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カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
「誰にでも秘密がある」、ラストが、日本用と、韓国用と二つあるんですね。
いろいろ検索してみると、韓国用がどんなものかわかりましたけど。 これはDVDで、収録されると思うけど、どうかしらね。 日本は、あくまで「家族」を中心とした終わり方なのね。 もう一つのラストは、「家族」というよりも「恋人達」を応援する?ラストなんじゃないかしらね~~。 なぜ、日本で、この話でまとめたのかなって思うけれども。 日本での韓流ドラマ人気を見ていて、こちらが良いと思ったのかな? もう一つのラストも、なかなか面白そうだなと思いましたよ。おしゃれじゃない? ☆悪い男☆(2001) キム・ギドク監督 チョ・ジヒョン ソ・ウォン ストーリー 娼婦街を取り仕切るヤクザのハンギは、女子大生ソナに一目惚れ。公衆の面前で強引にキスして、罵倒された。数日後、ソナはハンギの策略によって娼婦街に売り飛ばされた。ハンギはマジックミラー越しにソナが客と寝る姿をじっと見詰めていたが…。 ~~~~~~~ この映画、韓国では賛否両論出た映画らしいですね。 私は、もっといや~~な物語かと思ったら、意外とそうではなかったという感想です。 もしこの女の子が、か弱い女の子だったら、そしてこのヤクザな男がもっと暴力的だったら・・嫌な映画だと思うのです、そうだったら見たくない映画。 でも、この彼女、かなりわがままなお嬢さんです。気が強いし、最初の出会いから、「さげすむような目つき」をするのですよ。 こういうところが、このハンギに「同じ匂い」を感じさせたのではないかと、思いました。 彼女、売られちゃうわけですが、罠にはまってなんですよね。 しかも、その罠というのが、彼女だからはまってしまったのかも?という感じ。 しかし、やっぱり彼女はかわいそうです~。 そうして、そんな彼女を見るこの男は、「恋愛表現が苦手な男」と単純にはいえませんね。 彼はセリフも少ない演技で、この彼女に対する感情を表現するのですが、そこらへんは切なくもあります。 しかし、切ないと言っても「売るなよ!」です。 かわいさ余って憎さもあって、そういう状況にしてしまったハンギ、しかし、彼女を見たいが為にそこから出す事もしない。 やっぱり独占欲かしら? 彼女の気持ちがわかるのは、刑務所での面会のシーンですね。 人を殺した子分の罪をかぶって、ハンギが刑務所に入ってしまうのです。しかも、彼は過去の罪もあり死刑が決まっています。 そこで、彼女が面会にいくのです。 「そんなところに入っていないで、出てきなさいよ!」 「私をこんなにしたまんまで」 「私はどうしたら良いのよ!」 こんな感じで、彼女が始めて彼と面と向かい合うのです。 ちょっと、ほろっときましたよ。 海辺のシーンが出てきます。 これは上手いですね。 赤い服を着た女性が、海に入っていっちゃうのです、砂浜には破り捨ててばらばらになった写真が残されています。 それをソナは、こっそりと持ち帰るのです。 そしてつなぎ合わせるのです。恋人同士が写った写真。 しかし、顔の部分だけパーツが足りないのですね。 ずっと彼女はその写真を部屋に貼っておくのです。 そしてそれが、ラストには・・・というところ、面白かったですね。 ラストは、なんともいえないですね~~。 私は、海辺でラストになるのかと思ったら(写真の件がここでつながるのです)、まだ先があったのでね~。 あの海辺でラストにしても良かったかなって思ったけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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