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テーマ:いまさら、ビートルズ。(617)
カテゴリ:John Lennon
♪ク~リスマスが今年もやってくる 悲しかった出来事を 消し去るように
カーネルおじさんとは あまり ♪大切な物は みんな そばにある 穏やかな毎日が 続くぜいたく 子供達が読み書きそろばんを学べるのは、贅沢なことなんだなぁ…と今年も実感したジョンレノンスーパーライヴ Dream Powerレポート後半。前半は こちら 。 戦争や貧困に苦しむ世界の子供たちのために学校を作り、学ぶ幸せの機会を贈ろうと行われてきたチャリティライヴ。過去8回で、アジア・アフリカ22か国に85校を建設・支援してきた。今回からは南米も加わり、さらに10校増える。発起人は オノヨーコ(敬称略)。太平洋戦争で東京大空襲を経験した戦中派だ。 「オノヨーコってどんな人?一度見てみたい。宮沢りえも平原綾香も出るし。」 百聞は一見に如かずと、ミーハー気分で小学生の息子と初めて参加したのは3年前。今年で4回目だ。人気ミュージシャンや俳優が集合するとあって、客層は幅広く、親子連れやリピーターも多い。皆勤賞もいるようだ。 天国は無い ただ 空があるだけ 国境も無い ただ 地球があるだけ みんながそう思えば 簡単なことさ 夢かもしれない でも その夢を見てるのは 一人だけじゃない 世界中にいるのさ (「イマジン」 忌野清志郎訳) セットリスト 1. #9 Dream/奥田民生&吉井和哉 2. One After 909/奥田民生&吉井和哉 3. Don’t Let Me Down/松本素生 4. (Just Like) Starting Over/松本素生 5. Mother(無伴奏)/Leyona 6. You Really Got A Hold On Me/Leyona 7. Nobody Told Me/BONNIE PINK 8. 抱きしめたい(I Want To Hold Your Hand)/BONNIE PINK 9. Love(朗読)/松山ケンイチ 10. Lucy In The Sky With Diamonds/ROCK’A’TRENCH 11. Woman/ROCK’A’TRENCH ナレーション~ 学校建設の意義/山崎直子 12. Oh Yoko/LOVE PSYCHEDELICO 13. Jealous Guy/LOVE PSYCHEDELICO 14. Love/浅井健一 15. Day Tripper/浅井健一 ナレーション~ゴミの山で暮らす少年の手紙/山崎努 16. Out The Blue/Cocco 17. I’m So Tired/奥田民生 18. Polythene Pam/奥田民生 19. Imagine(日本語)/忌野清志郎 20. Working Class Hero/泉谷しげる&LOVE PSYCHEDELICO 21. You’ve Got To Hide Your Love Away/泉谷しげる&LOVE PSYCHEDELICO 22. Imagine(朗読)/松山ケンイチ 23. Your Hands/オノ・ヨーコ 24. Give Peace A Chance(Dance Remix)/オノ・ヨーコ 25. I’m Losing You/吉井和哉 26. Yer Blues(日本語)/吉井和哉 27. Help! /吉井和哉 オノ・コード (説明:BONNIE PINK) 28. Happy Xmas/全員 29. All You Need Is Love~Give Peace A Chance/全員 30. Imagine/全員 ミーハーメモ 1&2. 常連コンビのハモリ。「Mind Games(ヌートピア宣言)」と「Let It Be」から、開催回数と、ジョンの好きな数字をかけた選曲。パンフレットの裏表紙にも「9」の文字。 8. 客席はノリノリ。手拍子のリズムは人それぞれだが、揉み手はいない 9. のっぽの松ケン「頑張れケンイチ~」の歓声に、はにかみながら「ありがとうございます。」泉谷さんと同県人。(この後、スライドで学校紹介。) 10. 曲の題名は当時4歳だったジョンの息子ジュリアンの書いた絵から。幼稚園のクラスメートだったルーシーは、今年、空に帰った。46歳。 11. アップテンポな「Woman」にぶっとぶ。(ボーカルは東大法学部卒、キーボードは工学部卒。ガチで首相の後輩じゃん) 13. ジョンのピアノが切ないしみじみソングが、なんと、元気なC&W調に 16. ショートヘアーに黒ぶち眼鏡のCocco。 チャリティに懐疑的だったが、ベトナムの支援校を訪問した際、初対面の子に「I love you」と言われ、心が動く。自分に何ができるのか、ずっと考え続けている。 17&18. ホワイトアルバムの ゆる~い曲と、発売40周年のAbbey RoadB面メドレーから。ギンギンのギターが格好いい♪ 19. まるで清志郎がステージ中央に立っているかのように浮かび上がり、場内騒然。(スターウォーズ1作目でR2D2が映し出したレイア姫のような感じ。)左右のスクリーンではアップ映像。 一昨年、北西二階席で目にした、あの空気が蘇る。心に迫る歌と感動、そして喪失感。泣いている人が多い。在りし日の清志郎 魂の叫びと、箭内さん渾身の作品に感謝 21. 「忌野清志郎の代わりに来たけど、なんだ、生きてるじゃないか。」会場がしんみりした後は、さぞやりにくかっただろうな。「ビートルズファンもババァになりやがって」毒蝮三太夫ばり。ババァですんまへん。 悪態をつきながらも、照れや気遣いが感じられる。和訳の泉谷節は70年代の香りが漂い、彼のオリジナルのように聞こえた。「Help!」からの曲は、タイトル部分を会場に「歌え!」と命令。「まだまだ声が出てない!」「お前らにリズム感は期待してない!」と罵倒されても、みんな大喜び 23. 日英2カ国語。まさかこの歌を生で聴けるとは。「一日(一生)に何度逢っても逢い足りない」の歌詞が悲しい。最後に「I love you!I miss you!」とシャウト。黒いパンツスーツで軽やかに歌い踊るパワーはどこから来るの 出演アーティストの発表には、毎年ワクワクする。初めて見る名も多く、子供に教えてもらうこともある。ROCK'A'TRENCHは有名らしい。ジョンの弱い部分やチャーミングな部分が好きで、困った時に話しかけたくなるおじさんだとボーカルの山森君は語る。 ジョンをリアルタイムで知らない世代は、曲の解釈も個性的だ。しっとりとしたラブバラードがぶっとんだアレンジになってたのには、本当にたまげたが、新し物好きなジョンは喜んでたかも。 オノコードのパフォーマンスは温かい。ヨーコの「今度はジョンに向かってi ii iii(I Loce You)」の声に、みんなで天井を照らした 一斉のスポットライトにドキッとしたかな? それぞれがお気に入りのTシャツで登場。ジョンが描いた 猫Tシャツ を着ていたのは、BONNIE PINK、松山ケンイチ、Leyona、Cocco。吉井さんの胸には Citizen Of Nutopiaの文字、箭内さんは上着の下に清志郎の似顔絵入りTシャツ。 ヨーコのトレードマーク・黒い大きなサングラスは、眼鏡屋で付けたらジョンが「似合うよ」と言ってくれた物。その2週間後、彼は帰らぬ人となり、泣きはらした目をカムフラージュするために、かけてみた。「ジョンは(長くないことを)わかっていたのかもしれません。」ずり落ちそうなサングラスは、ジョンと過ごした最後の日々を思い出す品だった。40歳がどんなに若かったか、今は実感できる。本当にもったいない。 「海に小石を一つ落とすと、世界中の海に波動が広がることが、科学的に証明されたそうです。ジョンは一人で小石を投げ続けていました。私たちも小石族になりましょう。どんなに小さな石でもいい。その波動は広がりますからね。」 小さなブログでも、それはあるかも。しこしこ綴った日記をアップする瞬間、私も小石を投げてるってことになるのかな。男もすなる、石投げといふものを、女もしてみむとて、するなり。 ドリームパワーの膨大なエネルギーに圧倒され、しばらくレポを書く気が起きなくなる。清志郎の復活した今年は、特に、さっぱりまとまらず、トホホだった。でも、ここで留まると次に進めないので、凸凹でもアップしちゃうぞな。読みにくくてaisumasen 放送日 JCNグループ 2010年1月1日(金) 0:30~ 2:30 1月3日(日) 20:00~22:00 BS朝日 1月3日(日) 21:00~22:55 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月31日 00時54分05秒
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