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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
アカデミー賞の候補が発表されましたね~。
日本でまだ公開されない映画が多くて、今年は地味目かな?? ラズベリー賞の方は、「マスク2」が断然強そう~。 トム・クルーズもやっかみ半分(残りの半分はやっぱり、奇行が目立つの?)で、名前が挙がってますね(笑) そうそう、ウィル・フェレルが「奥さまは魔女」で挙げられていました。 どうもアメリカでは「奥さまは魔女」はTV版ファンには不評なんでしょうね。 ☆単騎、千里を走る。☆ チャン・イーモウ監督 高倉健・・・・・・・・高田剛一 寺島しのぶ・・・・・・高田理恵 中井貴一・・・・・・・高田健一(声) ストーリー 長年の確執を抱えたまま病に倒れてしまった息子が交わした約束を代わりに果たすため、高田は中国大陸奥地への旅を決意する。民俗学を研究する息子の健一は、舞踏家・李加民の仮面劇「単騎、千里を走る。」を撮影するために中国・雲南省を再訪する約束をしていたのだった。単身訪れた言葉の通じない異郷の地で途方に暮れる高田だったが、息子のためにという一途な思いが、通訳の青年チュー・リンをはじめ現地の人々を次第に動かして行く。 ~~~~~~~~ 高倉健さんの映画ですね~。 健さんの映画、実は私は初めてだと思う。 健さん74歳でしたっけ?? さすがに年取ったなあと思うけれども、いい感じに年取っているよね。 チャン・イーモウ監督、いろいろ映画撮っているが、最近はやっぱり「HERO」「LOVERS」でしょうかね。 「初恋のきた道」とか「あの子を探して」は見てないのだ。 なので、いろいろ詳しい事は分からないんだけどね。 中国の方の出演者達、皆さん素人さんなんだね。 現地ガイドの女性は、しゃべり方が「あ~、こういう感じでガイドさんはしゃべるよね」って思った。 その彼女に代わって通訳を務めることになったチュー・リンさん(上の写真の人ね)、ほとんど日本語をしゃべれないんで通訳の役目を果たせないんだけど、なんかとっても人がよさそうなおじさん。 他にも小さな村の村長さんや村人達など、とにかく素人サンなのにいい感じだった。 ~~~~~~~~~ 中国の風景と、素朴な人々、そして健さんの粘り腰、なぜかさわやかな気持ちになった映画。 泣かせる映画ではなく、時にユーモアも感じさせ私的に好きな映画だった。 素人さんたちがよかったせいもあるよね。 健さんが単身中国に乗り込み、息子のやり残した仮面劇のビデオを撮ろうとする。 不器用で、無骨な男健さんなんだね~。 言葉の通じない困難もあるけれども、次々と問題が生じてくるんだね。 でもその問題が、時としてユーモアさえ感じるのだ。 そんな事が?なんて思う様な事が、折悪しくこの時期に重なる。 それをまさに「粘り腰」で問題を乗り越えていく。 そして、息子と自分の関係に思いをはせるんだよね。 子供の頃、こんな風に息子と接した事はあっただろうか?とか・・・ね。 ヤンヤンという子供と迷路のようながけ道のシーンがある。 絶壁、墨絵のような風景。 こんな風景が当たりまえにあるんだね~~。 ここでの健さんとヤンヤンのやり取りが面白い。 見終わるとね、いろいろわだかまりのある関係もあるだろうけど、意地を張らずやっぱり話をしないと、後々後悔するよね~なんて思ったね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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