園芸・年間計画
古来、昼夜が等しい長さになる日が一年に二回、尊ばれてきました。昼夜平分時、即ち「春分の日」と「秋分の日」です。特に春の芽吹きの時期は、スプリング・エキノックス Spring Equinoxとして、欧米では現在でも神に祈りを捧げる日とする習慣があります。陰と陽、対極にある二つのエネルギーがそれぞれ等しい力を発揮して合体し、ひとつになるその一日に、人々は自然界に最強のエネルギーが働くことを、万能の神の存在を見たのです。三百六十五分の一の精妙さに―人は神秘の力を見出してきたのですね。ナディア・オフィスでの園芸は下記オリジナル暦をもとに進めていっております。また、3月19日土曜日11時~「春分の日にちなんだ古代魔術儀式」の勉強会を開催。伊達や酔狂で古代人も存在していたわけじゃあございませんよ。農業、狩り、何にせよ皆、死活問題を扱っていたのです。占術も然りです。豊穣を祈って、わたしたちの祖先は懸命に命を削っていたのです。そういう歴史も学んでこその「文化=カルチャー<アグリカルチャー」なのではないでしょうか?culture:文化とcultivate:耕す切っても切れない関係性はご存知でしょうか?ジャーマン・カモミールの種をまきつつ、ふるってご参加お待ちしております☆彡