁論をしたら、１年はかかるよ」とは、よくでたらめが言えたものだ。 　たかが０万円、されど０万円、この０万円を支払うために、債務者がどれほど大変な思いをしたか分かってはいない。 　要するに和解金額も、支払時期も関係なく。「早く終わらせたい！」「判決書は書きたくな　い」　それだけだ。こんな裁判官を許してはならない。

  2010.03.24

  コメント(0)

• 過払い請求　当事務所の和解水準

  「『こんなの和解でない！』と裁判官が興奮していました」　地方都市の裁判所からに戻った担当司法書士も、いささか興奮気味。　アイフルとの過払い訴訟は、同社の本社が京都のために、依頼者の住所地を管轄する裁判所に提起することが多くなる。　地方都市の場合、相手も近場の支店担当者が応訴のため出廷することになる。いくつもの事件を処理するため、毎日のように出廷して裁判官と顔なじみになることが多いようだ。　　そして、裁判官の考え、解釈はそれぞれだが、地方都市は当たり外れが多い。　今回も外れてしまったようだ。分断等争いのない案件、担当司法書士は和解するつもりがなかったが、裁判官に勧められ和解のテーブルに着いた。　アイフルの和解の提案は元金のみ、当事務所は請求額（利息込み）満額の端数カット。その差は20万円程、当然和解不成立。　法廷に戻り司法委員から成り行きを聞いた裁判官が、興奮のあまり発した言葉だという。さらに「依頼者の意向か？」　「依頼者を今度は連れてきてくれ！」とも。　我々は依頼者の代理人である、そして和解を望んだわけでない。裁判官の暴走も程がある。「和解」とはお互いが譲歩して争いの紛争を早期に解決することである。今回は何の争いもない案件、そして和解より判決のほうが解決が早い。譲歩して和解する必要はないのだが・・・。　　当事務所の和解水準は請求額（利息込み）の端数カット。ほとんどの業者とは訴外でも、「いつもの条件で」の一言で即、和解になる。訴訟上でもそうだ、「こんな和解でいいんですか？」驚く裁判官に「この事務所はこれでなければ和解しないんです！」と相手の担当者にいやみを言われることもある。 　このアイフルの場合、あまりにも管轄裁判所が遠方で出廷が困難の場合、地元の司法書士の協力を頂いて、アイフルの本社所在地の京都に提訴しているが、今後、問題ありそうな裁判所は避け、京都に提訴する等の対策も必要か？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.03.23

  コメント(0)

• SFとの過払い訴訟、推定計算も一連も認められ完全勝訴

  「ＳＦコーポレーション」とういう業者がある、「旧三和ファイナンス」である。この名前を聞くだけで眉を顰める人が多い。三度の破産申立にもめげず、それまでの姿勢も改めず、生き延びている、悪評の高い会社だ。　取引履歴も「破棄した！」といって、遡ること１０年までしか開示してこない。「何年何月何日以前のものは破棄して無い」というのであれば、まだ分かるのだが、　この何年間、いつ請求しても１０年までしか開示してこない、「10年経過した履歴は自動的に消去されるシステムだ！」と担当者が豪語していたという話があるが、それが本当なら、それこそ問題である。　さて、Ｔさんの過払い訴訟も場合もそうだ。10年前の履歴が開示されないため、手持ちの少ない資料と記憶に基づいて（当初の「０」計算をそれに近い額に減縮し）推定計算で請求するしかなかった。　ところが、相手のＳＦは、その後の口頭弁論で、未開示期間に締結されたのも含めて、5個の各契約書を提出して、分断とともに、この推定計算も争ってきた。　　これに対して裁判官は「契約書が残存しているのに取引履歴が存在しないのは不自然だ」　そして「訴訟の進行中に探していた書類が発見されたとして係争中の取引のうち自己に有利な事実に関する書証を意図的断片的に提出する被告の訴訟遂行は不公平であり、信義に欠けるというべきである」と痛烈に批判。当方の推定計算を認めた。　また、被告の個別計算の主張も「各個別契約書を返還していたとしても、それらは、同一契約の各部分を構成するにすぎず、基本契約の一連取引は継続されていたとみることができる」と判示して一連計算を認めた。　しかし、全面勝訴とはなったもの。この会社は何の争点のない判決にも、控訴を提起してきて　「３割にしてくれ！4割なら払う」等、引き続き、無茶な減額を要求してくる業者だ。この件も控訴してくることが予想される。そうなったら受けるまでだ。　なお本件の判決全文は当事務所のホームページに掲載させて頂いております。　訴訟資料等で必要な場合は参考にして頂ければ幸いです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.03.19

  コメント(0)

• 過払い訴訟　分断案件　武富士と和解する

     　武富士との過払い訴訟。２年半の分断案件。相手は当然個別計算を主張。しかし再 契約書は出してこない。今日が勝負、何とか決着を付けたい。傍聴席で待機していると、顔見知りの相手担当者も入廷。軽く挨拶をする。 　　事件番号が呼ばれて、両方、円形のテーブルに着く。　　裁判官　「どうしますか？」　　　私　  　「終結してください！」　　武富士　「別件もありますので和解を・・」　　　私　 　「分かりました、一応話し合いはします」　　　　　  　「話が付かなければ終結にしてください」　　裁判官　「分かりました。司法委員は付けませんから廊下で話し合ってください」 　　　廊下での交渉　　　私　  　「もう、終わりにしましょう！」　　武富士　「そこを何とか和解を・・・」　　　私　 　 「終結にして判決にしましょう？」　　武富士　「和解でお願いします」 　　　担当者、何を言われても、頭を下げて和解を提案してくる。　　　しばらく押し問答が続く。そして 　　 　私　　「わかりました、いつもの条件(利息込み請求額の端数カット)ですよ、そして支              払いは４月で・・」 　　武富士　「勘弁してください、２年半の分断ですよ、それに支払いは通常６月先の９月              ですよ・・」 　　　私　　「いやならいいですよ！」　 　武富士　「もうちょっと何とか・・」 　相手の担当者も交渉上手、理屈ぽいことは言わず、ひたすら嘆願してくる。 落とし どころを見つけて、１００円単位の端数カット、支払いは６月中旬で和解する。　別件(隣の法廷で同時刻に審理予定)も和解したいということなので、法廷で待機中の担当司法書士を呼び出し、再び交渉を始める。担当司法書士も強気、二人で相手を攻める。但し、こちらは６年の分断。端数カットとはいかなかったが、元金満額以上の満足する結果で和解となった。 　終結して判決の場合は、もっと入金は早まったかも知れない、しかし控訴されたら、さらに長引く。また勝訴するとも限らない。「妥当な和解」と自分を納得させて裁判所を後にした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き

  2010.03.18

  コメント(0)

• 過払い本人訴訟が多くなっています

   　　Ｋ子さんは、平成の始めより借金を繰り返してきた。一向に減らない借金に　「このまま一生、払っていくのかしら？」　と思ったという。そんな折、過払いに関するテレビのＣＭ等で「過払い」のことを知って来所された。 　「ずいぶん長いこと払われましたね」　「もう、借金は、とっくに終わっていると思いますよ？」 　私の説明に不思議そうな顔をして、信じられない様子。　さらに説明を続ける。そして　「苦しかったでしょう、もう払わなくてもいいですよ！」　「全額取り戻しましょう　費用は過払い金が返ってきたからで　いいですよ！」　と言った途端に、Ｋ子さんは泣き出してしまった。実は２年程前の債務整理をしようとし　たが着手金が工面できなくて断念したという。　落ち着いたところで「３社とも過払い金は１４０万円(司法書士の代理権の範囲)を超えると思います。その際は一緒に裁判所に行って頂きたいんですが？」と本人訴訟の件を説明して承諾を頂く。 　司法書士は１社当たりの請求額(元金)が１４０万を超えると、その業者との交渉には代理権はない。書類作成人、送達受取人として本人を援助していくことになる。当事務所はこの本人訴訟が多い、毎日、誰かしら司法書士が付き添っている。　当事務所は利息を含めて満額回収の方針だ。しかし相手も、必死で減額の和解を要求してくる。　「１０万円位の差ですから和解をしたら？」と裁判官まで和解を勧めてくることがある。　しかし、良く考えて欲しい。「この１０万円が払えなくて苦しんだことを」「１０万円はおろか、１万円も負けてくれなかっ　た業者のことを」彼らはこんなことはわかっていない。　　そして和解とは、紛争の長期化を避けるため、お互いが譲歩して早急に解決すること。勝ち裁判に譲歩などない、最近は「判決のほうが解決が早い」という逆転現象が生まれている。　過払い金は貴方の大切なお金、どうか、一緒に頑張っていただきたい。　しかし、裁判所に行くのが、どうしてもアレルギーがあるという人は、最初から弁護士さんに依頼することをお勧めします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.03.17

  コメント(0)

• 任意整理　一括支払い　将来利息を要求してくる要注意業者

   　　 Ｔ子さんから電話が入る。　　Ｔ子さん　　「裁判所から書類が届いたんですが」　　　　　　　　　　「どうしたら良いんですか？」　　　私　　　　　「書類？　訴状のことですね？クラヴィスですね？」　　Ｔ子さん　　　「はい」　　　私　　　　　「心配することありませんよ！最後までうち(の事務所)で対応しますか　　　　　　　　　　　　　　　ら・・。」　「すぐに、その訴状を事務所に送ってください」　　Ｔ子さん　　「わかりました」 　　Ｔ子さんは、昨年支払いに窮して任意整理をした。殆どの会社は彼女の窮状を理解して、将来利息なしの長期分割を受け入れてくれた。しかしクラヴィスだけは「分割は認めない、一括で払え！」　といつもの非常識な提案をしてきた。　「分割でも払えなくなったから債務整理をしたんです」いくら説明しても馬の耳に念仏、そして訴訟を提起してきた。訴訟を起こされても払えないものは払えないのだ。　Ｔ子さんにはこのようなこともあると話しておいたが、驚いたようだ。　　　　しばらくして、今度はＳさんから「アイフルから『支払い督促』が届いたと！」と連絡がある。　この会社は一括請求はしないもの、将来利息を要求してくるため和解が出来ずにいた。　　　　　司法書士や弁護士が介入すれば、本人への督促は禁止されているが、法的手続きは別だ。そして、司法書士、弁護士はその代理人とまでなっていないため、裁判所からの書類は直接本人に送付されてしまう。 　当事務所でも、相手業者の法外な要求を受け入れず未解決な案件が、まだ、何件かある。もし裁判所から書類が届いても心配しないで頂きたい。代理人(請求額が１４０万円超える場合は送達受取人)となり、最後まで対応させていただきます。　勿論、追加報酬等は一切頂きませんのでご安心ください。 　念のため、一括請求しか認めない業者、将来利息を要求してくる主な業者を記します。これらの業者は要注意です。 　　◎　　一括支払いしか認めない主な業者　　　ネオラインキャピタル、ＳＦコーポレーション、　クラヴィス、　アペンタクル(旧ワイド)　　　　フロックス(旧クレディア)、　Ｊトラストファイナンシャルサービス(旧ステーションファイ　　　　ナンス)、　サンライフ　、プリーバ 　　◎　将来利息を要求してくる主な業者　　　　アイフル、ＣＦＪ　武富士　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き

  2010.03.16

  コメント(0)

• 任意で１割、訴訟で２割、判決で５割　旧ワイドの和解水準

   　 アペンタクルという会社がある、旧アイフル系のこの会社も、ネオライングループに傘下に下り。同グループの色に染められてしまった。　　現在、３件の過払い訴訟中、相変わらず非常識な和解の提案をしてくる。 　今日も「直々に所長と話したい」と電話ある。　　　アペンタクル　「Ｔさん他２名の件ですが・・」   　　　　　　　　　　「何とか和解お願いしたいんですが？」　   　　　　私 　　　　「Ｔさんは判決がでて、控訴しているんでしょう？」　　   　　　　　　　　　　「判決が不服で控訴したんではないですか？」　　　アペンタクル　「そうですが、５割でどうですか？」   　　　　私　　　　　「５割？」　　　アペンタクル　「はい、任意で１割、訴訟で2割、判決で５割が当社の方針でして・・」　　　　   私　　　 　「とても呑めませんね？」   　　　　　　　　　　「参考のため、あと２名の提案も聞きましょう？」  　アペンタクル 　「Ｓさんは請求額は１万０千円ですから『０』でお願いします」   　　　　　　　　　　「Ｋさんも請求額が１万円以下ですから同じく『０』で・・」 　　　　　　　　　　怒りが頂点に達する！　　　　　私　　　　「なに！！『０』だと！　そんなの和解ではない」　　　　　　　　　　「請求を放棄しろと言っていると同じですよ！金額は関係ないですよ！」　　　　　　  　　　「あなたもＳさん、Ｔさんの立場になって考えて下さい」  アペンタクル 　「会社の方針ですので・・」　　　私　　  　 　「話しても無駄です、電話切りますよ 　　判決が出ても、支払いを引き延ばし、減額させるためだけの目的で控訴をしてくる。裁判所は良い迷惑だ。訴訟での和解は2割と言っておきながら、「小額だから『０』にしてくれ」と平然と言ってくる。　　　　　　　そして任意整理で残金が残れば「分割は認めない、一括で払え！」と非常識なことを言ってくる。　専門家が介入しない個人の「特定調停」でもこのグループは分割払いを認めず、不調にしたうえで最初の約定金額を請求してくるようだ。　この仕打ちに沢山の人が泣いている。　こんな会社が存在する社会的意義があるのか！ 　　余談だが、同グループの各社のホームページを見れば「弁護士・司法書士とのトラブルご相談先について」と記載があり、矛先を同士業に向けている。　 　常識では考えられない、理解に苦しむ会社だ！！                             マイサイト      過払い請求・債務整理の手引き  　　　　　

  2010.03.15

  コメント(0)

全588件 (588件中 401-450件目)

< 1 ... 4 5 6 7 8 9 10 11 12 >