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テーマ:映画館で観た映画(8576)
カテゴリ:2007~映画・ドラマ
昨日「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」と一緒に見た映画。
なんという組み合わせ(笑) でもそれぞれ全く違うものというのは意外といい組み合わせです^^) ☆ミス・ポター☆(2006) クリス・ヌーナン監督 レニー・ゼルウィガー ユアン・マクレガー エイリー・ワトソン ストーリー ピーターラビットを生んだ女流作家ビアトリクス・ポターの半生を綴る伝記ドラマ。 1902年のロンドン。世の中には、まだヴィクトリア王朝時代の封建的な風潮が残り、上流階級の女性が仕事を持つなど考えられなかった。そんな中、裕福な家庭に育った32歳の独身女性ビアトリクス・ポターは、幼少の頃に湖水地方で出逢った動物たちの物語を絵本として世に送り出したいと考えていた。そしてある日、彼女の念願が叶い、青い上着を羽織った愛らしいうさぎ“ピーターラビット”を主人公にした物語が、経営者のウォーン兄弟によって出版されることに。すると、その“ピーターラビットのおはなし”はたちまちベストセラーとなり、シリーズ化される。また一方、経営者兄弟の末弟で編集者のノーマンと次第に惹かれ合い、恋に落ちるビアトリクスだが…。 前半はピーター・ラビットを世に送り出す、中盤にビアトリクスの恋、後半自然を守るために活動するビアトリクス。 こんな感じですね。 淡々としているともいえますが、やさしく静かな映画でした。 そしてビアトリクスの恋物語はやはり泣けましたね~~(ノ_・、)シクシク 抑えた中にも彼女の苦しみが良く出ていたと思うのです。 この映画、時代的にも「プライドと偏見」に似ているんでしょうか? 女性、特に上流階級の女性の立場というのが、今回も見られるのです。 女の幸せとは男性の庇護下にあること。 相手の男性の財産が女の幸せということですねえ。 ビアトリクスは幼い頃から空想好き。 ちょっと不思議ちゃんが入っている女性でした。 しかし、映画では不思議ちゃんが強調されていますけど、実際のビアトリクスはもっと現実的な面も持ち合わせていたのではないかと思うんですよね。 実際、自分の絵や物語を出版社に持ち込んだりするわけですから、単に空想好きなお嬢さんというだけではないはずです。 このピーター・ラビットの出版はかなりスムーズに行きます。 その前にたぶん何回も他の出版社には断られていたんでしょうけど、いったん世に出たら印税もかなり入るくらいの人気のある本になったのですね。 この印税に関してはちょっと驚きますけどね^^) 幼い頃自分の作った話を弟に聞かせるシーンがあります。 その子供部屋にあるドールハウス♪ かなりすごいですよ~~、思わず「欲しい!」って思いましたもの(笑) あんな素敵なドールハウスでおままごとしているビアトリクスはほんと幸せ~。 しかし、見ていると全く彼女や弟にはお友達がいないのね。 かわいそうなくらいでした。 その代わり彼女も弟も自然がお友達。 この自然とのふれあいが、ビアトリクスの創作活動の引き金にもなっていたんだろうなと思います。 毎年夏休みを過ごす(夏休みといっても3ヶ月もあるのだけど)湖水地方の自然の美しさも堪能できます。 そして出版を通してめぐり合ったノーマン・ウォーンとの恋。 このノーマン役のユアン・マクレガーがかなり好演しています。 いいですねえ~ユアン♪ →しかし、見ていると「ああ、これは悲恋になるんだな」と思ってしまいましたね、あまりにもいい人過ぎるんだもんユアンが(笑)実際に悲恋になるとそれはそれで涙が止まらないのですが・・← レニーは素朴な雰囲気、はにかんだ表情など彼女らしいです。 素朴なんだけどかなりシンのしっかりした女性であるのを見せてくれます。 話題になっているピーター・ラビットたち、彼女の描いた絵がアニメーションになるシーン。 かわいいです^^) しかしもっと動き回ってくれるのかと思っていたのでちょっと物足りないかな? あんまり動き回っても、ポイントがずれてしまうから仕方ないですかねえ~。 ピーター・ラビット関係の商品は本当に驚くほどあるのですねえ。 私はじっくりピーターの絵本など読んだことがなかったことを思い出し、今度眺めてみたいと思いました。 ピーターラビットとビアトリクス・ポターの世界 (大型本) カミラ ハリナン (著), Camilla Hallinan (著), 上野 和子 (著) (楽天さんにはなかったんですが、アマゾンのほうにこの本がありました。大型本でもありお値段も¥3990とちょっとお高いんですけど、かなり内容は濃いみたいですね) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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