2009Jリーグ ナビスコカップ予選リーグ【第4節】サンフレッチェ広島Vs大宮アルディージャ
大宮の張監督は、ナビスコとリーグで、全く違うGKを使う監督、使い分けている。リーグ13試合全て江角を使い、ナビスコ予選を全て今日の高木を使った。しかし、信じられないほど、ディフェンスとの連携が悪い。DFとGKのスペースを、なぜ、あそこまで何度も突かれるのだろうか・・・。アーリークロスや、裏へのパスがことごとく危険なパスへなった。広島シュート数25本がそれを証明している。ポゼッションが高いゲームであっても、20本以上のシュートはなかなか無い。シュートとして記録されるには、ある程度の規定がある(PA外から打ったシュートは、すぐに相手DFに当たるとシュートとしてカウントしない)ので、ここまでカウントされると言うことは、しっかりとラストパスが通ったと考えて良い。実際見ていればそうだった。修正されることも無かった。張監督のコメントを見ると「コンディション作りに失敗した」とあったが、それにしても・・・ここまでの差は、なかなか見られない。しかも、今季のJリーグ2節で、2-0の劣勢から広島相手に屈せず3点叩き込んで逆転したチームである。この試合はなんだったんだろう・・・釈然としないが、ペトロヴィッチ監督も言っているように、次への準備をしっかりして、広島はこの勝利を忘れるべきだろう。この予選リーグに突破を考えたとき、勝点の次に得失点が順位を決める。2位以内が決勝トーナメントへ進めるとしたら、混戦は必至、残りの予選リーグを戦うに於いて、この得点7は大きいものとなると思う。-------------○2009Jリーグカップ予選 第4節○5月30日(土)○広島ビッグアーチ○6,921人-------------広島7-0大宮-------------個人的MIP 柏木-------------余談ですが・・・ゴールが取り消されるシーンがありましたね。そのキッカケとなったのは4審のアピールからですが、その4審、なかなか懐かしい人でしたね・・・。あの瞬間はちょっと広島にとって「またか・・・」となりかけましたが。その後、3点目を広島が入れて、試合が決まりましたね。あのゴール取り消し後のFKが決まって、2-1なら違う試合だったように思います。しかし、主審以外の3人の審判が活躍したゲームでもありました。