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テーマ:DVD映画鑑賞(13680)
カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
あ~、日記の更新が御久しぶりになってました。
やっと刺繍も出来上がり、ホッとしてしまったせいかのんびり。 DVDは、DISCASで借りていた二本のみ見ましたけど、それよりぼ~っとしているほうが多かったかな。 夜になると、眠くて(我慢して起きている必要もないんだけど) 気がつくと「あ、こんな時間。そろそろ寝なくちゃ、明日が辛い」という感じですかね~。 というわけで、このDVDはだいぶ前に見た映画です ☆ドア・イン・ザ・フロア☆(2004) トッド・ウィリアムズ監督 ジョン・アーヴィング原作「未亡人の一年」 ジェフ・ブリッジス・・・・・・・・・・・・・・・・テッド・コール キム・ベイシンガー・・・・・・・・・・・・・・・・マリアン・コール ジョン・フォスター・・・・・・・・・・・・・・・・エディ・オヘア ミミ・ロジャース・・・・・・・・・・・・・・・・・イヴリン・ヴォーン エル・ファニング・・・・・・・・・・・・・・・・・ルース・コール ストーリー 著名な児童文学作家・テッドと妻・マリアンは、愛くるしい一人娘・ルースとともに、申し分の無い裕福な生活を送っていた。だが、一見幸せに満ちたこの夫婦は、海辺の自宅と町なかの書室を一日おきで寝泊りするという奇妙な別居生活を始める。夏が始まる頃、テッドはある目的を遂げるために、作家志望の高校生・エディを住み込みの助手として雇う。悲しみのベールを纏い、幼い娘を抱きしめることすらためらう妻と、浮気に明け暮れなかなか創作活動にとりかからない夫。針一本落としても崩れてしまいそうな微妙なバランスの家族に、エディは急速に惹かれていく。そんなある夜、テッドは夫婦のある秘められた出来事をエディに語り始めるが・・・。 「L.A.コンフィデンシャル」でアカデミー賞に輝いたキム・ベイシンガー主演による、大人のためのラブストーリー。アメリカ文学の巨匠ジョン・アーヴィングの人気小説をベースに、家族にも心を閉ざした妻が、夫の助手に惹かれ、やがて愛し合うようになっていく姿を切なく描いている。夫役に演技派俳優のジェフ・ブリッジス、娘役にダコタ・ファニングの妹エル・ファニングが起用されたことでも話題になった。また、新鋭のジョン・フォスターが、ヒロインと愛を交わす青年役を好演している。 ~~~~~~~~~~~~~~~ 奇妙な夫婦なんだ。 妻はけだるげに自分の殻に閉じこもっている。 心がここにないという感じ。 彼女が何故こんな暮らしになっているのか、それが徐々に明らかにされる。 夫は、そんな彼女をとっても愛している。 いつも一緒にいることよりも奇妙な別居をする事を提案する。 この提案は彼の計画の一つなんだよね。 更に高校生の若者を住み込ませる。 夫がモデルに会いに行き浮気している事は、妻はもちろんよく知っている。 しかし妻は関心がない。 あ~、少しは関心があるんだけど外に感情をあらわすところまで行かない。 彼女の心は閉じこもっている。 この家には所狭しと写真が飾ってある。 二人の男の子の写真。 テッドとマリアンの二人の息子。 幼い娘は、毎日この写真の息子達の話を聞かされ大きくなったようだ。 どの写真のどの場面も、彼女は詳しく話ができる。 娘は会ったこともないこの兄たちと暮らしていたかのように、話ができるのだ。 ~~~~~~~~~~~~ 夫と妻、同じ出来事に遭遇したが、やはり悲しみは個人のものでお互いに共有できなかった。 幼い娘が居てもだ。 娘の世話さえも拒否してしまうほど、妻の悲しみは深い。 そんな妻に次の一歩を踏み出すように仕向けたのが夫だ。 一見いい加減な浮気男のフリをしているが、夫の妻への愛情がひしひしと伝わってくる。 高校生のエディとスカッシュをする場面など・・・ 彼の嫉妬も感じたりしてね。 彼は妻がとる行動を予想できたし、そうなるだろうと確信していた。 でも、実際に目の当たりにして自分の考えどおりになったら、それはそれで「悲しい事」だと思う。 やっぱり愛しているからだよね。 妻は夫の計画を分かっていたかはわからない。 だが、一歩を踏み出すきっかけになった、その夫の愛は感じているんだろう。 いや、感じて欲しい。 でもね、この妻のラストの行動は、実のところ私には残念だった。 娘もいるのに・・・ この娘はどうなるのだ? しかし、この娘が大人になって母親を思うとき、理解して欲しいと思う。 ~~~~~~~~~~~~~ 上の解説では「夫の助手に惹かれ、やがて愛し合うようになっていく姿を切なく描いている。」と書かれているんだけど、それよりも私はやっぱり夫の愛情の方に心惹かれた。 妻のほうの切ない姿というのは、まあ言ってみたら「近親相姦」もしくは「母性愛」だと思う。 気持ちはわかるけれども、そこまでするの?という感じかな・・ ちょっと私には理解できない。 ただ、これは「荒療治」って感じだったかもしれないね~。 ~~~~~~~~~~~~~ 夫のジェフ・ブリッジスがかなり良かった。 娘へのこまやかな愛情や、ぐずった娘にてこずる姿。 そして、酔っ払って自転車をめくらめっぽう乗り回す姿は、彼の気持ちがわかるところだ。 ネグリジェみたいな寝巻きのすそを結んでスカッシュするんだけど、あれは動きずらいぞ(笑) 幼い娘ルース役はダコタ・ファニングの妹、エル・ファニング。 う~ん、なかなか良かったなあ。 ダコタといい、恐るべしファニング家の子供達だね。 純朴な高校生という感じのジョン・フォスターも、若さのある好青年という感じで良かったよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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