カテゴリ:健康~こころとからだ
私は小さいころから老け顔だった。小学校ではクラスで身長順に並ぶと一番後ろとかその前とか、高いほうだったから小学生の時に「どこのOLさん」と声掛けされて、年齢が2倍のお兄さんたちにナンパされた。
紙に書いた電話番号をもらったこともある。ポケベルを持たされそうになったこともある。 オイオイ(^^; このままいつも見た目年齢より上のままババアになっていくのかな、と思っていたが、「老け顔の人はある時から見た目年齢が止まることが多い」と言われて、それだけが命綱だった。小学生の時から見た目20代だったので、30歳くらいには年相応になるかなと思って生活していたが、社会人になったとたん、忙しすぎて見た目云々のことすら気にする時間もなくなった。 奴隷のように(じゃなかった、奴隷として)働いた。 最近は「失礼ですけれどおいくつですか」と聞かれると、相変わらず正直に答えるけど「え、そんな歳には見えない」と返ってくることが増えた。「そんな歳には」も嬉しいわけではなく「なんだよー」という気分でいっぱいなのだが、そこにこだわったところで場が盛り下がるだけなのでスルーしている。 世の女性で、同年代ですっぴんもあんまりいないからだと思う。コロナ禍からファンデーションを止めて化粧をする女性も出てきたので、そういう体で世間が見てくれるようになったのも、嬉しい誤算である。 「化粧は女の最低限の身だしなみなのに君は!」と喝破するおじさんたちも、ハラスメントに厳しい世の中になったので、ほとんど見かけなくなった。 そういう意味では、居心地のいい時代になった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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