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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:2010洋画
実は一週間前に「パリより愛をこめて」の後に見てきたのだ。
書くのが遅いんじゃな~~い。はい、まったく。 すっかり印象が薄れてしまった(笑) なので簡単に ☆グリーン・ゾーン☆(2010) ポール・グリーングラス監督 マット・デイモン グレッグ・ギニア ブレンダン・グリーソン エイミー・ライアン ストーリー フセイン政権陥落直後のイラク、バグダッド。米陸軍のロイ・ミラー准尉と彼の部隊は、大量破壊兵器の発見という極秘任務に就いていた。しかし、上からの指示に従って捜索を繰り返しても、一向に兵器はおろか、その痕跡すら掴めずにいた。次第に、情報源への疑いを強めていくミラー。しかも、ようやく手にした重要な手がかりは国防総省のパウンドストーンによって握りつぶされてしまう。国防総省への不信が募るミラーは、同じ疑念を持つCIAのブラウンと手を組み、独自の調査に乗り出すが…。 ~~~~~~~~~~~ マッチョなマット再びですね~。 大量破壊兵器を発見する仕事をしているけど、いつも空振り。 イライラ~~ですわね、なんでこんなに情報が間違っているんだ!!って。 その彼が単独(部隊の一部も巻き込むけど)で、本当はどこに破壊兵器があり情報はどこから出ているかを突き止めようとするのね。 一兵(准尉ですけど)で、普通ならこんなことは無理ってもんですわ。 まあ、そこは映画ですから^^) 最近はやりのアメリカのごめんなさい的なストーリーにアクションを絡ませた感じですよね。 実はこの映画を見る直前(前の映画との間に時間があって)池上さんの本を読んでいたんです。 ちょうどそこにブッシュ大統領の話があって、アメリカがイラクに戦争を仕掛けたその理由のひとつが書かれていたのですよ。 確かに9・11が引き金でしょうが、大統領としての彼の思惑には2期目の大統領を狙っていたという事もあったと書かれていました。 戦争をしているときに大統領を変えることはない、というわけですね。 ブッシュのお父ちゃんもブッシュでしたけど、お父ちゃんは1期しか大統領を務めなかったんですね。そんな事で息子は父親を乗り越えるためどうしても2期は大統領を務めたかったらしいです。 それ?そのために大量破壊兵器があるって言ったわけ? 当時私もニュース番組などで、なかなか大量破壊兵器が見つからずなんだろうなあこの状態は?と思ったりしましたよ。 最初はイラクが本当にどこかうまく隠しているのかと思ったけれども、それにしてもアメリカのように技術の進んでいる国が探して見つからないってどうしてだろう?って思っていたんですよ。 なので、今この話を持ってきたのはあまり新鮮味はないかなって思うんですけどね。 なんか中途半端なのね。 娯楽的なアクションありサスペンスありにするには、まだ詳しく話ができないせいか(裏事情もあるだろう)スッキリ、スカッとした感じがしないのね。 それも狙いのうちなのかもしれないけど・・・こんなことが裏にありそうなんだよって見せているわけだから。 このもやもや感をよく見せていたのが、グレック・ギニアの扮する国防総省のクラーク・バウンドストーン。 裏でこそこそしてるし、うさんくささ満点。 本当はこの情報局のクラークの裏に誰がいるのかってところも見せてほしかったけど、それは無理ってもんなんでしょうね~。 アクションをハンディカメラでというのは、このグリーングラス監督の得意とするところですよね。 迫力あります。 でもゴチャゴチャするんです(笑) グリーングラス監督のボーンシリーズは面白いですよねえ。 男臭さと男の渋さを見せてくれる監督だわ~なんて勝手に思ってます。 今回もその路線です、確かに。 次回は男の哀愁を見せつつボーンシリーズみたいなアクションをもっと見せてくれる映画を作ってほしかな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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