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テーマ:映画館で観た映画(8576)
カテゴリ:~2006年 映画・SF、ファンタジー
ブレイブは見るつもりがなかったんですけど、娘のおかげで(私の粘りもありますが(笑))ただ券をいただいた物ですから、早速見てきました。
あ~、いろいろ言われている通りですね。 ☆ブレイブ ストーリー☆(2006) 千明孝一監督 声:松たか子 大泉洋 ウェンツ瑛士 ストーリー 宮部みゆきの原作を映画化。 小学5年生のワタルが、家族がばらばらになった事で「ヴィジョン」と呼ばれる不思議な世界に飛び込み自分の運命を変えるために冒険を開始する。 ~~~~~~~~~~ 子供を対象にしているのはわかるよね、主人公が小学生だしね。 それにしては面白いところをはしょったね~~。 私は、冒険が始まって少しまでは結構OKだった。 聞いているよりは面白いではないかと思ったのだ。 しかし、大事な冒険のシーンを時間がない為に歌に合わせて流していくあたりで、これはつまんないなと思った。 ヴィジョン世界という世界の説明もないしね、主人公が5つの宝玉を集めなくてはならないといわれるのに、その集める冒険をはしょったら、あんまり意味ないだろうと思う。 何よりも、せっかくのサブキャラたちがまったく生きて来ない。 この世界で一緒に冒険するからこそ、キ・キーマ、ミーナ、ハイランダーなどとの友情が生まれこのヴィジョンを大事に思う心が生まれてくる。 ミツルとの友情を大事にして見せているのは、いいと思うけどね。 大急ぎで到達した後半、ここはもちろん一番の要。 勢い見せ方も派手になる。 CGも力が入っているし、「運命を変えたい」という願いはどうなるの?というシーンは良かったかな。 湖での自分の「影」との戦いは先日見た「ゲド戦記」と同じ感じだよね。 ゲドでは戦っていなかったけど・・ あ、そのあとの声の主の女の子は説明がないから、彼女がどんな存在なのかわからないだろう。 かくいう私も原作をだいぶ忘れているので、彼女はどんな女の子だったかわからなかった。 CGの力の入れようの半分でもいいからストーリーに力を入れてほしかったな。 モンスター系とかダークなものって作るのに力が入るんだろうか。 そこばかりが目立っていたように思うんだけど。 ゲーム的な考え方なのかな。 いやいやRPGにしろ他のゲームも世界観を大事にすると思うんだけどね。 戦闘シーンやモンスターだけ見せてもダメだということだ。 娘とも話していたんだけど、これってTVアニメにしてじっくり冒険を見せていくほうが楽しいだろう。 映画にするならそのTVアニメのラストを映画にして完結するみたいな感じにしたら、よかったんじゃないかな。 大人にはものたりず、子供にはメッセージは伝わるかもしれないが世界観の楽しさは伝わらないという、中途半端な出来になってしまったと思う。 しかし、原作の「ブレイブ・ストーリー」は面白いので、まだ読んでない方はぜひ読んでみてくださいね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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