つい無いものねだりをしがちなのです。自分の持っていないものを手に入れたがるものかもしれません。例えば美味しいもの、食べたいもので言えば、半世紀以上前に食べた「生チタケの出し汁で煮込んだうどん」あれは当時の極上の味だったような気がする。しかも無料で手に入った。近所の里山に毎年生えてくるわけです。生えてくる場所を知ってさえおればシーズンになれば口にできたわけです。やがて残された里山が大型工業団地になり、チタケの出た場所がブルドーザーで整地されてしまったわけです。
約10年ほど前だったでしょうか、web検索でチタケの露店販売を見つけた福島県に近い栃木県との県境付近の国道側で、当たりをつけて車を走らせた。運良くバッチリ発見。チタケが8本位で2千円で売られていたのを見て購入。さっそく帰宅してから子供の頃につくった要領で、、、う〜んなんか出し味が違うのだ。記憶のあの味の復活とはいかなかったのだ。コレは郷愁の味を捜したわけです。
「ねぎぬたの豆腐よごし」これも子どもの頃、葬式、結婚式を当時は自宅で行い隣組の主婦達でご馳走をつくるわけです。近在の伝統料理であったのでしょう。あれからもう60年以上、口にしていませんので今やもう味をも忘れそうです。
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最終更新日
2023/02/28 09:35:45 PM
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